初めての親子登山、何が必要?
乳幼児を連れた登山準備はどうする?
この記事はこんな方に向けて書いています。
こんにちは、登山好き11年のおるおるです
子どもが生まれて生後9か月から子連れ登山に挑戦中
子どもと一緒に自然を楽しむ時間は、子どもの成長や家族の絆を深める大切な時間になっています。
しっかり準備をしていれば、子連れ登山は安全に楽しむことができます。
子どもが安全に楽しく登山を楽しむために、必要な持ち物を10個厳選しました。
この記事では、僕たち家族の経験からこれらの持ち物の重要性について解説していきます。
「子連れ登山に失敗したくない」という方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
登山用ベビーキャリア
子どもとの登山で絶対に欠かせないのが、登山用の「ベビーキャリア」です。
おんぶ紐や抱っこ紐と異なり、本格登山用のベビーキャリアは、子どもを安定して背負うことができます。
- 安定して子どもを背負うことができる
- 子どもに汗がつかず快適に運べる
- 身体への負担が軽減される
- 大きな収納ポケットがある
- サンシェードがついている
ベビーキャリアにはこれらの特徴がある一方で、登山をするためには、クリアすべき条件があります。
- 子どもとベビーキャリアの相性が良い
- 10kg以上の荷物を持ち上げる力がある
- 10kg以上の荷物を運んで登山できる体力がある
意外かもしれませんが、これらの条件がクリアできていなければ、子どもを背負って登山をすることは難しいです。
詳しくはこちらの記事で解説していますので、読んでみてください。
【関連】子どもと一緒に登山したい!!ベビーキャリア徹底レビュー
安心して子どもと登山を楽しむために、ベビーキャリアの購入は最適な選択だったと強く感じています。
ベビーキャリアの購入で悩んでいる方は、お近くのアウトドアショップで、子どもと一緒に試してください!
登山の服装
子どもの服と着替えは、絶対に忘れてはいけません。
気温や天気に合わせた服を選べば、特に登山服である必要はないと思います。
春や秋でも、子どもを運んでいる親は汗だくになりますが、子どもは汗をあまりかきません。
むしろ、子どもはじっと背中で背負われているため、寒さで風邪をひいてしまうこともあるようです。
そのため、少し暖かい服装を選ぶ方が良いでしょう。
私の場合は、内側を薄着にして上着を持って行きます。
登山途中で体温確認をして、寒そうであれば上着を着せて、暑そうなら脱がすことにより、体温をコントロールしています。
特に、子どもは登山序盤は、ベビーキャリアに乗れてすごく喜んでいますが、途中で力尽きて眠ってしまうことが多いため、一枚多めに服を持っていくようにしています。
また、着替えは必須です。最低2セットは持っていくようにしています。
乳児・幼児の場合は、よだれやおもらし、夏場は汗をかいたりと服を着替えさせる可能性は常にありますよね。
子どもがベビーキャリアの上ではしゃいで、オムツがずれておしっこが漏れてしまうこともあります。
そんなときのために、予備の着替えは必須ですよ!
登山の靴
登山靴でなくても、普段履きの靴でよいのでぜひ準備していくことをおすすめします。
登山を始めた時は、まだ歩けませんでしたが、身体を支えてあげるとよちよち歩けました。
子どもは、ずっとベビーキャリアに載っているだけでも楽しそうですが、山頂の広場で歩かせてあげると喜ぶことは間違いありません。
水分・ミルク・授乳ケープ
忘れてはいけない必需品が水分です。
離乳していない年齢の時は、ミルクや授乳ケープを持っていくようにしていました。
ただ、大自然の中、人通りも多い場所での授乳はお母さんに負担がかかります。
そんな時は、ミルクを使うことで解決できます。
また、離乳が進んでいる子どもであれば、お茶やスポーツドリンクなどを用意しましょう。
大人ほど汗をかくわけではありませんが、気温が高い日には脱水症状になるリスクもあります。
登山途中の水分補給は、大人だけでなく子どもにも定期的に行うようにしてください。
登山のご褒美「食料・おやつ」
登山中のごはんやおやつは、子どもの気分転換になる重要なアイテムのひとつです。
基本的にベビーキャリアに乗っているときは機嫌が良いのですが、休憩のためにおろすと、いきなり機嫌が悪くなることもあります。
そんな時の気分転換に、お気に入りのおやつを出してあげると、子どもはとても喜びますね。
山頂で、一緒にお弁当を食べるというのも、楽しい思い出になります。
水分と同時に、必須のアイテムなので、ぜひ忘れないようにしてください。
おむつ・おしりふき・臭わない袋
絶対に忘れてはいけないもの。それは、「おむつ」ですね。
年齢にもよりますが、長時間の2hを超える登山では、1~2回はおむつ替えが必要になります。
山ではテンションが上がりすぎてたくさん水分を摂ることで、おしっこがたくさん出てしまうこともしばしば。
念のために、予想より多めの数のおむつを持っていくことをおすすめします。
また、「おしりふき」と「臭わない袋」も欠かせないアイテムです。
おしりふきは、おむつ替えだけでなく、ウェットティッシュのようにお手拭きなどにも使えるので便利。
臭わない袋では、アマゾンで売られている「においにゃい」は、サイズが大きく数量も多いので、コスパが良くておすすめです。
材質的に縛りにくい点はありますが、慣れれば特に問題ありません。
また、臭わない袋は、おしっこやうんちが入ったオムツを快適に持ち運びするためには必須のアイテムです。
子どもと登山をするときには、絶対に忘れないようにしましょう。
レジャーシート
レジャーシートは、休憩時に子どもを遊ばせるために大活躍してくれます。
山頂の広い場所で、子どもをベビーキャリアからおろしてくつろぐのに最適。
ずっと座り姿勢になっているため、寝転んだり、ハイハイするスペースになります。
また、おむつ替えをする際にも非常に重宝します。
軽量、コンパクトな折りたためるタイプのものを選んで持参するのはおすすめです。
お気に入りのおもちゃ
登山の途中で子どもがぐずってしまった時の救済アイテムが、「お気に入りのおもちゃ」です。
もし、機嫌を損ねることがあっても、ベビーキャリアの上でおもちゃを持てば、ご機嫌が回復することが多々ありました。
登山の途中で不安を感じた赤ちゃんを安心させることができるので、「お気に入りのおもちゃ」を持っていくのはおすすめです。
日焼け止め・虫よけ
山は紫外線が強いため、子どものデリケートな肌を守るために日焼け止めは欠かせません。
小さい間は特に、日光湿疹になってしまう可能性があるため、必ず日焼け止めを塗ってあげることをおすすめします。
また、様々な虫が飛んでくることがあるため、虫よけも一緒にかけてあげるようにしましょう。
子どもの肌に優しいタイプの日焼け止め、虫よけがドラッグストアなどでも販売されているので、登山準備の際に確認しておくようにしてください。
登山用の日傘(晴雨兼用)
紫外線が強い山の上で、強い光から子どもを守るために日傘を使うのも選択肢の一つです。
特におすすめしてたいのが、モンベルの折り畳み傘です。
軽量、コンパクトな設計で、UVカット率は99.7%。
サイズも大きく、子どもの頭をすっぽりと覆いかぶせることができます。
樹林帯の中では、傘を差すと危ない場所もありますが、稜線上を歩くなら子どもを紫外線から守ることができる重要な装備になりますよ。
突然の雨からも子どもを守ることできるので、折り畳み傘は持っていくに越したことはありません。
【関連】【徹底レビュー】モンベルトレッキングアンブレラの魅力を解説
まとめ
親子での登山で必要な子ども用の持ち物10選をご紹介しました。
これらを準備することで、子どもも大人も安心して登山を楽しむことができています。
これらの持ち物は、0~1歳の赤ちゃんと登山を楽しむための基本的なアイテムです。
あくまで基本であり、天候や赤ちゃんの体調、移動時間などの条件により必要なアイテムは変わるかもしれません。
初めての親子登山は、準備も含めて一つの大きな冒険ですよね。
しっかりと準備をして、安全に楽しめるように応援しています。
親子の絆を深め、大自然を満喫できる登山に向けて、この記事がその一助となれば幸いです。
楽しい親子での登山ライフをお楽しんでください。
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