
360度カメラを使ってみたい
大手ブランドは高すぎる
初めて使うから安価なモデルで試したい
アクションカメラ界の「高コスパ」ブランド AKASOから、360度カメラ「AKASO 360」が登場しました。
360度カメラといえば、文字通り全方位を高画質映像で撮影し、アングルを自由に調整できるので撮り逃しのない映像を楽しめます。
Insta360が独走状態でしたが、2025年はDJI Osmo 360やGoPro MAX2がリリースされて、注目度が高まっています。
そんな注目度が高まる360度カメラですが、ネックは「価格」。
大手ブランドの360度カメラは、6〜8万円、アクセサリーを揃えれば10万円コースも珍しくないなか、AKASO 360はカメラ本体が2万円台とコスパ最強クラスのモデルです。
本記事では、AKASO 360を実際に使用して、良かった点と気になる点をまとめました。
360度カメラを探している方は、ぜひ最後まで読んでください。
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AKASO 360 のスペック・外観チェック


AKASO 360の基本スペックと外観をまとめましたので、参考にしてください。
AKASO 360 スペック一覧
| 写真 商品名 | ![]() ![]() AKASO 360 |
| 発売日 | 2025年7月7日 |
| 特徴 | 圧倒的なコスパ 晴れの日はきれいに撮れる スポット撮影に適している |
| 動画 最大解像度 | 5.7K30fps |
| 写真 最大解像度 | 7200万画素 |
| センサーサイズ | 1/2インチ |
| 動画モード | |
| バッテリー容量 | 1,350mAh |
| 連続撮影時間 5.7K30fps | 約60分 |
| 熱停止の耐性 | 普通 |
| 環境温度 | 0〜40℃ |
| 重さ | 180g |
| サイズ | 110×47×31mm |
| ECサイト | Amazonを確認する |
AKASO 360の外観デザイン


AKASO 360の外観デザインは、360度カメラ特有の突出したレンズに、長方形型で握りやすい形状をしています。
2.29インチのタッチディスプレイに、録画ボタン、側面にバッテリーとUSB挿入口があり、反対側に電源ボタンがあり、操作性は高いです。


本体底部は、クイックリリースマウント形状がなく、通常の1/4インチネジが採用されており、純正の自撮り棒だけでなく、サードパーティ製の自撮り棒と互換性があります。


ユーザーインターフェースでは、設定画面は6つの項目があり、
- 音量
- 回転ロック
- 画面ロック
- 画面の明るさ
- インジケーターLED
- 詳細設定
が表示されます。
詳細設定では、さらに細かな設定を行えます。





ハイブランドのカメラと比べれば、物足りない印象もありますが、複雑な機能はないので、初心者にもわかりやすい操作性ですよ
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AKASO 360 を使って良かったこと
実際に山で使用して感じたメリットは、以下の5点に集約されます。
撮影後に好きなアングルを切り出せる
AKASO 360は、「とりあえず回しておけば、絶景を見逃さない」全方位撮影が最大のメリットです。


構図を検討する必要はなく、360度全ての景色を撮影できるため、帰宅後にアプリで「自分」「景色」「足元」と好きな場所を自由に切り出せます。



撮影スキルがなくても、後から好きなシーンを切り出せるので、撮影を気にしすぎずに眼の前の景色を楽しめますよ
5.7K画質はスマホ閲覧レベルなら十分きれい


AKASO 360の5.7K画質は、スマホやタブレットで視聴することを目的にするなら、満足度の高い映像を撮影できます。
360度カメラの主流は、8K映像になっていますが、「AKASO 360は5.7Kと2世代前の解像度のため、あまりきれいじゃないのでは?」と不安になります。
しかし、晴れの明るい場所で撮影すれば、十分きれいな映像を撮影でき、解像度を落として見ることが多いスマホやタブレットで視聴するレベルなら満足度は高くなります。



初めての360度映像を楽しむなら、満足度の高い映像を撮影できますよ
ソロでも自分と景色を同時に残せる


AKASO 360には、「見えない自撮り棒」機能が搭載されており、一人で撮影しても、第三者視点で撮影されているような映像が撮れます。
自動処理で自撮り棒が映像から消えるため、自分と壮大な山岳風景をセットで記録できます。
誰かに撮影を頼む必要がなく、ソロ登山の記録クオリティが劇的に向上します。
ジンバル不要でブレない映像が撮れる
AKASO 360の手ブレ補正は強力で、ラフな登山道を歩いても安定した映像が撮影できます。
360度カメラは、手持ちで撮影することが多いため、視聴者が酔わない滑らかな動画に仕上げるためにうれしいポイントです。



別途ジンバルなどの機材を持ち運ぶ必要がないため、装備の軽量化にも貢献しますね
全天候防水で急な雨でも安心


AKASO 360は、全天候防水仕様で、山の天気が急変しても撮影を中断せずに済みます。
多くのカメラが雨天時に収納を余儀なくされる中、そのまま出しっぱなしにできる点は大きなアドバンテージです。
また、コンパクトな筐体はサコッシュに収まりやすく、機動力も損ないません。
圧倒的なコストパフォーマンス
大手ブランドの360度カメラの価格は、最低でも5万円以上するなか、AKASO 360は驚異の2万円台で手に入る圧倒的なコストパフォーマンスがあります。
アクセサリーを含めても3万円台で揃えられるので、初めて360度カメラを試してみたい人には特におすすめです。
360度カメラを初めて使うハードルを大きく下げてくれているので、いきなり初期コストを掛けすぎたくないなら、選択肢に入れてみてください。
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AKASO 360を使って気になる点
価格なりの弱点は明確に存在しますが、運用方法でカバー可能です。
夜間・暗所撮影は苦手
メーカーも非推奨にしていますが、AKASO 360は暗い場所での撮影を苦手としており、画面全体が暗く映像としては課題が残ります。


ただ、晴れの日の映像に特化してみれば、きれいな映像を撮影できるので、昼の撮影がメインの方には特に問題はありません。





2万円台でコレだけ撮影できるなら、許容できる範囲だと感じますね


バッテリー持続時間が短い
AKASO 360のバッテリー持続時間は1個あたり約1時間のため、予備バッテリーへの交換頻度が高く感じます。
宿泊する登山では、1日約4時間以上の撮影をすることも多いため、最低でも3つ以上の予備バッテリーを持つ必要があります。
ただ、連続撮影しても熱暴走により動作を停止することはないため、高解像度の他社モデルと比較すると使いやすい部分はあります。



基本的には、展望の良いところでスポット的に撮影をするほうが撮影スタイルとしては適している印象でしたね
残り撮影時間がわかりづらい


AKASO 360のディスプレイには、SDカードの残容量のみ表示されるため、撮影可能時間がわかリづらいデメリットがあります。
仮に100GB残っていても、あと何分撮影が可能かがわからないと安心して撮影に集中できないというデメリットがありました。



5.7Kの場合、1GBで約◯分の撮影ができるので、撮影時間の目安は記憶しておくことをおすすめします
動画ファイルの管理・編集は手間がかかる


AKASO 360の撮影データは、「前方」「後方」「前後合わせた映像」の3種類のファイルが生成され、5分毎に分割される仕様のため、PCのデータ管理が大変な側面があります。
例えば、20分の撮影では、「3種類のファイル×4分割(5分×4」で、計12個のファイルが生成されるため、ファイル数がかなり多くなります。
動画編集アプリでは、3つのデータを一括で処理してくれますが、データが一つでも破損するとエラーが出てしまうため、注意が必要です。
データ容量は、5,7K30fpsの5分映像に対して、約4.6GB必要になることも考慮すると、データ管理には手間がかかる印象です。



AKASOは価格が安いため、編集アプリの開発コストなどでこの形態しか対応できないと考えると、妥協点にはなりますね
外部マイクの接続はできない
AKASO 360は、外部マイクとペアリングできないため、クリアな音声を必要とする方は別の機材での収録が必要です。
登山や旅行で利用するなら問題ありませんが、バイクやサイクリングで利用する方は音声を別撮りするのがおすすめです。



ただ、2万円台で360度の映像を自由に撮影できるなら、バランスは整っている印象がありますね
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【スペック比較】コスパ最強の360度カメラ
2025年の360度カメラをスペックで比較してみたので、参考にしてください。
| モデル | ![]() ![]() AKASO 360 | ![]() ![]() Insta360 X4 Air | ![]() ![]() Insta360 X3 |
| 発売日 | 2025/7/7 | 2025/10/28 | 2022/9/8 |
| 特徴 | 圧倒的なコスパ 晴れの日はきれいに撮れる スポット撮影に適している | 8K映像できれい 晴れの日に強い コスパ優秀 | 5.7K映像が撮れる 2世代前モデル |
| 動画 最大解像度 | 5.7K 晴れの日に強い | 8K 晴れの日に強い | 5.7K |
| センサー サイズ | 1/2.0 | 1/1.8 | 1/2 |
| 重さ サイズ感 | 180g 小さめ | 165g 小さめ | 180g 小さめ |
| バッテリー容量 | 1350mAh | 2010mAh | 1800mAh |
| 連続撮影時間 最高画質 | 約60分 | 約92分 | ー |
| 熱停止の耐性 | 強い | 強い 8K30fps 熱停止なし | 強い |
| 破損時の レンズ交換 | できない | できる | できない |
| 参考価格(税込) ※セール時価格 | 28,980円 | 56,900円 ※バッテリー特典 | 45,500円 ※バッテリー特典 |
| ECサイトへ | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
とにかくコストを抑えたいなら、AKASO 360
コストと性能のバランスを重視するなら、Insta360 X4 Air
>>【比較レビュー】Insta360 X5 vs X4 Air
映像性能と夜間撮影を重視するなら、Insta360 X5・DJI Osmo 360
>>【徹底比較】Insta360 X5 vs DJI Osmo 360



360度カメラは撮影のクセが強いため、使い続けるか不安な方はAKASO 360で試してみるのはおすすめですよ
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AKASO 360 をおすすめできる人・できない人
AKASO 360のおすすめできる人とできない人をまとめました。
- 初期費用を抑えて360度カメラを試してみたい人
- 構図にこだわらずに撮影したい人
- 晴れた日をメインに撮影したい人
- スマホ・タブレットの利用がメインの人
- 夜景や暗所での撮影を考えている人
- 8K画質やプロレベルの映像を求める人
- 外部マイクを使って音質もこだわりたい人
- 自動動画編集に頼りたい人
- 長時間撮影をしたい人



カメラの購入で、いきなり6万も出して、もし使わなくなったら不安という方に特におすすめできるモデルですよ
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今買うならおすすめの購入先?
AKASO 360をいま購入するなら、Amazonが最もおすすめです。
Amazonでは、翌日配送に対応しているので最短で入手可能で、万が一、トラブルが発生した場合でも、返品・返金の対応がスムーズでおすすめです。
楽天市場、Yahooショッピングでは、取り扱い店舗が限定されており、価格が高めに設定されている店舗もあるため、注意が必要です。
大手ECサイトの価格を一覧にまとめたので、参考にしてください。
大手ECサイト 比較一覧表
| 商品名 | Amazon | 楽天市場 | Yahoo ショッピング |
| 参考価格 (税込) | 28,980円 | 34,329円 | 販売ショップ 見つからず |
| 割引後価格 (実質割引額) | 28,690円 (290pt) | 32,769円 ()1560pt | ー |
| ポイント 還元率 | 1%(税込) | 5%(税抜) | ー |
| 備考 | 翌日配送 アフターサービス充実 | 条件達成・セール でさらにお得 | ー |
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よくある質問 Q&A 5選
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コスパ最強クラスのAKASO 360!
AKASO 360は、「360度カメラの敷居を劇的に下げた一台」と言えます。
もちろん、細かなアプリの挙動や夜間画質など、価格を考慮する必要はありますが、日中の登山や旅行で使う分には、驚くほど綺麗な映像が撮れます。
予備バッテリーや自撮り棒などをそろえても、3万円台というコスパの高さは、360度を始めて使う人にとって最大のメリットです。
「360度カメラ、気になってたけど高くて手が出なかったんだよね…」という方は、ぜひAKASO 360で全天球撮影の世界に飛び込んでみてください。


- 撮影後に好きなアングルを切り出せる
- 5.7K画質はスマホレベルなら十分
- ソロでも自分と景色を撮影できる
- ジンバル扶養でブレない映像が撮れる
- 全天候防水で急な雨でも安心
- 圧倒的なコストパフォーマンス
- 夜間・暗所撮影は苦手
- バッテリー持続時間が短い
- 残り撮影時間がわかりづらい
- 動画ファイルの管理は手間
- 外部マイクの接続はできない
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