【2021年10月オススメ紅葉登山!~パノラマ銀座周回~】

10月の紅葉登山行きたいけど、どこに行こうかと迷っている方へオススメ登山コースをご紹介!

10月3日「登山の日」、紅葉最盛期を迎えた北アルプスへ行ってきました。

今年の紅葉は、10月初旬もまだまだ十分楽しめる美しさ。

今からでもまだ間に合います。

今回おすすめするのは、「パノラマ銀座」

パノラマ銀座は、燕岳を経て大天井岳~常念岳~蝶ヶ岳を結ぶ大縦走路。

パノラマ銀座稜線

槍・穂高連邦に並んで常念山脈を行くルートは、その名の通り大パノラマが広がります。

紅葉する槍・穂高連邦

東側には、八ヶ岳、南アルプス、富士山と360度山を満喫できる。

大パノラマ
目次

蝶ヶ岳~常念岳を結ぶパノラマ銀座コース

登山ルート難易度

・体力 :★★☆  ・難易度:★★☆

◇コースタイム(1泊2日)

 1日目:三股登山口~蝶ヶ岳 

     5時間 ※蝶ヶ岳ヒュッテ・テント場あり

 2日目:蝶ヶ岳~常念岳~三股登山口

     9時間 ※水場がないことに注意

◇山行メモ

◆1日目

登山口は、長野県 安曇野側の三股登山口を出発。

出発すると、すぐに蝶ヶ岳と常念岳の分岐があります。

蝶・常念・三股分岐

登りは蝶ヶ岳方面を登り、下山時は常念岳側から下るルートを選択。

蝶ヶ岳までの登りは、ほとんどが樹林帯。

ゴジラみたいな木

標高が上がるにつれて、常念岳~前常念の稜線がくっきりと浮かび上がり、

山肌は紅葉によって赤色黄色と美しい景色が楽しめます。

紅葉が広がる常念岳稜線

まめうち平を超えると、急登階段地獄が待ち受けます。

必死の思いで、1.5時間ほど登り続ければ、大滝山の分岐を超えると稜線へ。

蝶ヶ岳・大滝山分岐

そして、正面の山の向こうから槍ヶ岳が出迎えてくれます。

蝶ヶ岳山頂へのウイニングロード

蝶ヶ岳ヒュッテとテント場があり、山頂へは5分で登ることができます。

槍ヶ岳と蝶ヶ岳ヒュッテ

◆2日目

・大パノラマ縦走路

夜明け前のAM 5:00、テント場を出発。

夜明けの雲海

常念岳へ向けて、天空の稜線散歩!

八ヶ岳、南アルプス、富士山の東から朝焼けが広がります。

日の出

燃え上がる槍・穂高連邦を眺めながら、歩みを進めます。

燃え上がる槍・穂高連邦

約40分で、蝶槍に到着。

蝶槍山頂 ※旧蝶ヶ岳山頂

蝶槍を超えると、常念岳の取り付きまで、一気に標高を下げます。

蝶槍から常念岳への縦走路

この下りと登り返しは骨が折れます。

樹林帯に入ると、紅葉に包まれて、心が癒されます。

紅葉の樹林帯を超えれば大絶景

常念岳へ取り付くと大きなゴロゴロ岩を登り返します。

※浮石注意

ラスボス感のある常念岳

尾根を登り、高度が上がるにつれて、再び槍・穂高連邦に励まされます。

紅葉する北アルプス

稜線の最低高度から約400mの急登を登り切れば、360度の大展望!!

常念岳山頂の祠と槍ヶ岳

正面に槍ヶ岳がドーーーーーッン!!

 

・下山の道のり

頂上から三股登山口まで、なが~い下りの約4時間。

体力と精神が試されます。

紅葉と前常念への道

前常念までは緩やかな下りですが、両サイドが切れ落ちた高度感のある稜線を進みます。

山頂から安曇野方面の景色

前常念を超えると、大きな岩場やザレ場を下り、樹林帯の中へ。

ラストスパート ながーい下り

約3時間の道をひたすらつづら折りに下ります。

紅葉が所々に見られて楽しめますが、非常に長く感じられるので、体力が必要です。

紅葉に癒される

蝶ヶ岳ヒュッテから、写真撮影や休憩を含めて、約9時間で下山。

非常に長い道のりですが、雲上の大絶景縦走路は選ぶ価値ありです!!

※注意事項

蝶ヶ岳~常念岳~三股登山口ルートに、水場がない

天気が良く、気温が高いと水切れするリスクが高いので、ご注意ください。

・山小屋情報

蝶ヶ岳ヒュッテ

山小屋名宿泊料金
1泊2食(大人)
宿泊料金
素泊まり
弁当
1食
テント
1名
テント場
予約有無
営業終了時期web電話
蝶ヶ岳
ヒュッテ
¥13,000¥9,000¥1,500¥2,000  ×11月上旬公式サイト090-1056-3455

・アクセス

マイカー:長野自動車道 安曇野IC   (約30分)

タクシー:JR穂高駅~三股駐車場 (約30分)

■終わりに

2021年の秋山登山も残りわずか!!

稜線での宿泊は、気温が氷点下近くまで下がります。

霜が降り凍った枯れ葉

装備の再チェックと防寒対策は徹底して、安全登山をお願いします。

テン場から見た槍ヶ岳

最高の登山を楽しんで頂ければと思います(´▽`*)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

登山歴11年
北ア・南アルぷスが大好き♪
登山が嫌いな妻と一緒に山を楽しむ挑戦中!
0歳児からの親子登山・60代の親孝行登山も楽しむ
山の魅力やおすすめギアなど情報を発信します

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次