
登山用ザックってどれを選べばいいの?
サイズや容量、自分に合うものがわからない…
失敗しないポイントはある?
このような悩みを持つ人に向けて書いています。
登山用ザック(バックパック)には、水・食料・防寒着・その他必要な登山用品をすべて背負って運ぶための必須ギアです。
自分の登山スタイルに適したザックを選ぶためには、下記7つのポイントを考慮する必要があります。
この記事では、登山ザックの選び方と人気のおすすめモデル10選をまとめて解説していきます。
どのザックが自分の登山スタイルに適しているか迷っている人は、ぜひ最後まで読んでください。
おすすめ登山ザック 10選
モデル | Amazon レビュー | ポイント | 詳細リンク | 容量 | 重量 | サイズ (背面長) |
---|---|---|---|---|---|---|
![]() ![]() グレゴリー ズール24 | (4.6) | フィット感と通気性に優れる 使い勝手の良い収納性も良い 日帰り登山向け | 詳細へ移動 | 24L | 約1.05kg | ワンサイズ (41~56cm) |
![]() ![]() オスプレーストラトス 24 | (4.6) | 高い通気性とフィット感 収納性も高い 日帰り登山向け | 詳細へ移動 | 24L | 約1.26kg | ワンサイズ (46~56cm) |
![]() ![]() ドイター フューチュラ32 | (4.6) | 定番の通気性重視モデル 日帰り〜小屋泊1日向け | 詳細へ移動 | 32L | 約1.44kg | ワンサイズ (背面長調整機能なし) |
![]() ![]() マムートDucan Spine 28-35 | (4.6) | 背骨の動きに追従する フィット感 日帰り〜小屋泊1日向け | 詳細へ移動 | 28-35L | 約1.6kg | ワンサイズ (背面長調整機能なし) |
![]() ![]() カリマー リッジ 30+ | (4.4) | 丈夫でシンプルなデザイン 機能性と拡張が高い 日帰り〜小屋泊向け | 詳細へ移動 | 30L+ | S:約1,36kg M:約1,42kg L:約1,46kg | S:42cm M: 47cm L:52cm |
![]() ![]() ミレー サースフェー 30+5 | (4.3) | 使いやすさ・拡張性 通気性が高い 中型ザック 長時間の日帰り〜小屋泊向け | 詳細へ移動 | 30+5L | 約1.5kg | M:48cm L:51cm |
![]() ![]() ザ・ノース・フェイス テルス35 | (4.5) | 軽量で収納性◯ 万能タイプ 長時間の日帰り〜小屋泊向け | 詳細へ移動 | WM:33L M:35L L:37L | WM:約1.41kg M:約1.47kg L:約1.57kg | WM:42-50cm M:43-51cm L:48-56cm |
![]() ![]() ノードカム アンタレス50+10L | (4.4) | 耐久・機能性が高い メイン収納部の開閉可能 収納・整理が便利 テント泊・長期縦走向け | 詳細へ移動 | 66L | 約1.7 kg | ワンサイズ (背面長調整機能あり。身長150cm~200cmまで対応) |
![]() ![]() グレゴリー バルトロ 65 | (4.8) | 大容量・高耐久 抜群のフィット感 重い荷物を快適に背負える テント泊・長期縦走向け | 詳細へ移動 | S:60L M:65L L:70L | S:2.14kg M:2.23kg L:2.38kg | S:40.6~48.3cm M: 43.2~50.8cm L:48.3~53.3cm |
![]() ![]() オスプレー アトモス AG 50 | (4.6) | 快適な背負心地 通気性と収納性が高い 1泊のテント泊登山向け | 詳細へ移動 | S/M:50L L/XL:53L | S/M=1.96kg L/XL=2.06kg | S/M:41~51cm M/L:48~58cm |
もう迷わない!登山用ザックの選び方


登山用ザック選びでは、以下7つのポイントを考慮するのがおすすめです。
容量|登山のスタイルに合った容量を選ぶ
登山ザックの容量は、主に荷物の量・季節・泊数によって変わるため、登山計画に合わせて選ぶ必要があります。
登山ザックの容量と登山スタイル
容量の目安 | 登山スタイル | 主な用途や特徴 |
---|---|---|
20L以下 | 日帰りハイキング軽登山 | 最低限の荷物(飲み物・雨具・行動食など)に適している |
20〜30L | 日帰り登山 | 防寒具・非常食・レインウェアなどを収納できる |
30〜40L | 山小屋泊登山(1泊程度) | 着替えや洗面道具など、 宿泊を前提とした装備が入る |
40〜50L | 山小屋泊登山(2泊以上)軽めのテント泊 | 長期の登山や荷物が多い場合に対応 |
50L以上 | テント泊登山縦走登山 | テント・寝袋・食料などすべてを自分で持つ本格的登山に対応 |
低山で容量の大きいザックを選ぶと、ザック本体が重たくなるため、疲れの原因につながります。
一方で、長期縦走や秋山登山では、荷物の量が多くなるため、適切な容量のザックを選ばないと荷物が入らなかったり、重量のバランスが崩れるおそれがあります。



日帰りなら20〜30L、宿泊登山をするなら40L以上のザックを選んでおけば安心ですよ!
サイズ(背面長)|合わないと疲れやすい
ザックには背面長と呼ばれるサイズがあり、ザックが体にフィットするかを決める重要な要素です。
自分の背中の長さに合ったものを選ばないと、肩や腰に負担がかかり、疲れやすくなります。



メーカーによってサイズ表記が異なるため、店頭で試着して背中にフィットするか確認しておくと安心ですよ
背負い心地|フィット感が歩きやすさに直結
荷物を背負ったときに肩や腰に過度な負担をかけないために、フィット感の高いザックを選ぶ必要があります。
特に、ショルダーベルトやウエストベルトの構造は背負い心地を決定する重要な要素です。
ベルトの種類 | 確認ポイント |
---|---|
ショルダーベルト | 肩に食い込まないか均等に重さが分散されるか |
ウエストベルト | しっかりと腰骨を包み込み、フィット感があるか |



ベルト調整がしやすく体にフィットするザックであれば、荷物の重みが分散され、長時間の登山でも疲労を抑えられますよ
素材|耐久性・防水性・重さに注目
登山中はザックが岩や木に擦れたり、雨に濡れたりするため、耐久性と防水性に優れた素材を選ぶのがおすすめです。
ただし、耐久性と防水性が高い素材は重量が増える傾向があるため、軽くて丈夫な素材を選ぶようにしてください。
ザックの素材選びのポイント
特性 | ポイント |
---|---|
耐久性 | 厚手の生地、またはリップストップ加工(引き裂き強度を高める加工)が施された素材がおすすめ。 |
防水性 | PUコーティングやシリコンコーティングなど、防水加工が施された生地がおすすめ。 ただし、縫い目やファスナー部から浸水するため、レインカバーは必須。 |
軽量性 | 薄手のナイロン素材がおすすめ。 ただし、耐久性が劣る場合もあるので注意が必要。 |



軽くて耐久性の高いモデルが主流になっているので、実績のあるブランドを選べば安心です
重さ|できるだけ軽量なものを選ぶ
ザック本体の重さは、登山時の疲労に直接つながるため、できる限り軽量なものを選ぶのがおすすめです。
ただし、軽さを追求すると、耐久性や機能性が低下するため、登山スタイルに合せて選ぶ必要があります。
重さに影響するザックの機能
- 防水性・耐久性
- 収納ポケットの数
- 雨蓋
- ハイドレーションシステム
- ストラップの数



特に、初心者の方は、軽くてパッキングのしやすいザックを選ぶのがおすすめですよ
収納|使いやすいポケット配置が便利
登山用ザックの収納力は、荷物の入れやすさや取り出しやすさに直結するため、メインの荷室だけでなく、ポケットの数や位置、開閉のしやすさも確認が必要です。


登山ザックの収納ポケットと用途一覧
ポケットの種類 | 主な収納物・用途 | 特徴・ポイント |
---|---|---|
メインの荷室 | 衣類、寝袋などの大きな荷物 | 開口部が広いと出し入れしやすく、 仕切りがあると整理しやすい |
サイドポケット | ペットボトル、行動食など | 歩きながらでも取り出しやすく、 すぐに使える物の収納に便利 |
ウエストベルトポケット | スマートフォン、リップクリーム、小銭など | 頻繁に使う小物を収納すると便利 |
雨蓋(トップリッド)ポケット | 地図、コンパス、ヘッドライトなど | すぐに取り出したいアイテムを 収納するのに最適 |



その他、トレッキングポールなどを固定できるストラップがあると便利ですよ
付属機能|レインカバーやハイドレーション対応もチェック
登山用ザックの中には、レインカバーが付属しているモデルや、ハイドレーション(給水システム)に対応しているものがあります。
レインカバーは、ザックサイズに合わせて各ブランドが展開しているので、付属されていない場合は合わせて準備してください。



ショルダー部にボトルホルダーをつけるのも良いのですが、肩に負担がかかるため、長時間山行ならハイドレーションシステムはおすすめですよ
人気のおすすめ 登山用ザック 10選


人気のおすすめ登山ザックを容量別に10個厳選したので、ぜひ参考にしてください。
人気のおすすめ登山ザック比較表
モデル | Amazon レビュー | 参考価格 (税込) | 購入リンク | 容量 | 重量 | サイズ (背面長) | 背負い心地 (ベルト調整有無) | 素材 | 収納 | 付属機能 | カラー |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() ![]() グレゴリー ズール24 LT | (4.6) | 26,400円 | Amazon 楽天市場 グレゴリー | 24L | 約1.05kg | ワンサイズ (41~56cm) | ナイロン(高耐久リップストップ等) | レインカバーなし | ・フォッシルグレー ・オゾンブラック ・ミッドナイトネイビー | ||
![]() ![]() オスプレーストラトス 24 | (4.6) | 26,400円 | Amazon 楽天市場 | 24L | 約1.26kg | ワンサイズ (46~56cm) | ナイロン(210Dナイロン、420HDナイロン等) | ・シーウィード/マッチャグリーン ・ポインセチアレッド ・トンネルビジョングレー ・シュテイシャンブルー | |||
![]() ![]() ドイター フューチュラ32 | (4.6) | 29,700円 | Amazon 楽天市場 | 32L | 約1.44kg | ワンサイズ (背面長調整機能なし) | リサイクルポリエステル ナイロン | ・アトランティック×インク ・マサラ×チェリー ・グラファイト×シェール | |||
![]() ![]() マムート デュカンスパイン 28-35 | (4.6) | 37,400円 | Amazon 楽天市場 マムート | 28-35L | 約1.6kg | ワンサイズ (背面長調整機能なし) | ナイロン(リップストップナイロン) | ・silver sage-black ・black ・marsh-black ・sapphire-black | |||
![]() ![]() カリマー リッジ 30+ | (4.4) | 31,900円 | Amazon 楽天市場 カリマー | 30L+ | S:約1,36kg M:約1,42kg L:約1,46kg | S:42cm M: 47cm L:52cm | ナイロン(420Dナイロン等) | ・ブラック ・ブリティッシュグレージュ ・Kオレンジ ・ミッドナイト | |||
![]() ![]() ミレー サースフェー 30+5 | (4.3) | 28,050円 | Amazon 楽天市場 ミレー | 30+5L | 約1.5kg | M:48cm L:51cm | ナイロン(リップストップナイロン) | ・サファイア ・ハイドロ ・ディープレッド ・コーヒー ・ブラックノワール ・ゴールドクミン | |||
![]() ![]() ザ・ノース・フェイス テルス35 | (4.5) | 24,200円 | Amazon 楽天市場 ノースフェイス | WM:33L M:35L L:37L | WM:約1.41kg M:約1.47kg L:約1.57kg | WM:42-50cm M:43-51cm L:48-56cm | 260Dリサイクルナイロン+315D補強 | ・ターメリック ・ブラック ・ダックグリーン | |||
![]() ![]() ノードカム アンタレス 50+10L | (4.4) | 24,999円 | Amazon 楽天市場 | 66L | 約1.7kg | ワンサイズ (背面長調整機能あり。身長150cm~200cmまで対応) | 高強度ナイロン生地 | ・ネイビー ・レッド | |||
![]() ![]() グレゴリー バルトロ 65 | (4.8) | 55,000円 | Amazon 楽天市場 グレゴリー | S:60L M:65L L:70L | S:約2.14kg M:約2.23kg L:約2.38kg | S:40.6~48.3cm M: 43.2~50.8cm L:48.3~53.3cm | 高耐久リサイクルポリエステル ナイロン混紡) | レインカバーなし | ・アラスカブルー ・オブシディアンブラック ・ブリックレッド ・フェラスオレンジ(Amazonのみ) | ||
![]() ![]() オスプレー アトモス AG 50 | (4.6) | 44,000円 | Amazon 楽天市場 | S/M:50L L/XL:53L | S/M:1.96kg L/XL:2.06kg | S/M:41-51cm L/XL:48-58cm | ナイロン(210Dナイロン、420HDナイロン等) | ・ブラック ・ミシカルグリーン ・ベンチュリーブルー |
容量 20L〜|日帰り登山に最適なモデル
グレゴリー ズール24


- 調整ベルトで身体にフィット
- 通気性が高い
- コンパクトながら収納性が高い
- レインカバーがついていない
容量 | 24L |
---|---|
サイズ(背面長) | ワンサイズ(41~56cm) |
重量 | 約1.05kg |
背負い心地の調整 (ショルダーベルト、ウエストベルト有無) | あり |
素材 | ナイロン 60%(高耐久リップストップ等) ポリエステル 40% |
収納 | パネルローディングアクセスで荷物の出し入れがしやすい サイド・フロント・ヒップベルトに多彩なポケットあり |
付属機能 | 背面メッシュパネル チェストストラップホイッスル ハイドレーション対応 |
レインカバー | 付属なし |
カラー | フォリッジグリーン ボルケニックブラック ホライゾンブルー |
グレゴリー ズール24 LTは、背面メッシュ構造で蒸れにくく、軽快に行動できる人気の軽量モデルです。



高い通気性が特長で、夏山を快適に登りたい人におすすめですよ


オスプレー ストラトス 24


- 背面メッシュパネルで通気性抜群
- 背負い心地・フィット感が高い
- 小物を入れやすく収納性が高い
- トレッキングポールの収納が手軽
- 荷室が細身でパッキングに工夫が必要
- 重量はやや重め
- 価格が高め
容量 | 24L |
---|---|
サイズ(背面長) | ワンサイズ(46~56cm) |
重量 | 約1.26kg |
背負い心地の調整 (ショルダーベルト、ウエストベルト有無) | 〇 |
素材 | ナイロン(210Dナイロン、420HDナイロン等) |
収納 | パネルローダー式でアクセス良好サイド ヒップベルト・フロントにポケット多数 トレッキングポールを素早く固定可能 |
付属機能 | 背面メッシュパネル ストウオンザゴー ハイドレーション対応 |
レインカバー | 付属あり |
カラー | トンネルビジョングレー シーウィード/マッチャグリーン グリーンポインセチアレッド シュテイシャンブルー |
独自の背面システムで通気性に優れ、暑い日でも快適に登山が楽しめます。
トレッキングポールはザックを降ろさずに収納でき、小物の整理がしやすい収納性もメリットです。



日帰り登山向けモデルでは収納性が優れたモデルですね


容量 30〜40L|1泊2日・小屋泊に最適なモデル
ドイター| フューチュラ 32


- 背面メッシュで通気性が高い
- 収納・整理しやすい
- 耐久性・安定感に定評
- フィット感が高く疲れにくい
- 重量がやや重ため
- 価格が高め
- デザインがレトロな感じ
容量 | 32L |
---|---|
サイズ(背面長) | ワンサイズ(背面長調整機能なし) |
重量 | 約1.44kg |
背負い心地の調整 (ショルダーベルト、ウエストベルト有無) | 〇 |
素材 | リサイクルポリエステル ナイロン |
収納 | 二気室構造を一気室にも変更可能 荷物の整理がしやすい 雨蓋・サイド・ウエストベルトにポケットあり |
付属機能 | 背面エアコンフォートメッシュ ハイドレーション対応 2気室構造 |
レインカバー | 付属あり |
カラー | アトランティック×インク マサラ×チェリー グラファイト×シェール |
ドイター フューチュラ 32は、背面の「エアコンフォートセンシック」システムにより優れた通気性がメリットです。
ポケットがたくさんついているので、パッキングしやすいので、荷物整理が苦手な人におすすめです。



日帰り登山では、やや大きめな印象ですが、1日の小屋泊登山まで使えるので汎用性が高いのが魅力ですよ


マムート | Ducan Spine 28-35


- 背面長調整できる
- 軽量で動きやすい
- 容量拡張が可能
- デザインがかっこいい
- 価格が高い
- ポケット配置が独特で慣れが必要
容量 | 28-35L |
---|---|
サイズ(背面長) | ワンサイズ(背面長調整機能なし) |
重量 | 約1.6kg |
背負い心地の調整 (ショルダーベルト、ウエストベルト有無) | 〇 |
素材 | ナイロン(リップストップナイロン) |
収納 | 背負い心地に優れ、荷重移動がスムーズ トレッキングホルダーあり 28~35Lに容量拡張が可能 サイド・ヒップベルト・雨蓋など収納が豊富 |
付属機能 | サスペンションシステム ハイドレーション対応 |
レインカバー | 付属あり |
カラー | silver sage-black black marsh-black sapphire-black |
マムート デュカンスパインは、ザックが体に追従する特許技術「Active Spine Technology™」によって、重い荷物を背負っても重心がぶれずに肩腰の負担を軽減します。
ザックの容量を拡張できるので、日帰り〜1泊の小屋泊登山まで幅広く対応できます。



マムートは、少し価格が高めですが、使いやすさだけでなく、マンモスのロゴがとにかくかっこいいから好きです
カリマー | リッジ 30+


- 耐久性が高い
- シンプルで使いやすい
- フィット感・安定感が高い
- リーズナブルな価格設定
- 通気性はやや劣る
- 重量がやや重め
- デザインがやや地味に感じる
容量 | 30L+ |
---|---|
サイズ(背面長) | S:42cm M:47cm L:52cm |
重量 | S:約1,36kg M:約1,42kg L:約1,46kg |
背負い心地の調整 (ショルダーベルト、ウエストベルト有無) | 〇 |
素材 | ナイロン(420Dナイロン等) |
収納 | 雨蓋・サイド・ヒップベルトなど多彩なポケットあり 2気室構造で整理しやすく、荷物の出し入れも簡単 |
付属機能 | ハイドレーション対応 チェストストラップ ツールホルダー |
レインカバー | 付属あり |
カラー | ブラック ブリティッシュグレージュ Kオレンジ ミッドナイト |
カリマー リッジ30+は、日本の山岳環境を考慮して設計されており、豊富なポケットと使いやすい収納性に加え、耐摩耗性に優れた丈夫なナイロン生地を採用しています。



収納性が高いので、日帰り〜小屋泊登山におすすめ
価格が手頃で登山初心者の方に人気のあるモデルですね


ミレー | サースフェー 30+5


- 容量調整がしやすい
- 多機能ポケットで収納力大
- フィット感・安定感が高い
- カラーが豊富
- 重量がやや重い
- 価格が高め
- ストラップが長めで整えるのが面倒
容量 | 30+5L |
---|---|
サイズ(背面長) | M:48cmL:51cm |
重量 | 約1.5kg |
背負い心地の調整 (ショルダーベルト、ウエストベルト有無) | 〇 |
素材 | ナイロン(リップストップナイロン) |
収納 | 容量拡張可能 雨蓋・サイド・フロントなど多彩なポケットで整理しやすい |
付属機能 | 2気室構造 ハイドレーション対応 |
レインカバー | 付属あり |
カラー | サファイア ハイドロ ディープレッド コーヒー ブラックノワール ゴールドクミン |
ミレー サースフェーは、アルプス生まれの老舗ブランドのベストセラーモデルで、サイドアクセスや容量拡張機能など、使い勝手の良い機能が充実しています。



容量調整が可能で体にフィットしやすいため、長時間歩行も快適な人気モデルですよ


ザ・ノース・フェイス | テルス35


- 軽量でバランスが良い
- 用途に合わせた容量が選べる
- コストパフォーマンスが高い
- 通気性は標準的
- ポケット数が少なめ
- 少し重ため
容量 | WM:33L M:35L L:37L |
---|---|
サイズ(背面長) | WM:42-50cm M:43-51cm L:48-56cm |
重量 | WM:約1.41kg M:約1.47kg L:約1.57kg |
背負い心地の調整 (ショルダーベルト、ウエストベルト有無) | 〇 |
素材 | 260Dリサイクルナイロン+315D補強 |
収納 | 2気室構造で荷物整理がしやすい フロントジッパーが開閉して収納しやすい 雨蓋・サイド・ヒップベルト・フロントに多彩なポケット |
付属機能 | ハイドレーション対応 チェストストラップホイッスル |
レインカバー | 付属あり |
カラー | ターメリック ブラック ダックグリーン |
ザ・ノース・フェイス テラス 35は、シンプルなデザインながら、軽量でバランスの良いモデルです。
日帰り登山から小屋泊登山まで汎用性が高いモデルになります。



フロントジッパーが開くことで、ザック内をすべて見渡せるので、パッキングが苦手という方におすすめです
容量 50L〜|テント泊・縦走登山に最適なモデル
ノードカム | アンタレス 50+10L


- 大容量で長期縦走におすすめ
- フロントアクセスで収納性が抜群
- 機能性が高くあらゆる登山シーンに適応可能
- コスパが最強クラス
- ブランド知名度が低い
- 小柄な人にはサイズが大きく感じる
- 背面長のXSサイズ調整がかなり硬い
容量 | 60L |
---|---|
サイズ(背面長) | ワンサイズ(背面長調整機能あり) |
重量 | 約1.7kg |
背負い心地の調整 (ショルダーベルト、ウエストベルト有無) | 〇 |
素材 | 高強度ナイロン |
収納 | メインの荷室 雨蓋 サイド・ウエストポケット ピッケル・ストックホルダー |
付属機能 | メインの荷室のフロントアクセス構造 ハイドレーション対応 背面メッシュ構造 背面長調整あり(身長150cm~200cm) |
レインカバー | 付属あり |
カラー | ネイビー レッド |
NORDKAMM ANTARES 50+10Lは、大容量で多機能なバックパックを求める人におすすめです。
メインの荷室のフロント部が大きく開く設計になっているため、荷物の出し入れがスムーズに行えます。



パッキンが苦手でしたが、ポケットが多く、かゆいところにまで手が届く高い機能性が魅力で、長期縦走で安心して使えるおすすめモデルです!
【関連】【実使用レビュー】パッキングストレスを軽減するノードカム アンタレス50+10L




グレゴリー | バルトロ 65


- 背負い心地・フィット感が抜群
- 収納・機能が豊富
- 歩行時の安定感がある
- 価格が高め
- 重量はやや重たい
容量 | S:60L M:65L L:70L |
---|---|
サイズ(背面長) | S:40.6~48.3cm M:43.2~50.8cm L:48.3~53.3cm |
重量 | S:2.14kg M:2.23kg L:2.38kg |
背負い心地の調整 (ショルダーベルト、ウエストベルト有無) | 〇 |
素材 | 高耐久リサイクルポリエステル ナイロン混紡 |
収納 | 大容量で2気室構造 雨蓋・サイド・ヒップベルト・フロントなど多彩なポケットあり |
付属機能 | 背面メッシュ パネルハイドレーション対応 |
レインカバー | 付属あり |
カラー | アラスカブルー オブシディアンブラック ブリックレッド フェラスオレンジ(Amazonのみ) |
グレゴリー バルトロ 65Lは、独自の調整システムと厚みのあるショルダーハーネス・ヒップベルトで、快適に大量の荷物を運べます。
重たい荷物も重心が安定しているので、長期間の縦走やテント泊でも疲れにくい点も魅力です。



テント泊や縦走登山に挑戦したい本格派向けの大人気モデルですよ!
オスプレー | アトモス AG 50


- 背面のAG(アンチグラビティ)で快適
- 通気性・フィット感が高い
- 価格が高い
- 重量がやや重い
容量 | S/M:50L L/XL:53L |
---|---|
サイズ(背面長) | S/M:41~51cm M/L:48~58cm |
重量 | S/M;1.96kg L/XL:2.06kg |
背負い心地の調整 (ショルダーベルト、ウエストベルト有無) | 〇 |
素材 | ナイロン(210Dナイロン、420HDナイロン等) |
収納 | 2気室で整理しやすい 雨蓋・サイド・ヒップベルト・フロントに豊富な収納あり |
付属機能 | エアスピードサスペンション ハイドレーション対応 |
レインカバー | 付属あり |
カラー | ブラック ミシカルグリーン ベンチュリーブルー |
オスプレー アトモスAG 50は、独自の「アンチグラビティ™(AG)サスペンション」システムにより、フィット感と抜群の通気性を両立しています。
容量・機能のバランスが良く、1泊程度の夏山テント泊にちょうどいいサイズ感です。



疲れにくいザックを探しているなら、おすすめの定番モデルですね


登山ザックと合わせて揃えたいアイテム5つ


登山をより快適で安全に楽しむために、登山用ザックに加えて以下の5つのアイテムを準備しておくことをおすすめします。
撥水スプレー


ザックに吹きかけることで水の浸透を防ぎ、荷物が濡れるのを防げます。
特に、縫い目やファスナー部は、水が浸透しやすいので、念入りにスプレーすると安心です。


バックパック用レインカバー


レインカバーは、急な雨や泥からザック全体をしっかり守ってくれます。
ザックに付属していることが多いですが、付いていない場合は、必ず用意してください。


ボトルホルダー


登山中の水分補給の際に、歩きながら、ショルダー部からサッと補給ボトルを取り出せるボトルホルダーがあると非常に便利です。
ザックのサイドポケットに水筒を入れると、手が届かずに水分補給の際に毎回ザックを下ろす事はありませんか?



ボトルホルダーは、ザックのショルダーハーネスやウエストベルトに簡単に取り付けられるので、一気に快適性が向上しますよ


スマホホルダー


登山中に地図アプリを確認したり写真を撮ったりする際、スマートフォンをすぐに取り出せるホルダーがあると便利です。
ザックのショルダーハーネスに取り付けるタイプや、首から下げるタイプなどがあります。


ハイドレーションシステム


ハイドレーションシステムは、ザックの中に水を入れてチューブで飲めるので、両手を空けたまま水分補給ができます。
歩くペースを崩さずに、こまめな水分補給ができるので、疲労を軽減できるメリットがあります。


よくある質問 Q&A 5選
- 登山ザックのメンテナンスはどのようにすればいいですか?
-
登山使用後は、湿らせた布や雑巾で全体の汚れを拭き取ります。
直射日光は生地の劣化につながるため、風通しの良い日陰でしっかり乾燥させてください。
定期的に撥水スプレーをかけると、防水効果を維持できます。
- 登山ザックはどうやって保管すればいいですか?
-
登山ザックの保管方法は、以下の3点に注意してください。
- 風通しの良い日陰で吊るして保管
- 直射日光・高温多湿を避ける
- 汚れを落として乾燥させてから保管
これらを守ることでカビや劣化を防ぎ、ザックを長く快適に使えます。
- 大きめのザックを選んでも大丈夫ですか?
-
一概に、大きいザックが良いとは言えません。
登山ザックでは、「用途に合った容量・サイズ」を選ぶことが快適で安全な登山のコツです。
必要以上に大きいザックは荷物の揺れでバランスを崩しやすく、本体の重さも増すため、体力消耗に繋がります。
- 富士登山にはどのくらいの大きさのザックが必要ですか?
-
富士登山に必要なザックの容量は、登山スタイルによって異なりますが目安は以下の通りです。
富士登山のスタイルと登山ザックの容量
登山スタイル おすすめの容量 対象者 日帰り 20~25L 体力がある人経験豊富な人 山小屋1泊 25~30L 初心者体力に不安がある人 - ザックの容量にある「+◯L」は何を表していますか?
-
メインの荷室の容量に加え、拡張可能な容量や追加収納部の容量を示しています。
例えば「30+5L」の場合、メイン収納スペースの30Lに加え、他の収納部に5L分の荷物が入るという意味です。
お気に入りのザックをみつけて快適な登山を楽しもう!


登山ザックは、荷物を運ぶだけでなく重さをバランスよく分散してくれる、安全で快適な登山を支える重要な装備です。
以下7つの選ぶポイントを押さえることで、自分に合ったザックに出会えます。
購入を検討する際は、アウトドアショップなどで、荷物を入れた状態で試してみることをおすすめします。
各ブランドショップや好日山荘のようなセレクトショップで取り扱いの多い商品を厳選していますので、参考にしてください。
人気のおすすめ登山ザック 10選
- グレゴリー | ズール24
- オスプレー | ストラトス 24
- ドイター| フューチュラ 32
- マムート | Ducan Spine 28-35
- カリマー | リッジ 30+
- ミレー | サースフェー 30+5
- ザ・ノース・フェイス | テルス35
- ノードカム | ANTARES50+10L
- グレゴリー | バルトロ 65
- オスプレー | アトモス AG 50
自分自身に最適な登山用ザックを選んで、安全で快適な登山を楽しんでください。
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