山岳用テントは、キャンプ場でも使える?
登山家でも一般キャンパーみたいになれる?
山岳用ギア以外に何を準備すればいいの?!
この記事は、このような悩みを持っている方に向けて書いています。
そんな悩みを持っていた 登山好き11年の僕 おるおる は、
今回、一般キャンプも始めてみました
山岳用のギアでも一般キャンパーみたいに楽しめるの?という疑問。
結論:山岳用ギアは、山以外の一般キャンプ場でも十分です。
今回は以下の内容にまとめました。
- 山岳用ギアが一般キャンプで問題ない理由
- 山岳用ギア以外の加えてほしい おすすめギア 5選
「登山家も一般キャンプ場で楽しみたい」と感じる方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
キャンプで活躍する山岳用おすすめギア ~メリット・デメリット~
山でテント泊する方の使える山岳用ギアは、とても優秀です!一般のキャンプで山岳ギアを使った時のメリットとデメリットを説明していきます。
山岳用テント
山でテント泊をするために必要な重要ギアは、もちろんテントです!シングルウォール、ダブルウォールなど様々な形状のテントがありますが、一般キャンプで使って全く問題はありません。
■メリット:軽さ、建てやすさ
山岳用テントは険しい山々を超えていくために設計されているため、耐久性や軽量化など高いレベルでまとめられています。多くの方は、1人用、または2人用のテントを使っている方が多いと思います。車を横付けできないキャンプ場などでは持ち運びがしやすく、機動性に優れています。
■デメリット:狭い、小さい
一般キャンパーに比べるとテントのサイズは小さく感じます。山では、快適に過ごせているテントも、一般キャンプ場の熟練者たちが立てた家のようなテントにはかないません。
2人用テントを1人で使うなら十分な大きさですが、大きなテントを見ると少しうらやましい気持ちになるかもしれませんね。とはいえ、寝るときに一番活躍するのがテントなので、大きさを気にしすぎる必要はありません。周りと大きさを比べるより、特別な時間をゆったりすごくことが大切だと思います!!
山岳用シュラフ
テントの次に、登山テント泊で使うものは、「シュラフ」です!機能性抜群の山岳用シュラフは考え抜かれた設計で落ち度という問題はほとんど見つかりません。
■メリット:軽い、温かい、コンパクト
山岳用で性能は十分満足します。山岳用のシュラフは、羽毛タイプが主流で、コンパクトにまとまります!軽い・暖かい・コンパクトというシュラフに求められる性能を十分兼ね備えているので、買い替える必要はありません。
■デメリット:値段が高い
山岳用シュラフの弱点をあえて述べるなら、値段が高額なことです。キャンプ用では、より安価な化学繊維タイプのシュラフがあります。登山に持っていくには重すぎて大きくなりますが、一般キャンプなら要件を十分満たします。化学繊維タイプは重たく、大きくなりがちなので、キャンプのみでの使用用途になる可能性がありますが、それでもコスパは良いですね。
マット
シュラフと共に必須になるのが、「マット」!マットがなければ、地面が固くて痛かったり、底冷えして体温低下のリスクもあります。マットには、折り畳み型、ウレタンフォーム型、エアータイプ、ベッド型とあります。
メリット:軽い・コンパクト
寝るときに使用する目的であれば、軽くてコンパクトな山岳用マットで十分満足します。折り畳みタイプ、エアータイプ、エアー・ウレタンのタイプに大きく分けられますが、コストは折り畳みタイプが一番安価です。
自身にあったマットを選択していると思うので、買い替えは基本的に不要です。
デメリット:少し薄く、狭い
山岳用テントで使用するなら十分でも、薄いため地面の凹凸をダイレクトに感じます。さらに、サイズも一般キャンプではテントいっぱいにマットを引きたい方には、
に感じる方もいると思います。一般キャンプの大型テントなどでは、持っているテントの大きさに合わせてマットは新調してみるのもいいですね。アマゾンでは割安で大きめのマットが多数販売されているので、検討してみてください。また、一般キャンプ場であればベッドタイプで寝る選択肢もあります。ベッドタイプがあれば、地面からの冷え込みや地面の凹凸とは「おさらば」できますよ。少し重くて荷物が増えますが、車を横づけるキャンプ場であれば全く問題ありません。
山岳用のクッカー
山で楽しめるクッカーは、一般キャンプでも楽しめる必須アイテムですね。お湯を沸かすだけでも、カップラーメンをおいしく食べたり、コーヒーを飲めます(*´▽`*)
フライパンや鍋を使えば、炒め物や鍋料理なども楽しめる必須ギアで、一般キャンプでも大活躍します。
メリット:軽い・コンパクト
使い慣れたクッカーで料理するのは楽しい時間です。軽くてコンパクトな登山用クッカーは、キャンプでも様々な料理を作ることができます。
デメリット:やっぱり小さい
登山と異なり、一般のキャンプでは様々な食材を持ち込むことができます。大きなステーキ、ホットサンド、土鍋のパーティーをするには小さすぎて効率が悪くなりがちです。キャンプ場なら持ち込める荷物が増えるので、より大きなバーナーや自立して安定するバーナーを使用する方が楽しめそうです。
◇登山家キャンパーが追加購入!!超おすすめキャンプギア 5選
登山家の方が、すでに愛用されている山岳ギアで一般キャンプが楽しめることをお伝えしました。ここからは、登山のテント泊では使用しないけど、一般キャンプでおすすめするキャンプギアを紹介していきます。
- 焚き火台
- アウトドアローチェア
- タープ
- ローテーブル
- ランタン
- 追記:忘れてはいけない一品 火消しツボ・鉄バケツ
特に、焚き火に挑戦したいと考えている方は、番外編「火消し壺・鉄バケツ」の章は参考にしてください。僕の初めての焚き火での失敗談を綴らせて頂いています(;´Д`)
焚き火台
なんといっても、ぜひ挑戦して頂きたいのが 「焚き火」。焚き火の魅力は奥が深いので、キャンパー初心者の僕では語るのもおこがましいです。しかし、一度焚き火をやってみるとクセになります。
火をおこすところから、悪戦苦闘して、薪に火が移った時の喜び!!スキレットで焼いたステーキのうまさ。焚き火いじりなど盛りだくさんのエンターテイメントがありました。
キャンプ場の多くは、直火NGの場所もあるため、焚き火台が必要です。
アウトドア ローチェア
登山では、小さなチェアを使っている人もいるかもしれませんが、せっかくのキャンプなので、少し大きめのアウトドアチェアを使ってみてください。ローチェアとハイチェアがありますが、焚き火を楽しむなら、圧倒的にローチェアがおススメです。キャンプの大半は座っている時間が長いく、低い位置での作業がおおくなるため、座り心地の良いチェアを選んでいきたいですね。
僕は、背もたれが低いローチェアをトライアルで使用しました。長時間座っても全くつかれることがなく、一日中楽しむことができます!ただ、首がもたれられるチェアではなかったため、少し首がだるくなりました(゚Д゚;)背もたれが、首までもたれることのできるローチェアの方がおすすめできそうです。次は、ヘリノックスに挑戦しようかと、アウトドアショップで品定めをしています。
タープ
山岳用テントの前室は小さく、テント内では料理がしずらいです。また、日しが強い日や雨の日ではテント内で過ごすことになってしまいます。タープは日よけや雨除けになり、外で料理や焚き火を楽しむことができるようになります。アウトドアの醍醐味の一つは大自然と触れ合う時間!やっぱりテントの外で楽しむ時間が増えることは、キャンプの質を向上させます。タープは小さな山岳テントを簡単に大きく、満足度の高いギアの一つと言えます。
ローテーブル
山でご飯を食べるとき、地面や近くの石の上に置くことが多い人もいるはず。一般のキャンプでは、人格を取り戻したい「あなた」にぜひおすすめしたいのが、「ローテーブル」。焚き火の横では、姿勢が低くなるため、食材を置いたり、お米を炊いたりするのも低い「ローテーブル」は非常に使い勝手が良いです。かわいいデザインのものも数多く発売されているので、キャンプにもっていってみてください!
ランタン
「ランタン」は、夜の時間をより趣のある優雅な空間へ連れて行ってくれます!「ランタン」には、オイルランタン、ガスランタン、LEDランタンなどの点灯方法があります。せっかくの一般キャンプを充実させるなら、実際の火を灯したオイルランタンやガスランタンを選んでみるのはいかがですか?
オイルランタン
ガスランタン
登山家キャンパーが忘れがちな一品:火消し壺・鉄バケツ
焚き火を使うキャンパーさんにおすすめしたいギアは、火消し壺・鉄バケツ です。
初めての焚き火で、大失敗したのは火を消す時間と残り火の処理でした。21:00PM まだたくさん薪が余っていたので、ガンガン投入していました。当たり前ですが、火は勢いを増してどんどん燃え続け、1時間経っても収まる気配がありません。
2時間後、ようやく大きい薪は小さな炭になりましたが、まだまだ燃え続けています。。。このままでは、寝る時間が無くなるということで、少しずつ火消しに入りました( ;∀;)水を掛けるのはNGです。白い煙が出るだけで、炭内部の火は消えないとのこと。ここで取った作戦は、川の水を汲んできて、一つずつ炭を水に沈めることで鎮火する作戦。
この時に念のために鉄バケツを持ってきて本当に正解でした(゚∀゚)
夜中に音がジュワジュラなるので、近所迷惑だったかもしれません。全ての火を消し終えたのは、24時を少し回ったところ・・・(;´・ω・)かなり辛い思いをした苦い経験です。火を消している間、「火消し壺さえあれば~~~」って思っていました。
なので、初めて焚き火を楽しもうと考えている方は、最低でも鉄バケツ!
日消壺があれば、確実に安心できるので、ご準備頂けると良いと思います。
登山家キャンパーへの道 まとめ
今回は、「登山家が一般キャンパーになれるのか?」という視点で記事を書いてみました。
結論、なれます!!
登山でテント泊装備を揃えている方なら、今日からでもキャンプに出発できます。さらに、一般のキャンプを充実させるためのギアも5つ紹介させて頂きました。
- 焚き火台
- アウトドアローチェア
- タープ
- ローテーブル
- ランタン
- 追記:忘れてはいけない一品 火消しツボ・鉄バケツ
一般的なキャンプには登山では経験できない、新しい体験や魅力がありました。冬キャンは、虫も少なくて、焚き火で身体が暖める非常に良いシーズンになってきます。
ぜひ、挑戦して頂ければと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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コメント
コメント一覧 (2件)
キャンパーが登山をするのと、登山家がキャンプをするの
卵が先か鶏が先か
そんな感じなんですかね?
どっちにしてもテントが晴れれば楽しいですが^^w
たむさん
コメントありがとうございます。
そうですね!スタートしたのがどちらが先かといった感じでしょうか。
僕は、登山を長年やってましたが、キャンプは全くやってませんでした。
ゆるキャン△を見て、冬のソロキャンをやりたいと思って挑戦したことがきっかけでした!
一般のキャンプも魅力がたくさんあって、ドハマり中です!