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【先行レビュー】Insta360 X5・X4・X3|登山におすすめの360度カメラはどれ?

Insta360 X5 レビュー サムネイル

Insta360 X5は何が進化したの?
360度カメラでおすすめはどれ?
登山アウトドアで使える?

この記事は、このような悩みのある人に向けて書いています。

2025年4月22日、世界で最も売れている360度カメラブランド「Insta360」から、待望の最新フラッグシップモデル Insta360 X5 が登場しました。

従来モデルのInsta360 X4と比較して、映像性能耐久性が大幅に進化したことで、より過酷な環境での撮影にも更に適したモデルとなっています。

360度カメラの従来モデルと比較して、おすすめできる人や買い替えるべきかについてもレビューしていきます。

「Insta360 X5が気になる」という人は、ぜひ最後まで読んでください。

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この記事を書いている人
  • 登山歴11年の好山病
  • 北アルプス・南アルプスが大好き♪
  • アクションカメラで絶景をとらえるのが大好き!
  • 登山嫌いな妻との山の思い出を記録
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タップできる目次

Insta360 X5 メリット 7選

Insta360 X5は、従来モデルInsta360 X4の課題を解決し、性能・スペックを大幅に向上させています。

圧倒的な映像性能の向上!

映像性能向上の理由を説明する画像

Insta360 X5は、8K映像が撮影できるInsta360 X4と比較して、さらに映像性能を向上させました。

  • センサーサイズ 144%向上し、1/1.28インチセンサーを搭載
  • 3つAIチップを搭載したことで、画像処理速度は140%向上

Insta360 X5 の色鮮やかな映像は、他のアクションカメラを凌駕する仕上がりになっています。

▼【8K360度の景色】葛城山の満開のツツジ ※タップすると動く(ブログ用に画質劣化あり)

おるおる

アングルを撮影後に決めて、登山の思い出をより臨場感ある映像に残せます!

▼【Insta350 X5動画】葛城山の満開のツツジへ

夜間性能を比較すると、中央の電飾の色が鮮明に表現されており、大幅に向上しているのがわかります。

夕暮れ時の大阪なんばの道頓堀で撮影したところ、Insta360X5のほうがX4よりも全体的に色味がはっきりしており、ネオンや薄暗い雲の形状をはっきりと捉えています。

▼【8K画質比較】夕暮れの大阪なんば 道頓堀 (左:X5 PureVideo、右:X4 8K)

道頓堀川の画像(Insta360 X5PureVideoにて撮影)道頓堀川の画像(Insta360 X4 8Kにて撮影)
おるおる

X5は、ネオンの動きや手ブレも小さくなっているのがはっきりします
音質比較では、ノイズを軽減してディティールまでクリアに聞こえますよ

▼【夜間の映像比較】夕暮れの大阪なんば 道頓堀 (左:X5 PureVideo、右:X4 8K)

晴れの朝日が差し込む河原では、X5のほうがX4よりも雲の形状を鮮明に捉えており、草花や川を色彩豊かに表現しています。

▼【画質比較】晴れ日の河原 (左:X5、右:X4)

朝日を浴びる河原(X5 8Kにて撮影)朝日を浴びる河原(X4 8Kにて撮影)

逆行環境においても、X5のほうがX4より太陽の形をはっきり捉えており、周辺の花や草の色味も鮮明にでした。

▼【画質比較】太陽光を浴びる菜の花畑 (左:X5、右:X4)

Before imageAfter image
おるおる

同じ8Kでも、センサーサイズと高性能チップにより、X4で感じていた画質の課題感を解決していくれていますね!

ハイダイナミックレンジ(HDR)の撮影では、空の色や被写体の色味がより鮮明に表現されており、臨場感のある映像に仕上がります。

朝日を浴びる(X5 5.7KHDRにて撮影)の画像
朝日を浴びる(X5 5.7KHDRにて撮影)

写真の解像度は、7200万画素の圧倒的な画質レベルで、非常に鮮明な写真を撮影できます。

7200万画素の360度写真
おるおる

Insta360 X4では、樹林帯や日の出前など、暗い場所での撮影が課題でしたが、X5の映像性能の進化はとてもうれしいポイントですね!

過酷な環境でも使える耐久性

過酷な環境でも撮影できる耐久性の画像

Insta360 X5は、360度カメラの課題であった「突出したレンズ」は、耐久性の高い高強度ガラスレンズ(硬度;H10)が採用され、レンズが破損した場合にはユーザー自身で交換ができるようになり、耐久性向上させました。

交換できる高強度レンズの画像

Insta360 X4では、レンズが破損した場合は、修理のためにメーカーへ送る必要があり非常に手間でしたが、X5では課題を大幅に改善できてより使いやすくなっています。

Insta360 X5のレンズカバーが必要か気になる方は、下記にまとめていますので合わせてご覧ください。
【関連】Insta360 X5にレンズカバーは必要か?メリット・デメリットを徹底解説

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バッテリー性能

Insta360 X5は、バッテリー容量増加し、最大185分の撮影が可能になりました。

Insta360 X4では8K高画質で課題となっていた熱暴走に対しても、X5では耐性向上し、長時間の連続撮影が可能です。

熱暴走とは、高画質の映像処理により電子部品が発熱し、熱をうまく外に逃がせず、内部の温度が異常に高くなってしまう現象のことです。熱暴走が起こると、商品が壊れる前に安全装置が働き、撮影できなくなります。

連続撮影時間の検証

Insta360 X5Insta360 X4
連続撮影時間
5.7K24fps ※公称値
185分135分
連続撮影時間
8K30fps
85分
※バッテリー切れ
約35分
熱暴走の有無熱暴走により停止熱暴走により停止

Insta360 X5は、8K30fpsの条件でも約1時間の連続撮影ができ、映像の幅が広がりました。

ただし、熱停止した際の本体温度はかなり高音になるため、注意が必要です。

おるおる

急速充電に対応しており、わずか20分80%まで充電できるので、効率的に撮影を続けられるのも魅力ですね

Insta350 X5のバッテリー性能については、下記で詳しく解説しているので、合わせてご覧ください。
【関連】【徹底解説】Insta350 X5のバッテリー持ち時間と熱暴走

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向上した防水性能

Insta360 X5は、防水性能水深10mから15mまで向上し、よりタフな環境でも撮影できるようになっています。

登山では、突然の雨や霧などで水にさらされる場面もありますが、安心して映像撮影を続けられるのも魅力です。

防水機能の注意点:使用前にUSB挿入部とバッテリー挿入部の密閉状態は確認が必須
(オレンジ色のマークが見えるようにしてください)

マグネット式マウントシステムの採用

Insta360 X5では、マグネット式マウントシステムが採用され、アクセサリーをスムーズ装着・交換できるようになりました。

従来はクイックリリースマウントなどを別途準備する必要がありましたが、アクセサリー装着の手間や追加コストが削減された点も嬉しいポイントです。

クリアな音質を実現する新設計

Insta360 X5では、従来モデルにない新しいウインドガード構造を採用したことで、よりクリアな音を捉えられます。

多層スチールメッシュとウインドガードが風切音を遮断し、はっきりとしたクリアな音を収録できるようになりました。

さらに、オーディオ・アルゴリズムが強化され、4つのモードからクリアな音質で動画撮影ができるようになりました。

動画編集を簡単にする撮影モード

Insta360 X5には、インスタフレームモードが搭載されたことで、あらかじめフレーミングされた状態で映像を記録できます。

Insta360 X4では、撮影後の編集作業がリフレーミングする手間がありましたが、インスタフレームを使えば被写体を中心にした状態で記録されるので、簡単に動画編集をしてSNSにシェアすることも可能です。

おるおる

AI動画編集もとても便利でしたが、リフレーミングする必要があったので、インスタフレーム機能でより動画編集のストレスが改善されますよ!

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Insta360 X5 気になる点

Insta360 X5には、以下の気になる点があります。

撮影データ管理の負担

Insta3605 SDカード

Insta360 X5で、8K360度の撮影を行うと、ファイルサイズがかなり大きくなるため、そのデータの保存や管理がやや負担になります。

データ容量と撮影時間の目安

データ容量撮影時間
(8K30fps)
64GB約1時間1分
128GB約2時間3分
256GB約4時間7分
512GB約8時間27分
Insta360純正のSDカードによる検証
※SDカードによって若干異なることがあり

例えば、8K30fpsを4時間撮影するには、256GBのデータ容量が必要なため、撮影データが増えるほど「大容量外付けハードディスク」や「クラウドサービス」の利用が必須です。

大量の動画を撮影する場合は、保存先を事前に検討しておくことをおすすめします。

Insta360では、Insta360 X5から直接クラウドに保存できるサービス「Insta360+」が展開されているので、合わせて利用することで、動画編集を快適に行えるメリットがあります。

メモリーカードと撮影時間については、下記で詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。
【関連】Insta360 X5 おすすめSDカードと撮影時間を徹底解説

動画編集には慣れがいる

360度の動画は、撮影後に好きなアングルと画角で映像を編集できますが、はじめはどうしても編集作業慣れが必要です。

そのため、パソコンやスマホの操作が苦手という人には360度カメラより、広角アクションカメラをおすすめします。

とはいえ、Insta360スマホアプリ(無料)を使えば、AI編集により、切り抜きやアングル調整、BGMの追加などを自動で行って、プロレベルの映像を短時間で制作できます。

おるおる

パソコンやスマホをある程度操作できれば、編集の負担は減りますが、それでも慣れが必要なのは気になるポイントですね

サイズはやや大きめ

Insta360 サイズの比較画像

Insta360 X5は、従来モデルのInsta360 X4から重さが約3g軽くなりましたが、サイズ感はほとんど変わっていないため、広角アクションカメラと比較するとかなりやや感じます。

360度カメラ特有の突出したレンズや視認性の高いディスププレイは、操作性や使いやすさを高める重要な要素なので、トレードオフの関係になっています。

おるおる

Insta360 X5は、コンパクトな広角アクションカメラでは撮影できない、360度映像を撮影できるため、サイズ感の差は許容できるレベルに感じます

価格がやや高め

cost&valueのイメージ画像

Insta360 X5は、前モデルのInsta360 X4から大幅な進化を遂げた一方で、定価は比較すると5000円高くなりました。

夜間も撮影できたり、操作性が良くなったりと、大幅な性能アップに対して、値上がりは納得感はあるものの8万円を超えるとやや手が出しにくいと感じます。

Insta360 Xシリーズの価格比較

機能/モデルInsta360 X5 本体画像
Insta360 X5
Insta360 X4本体画像
Insta360 X4
Insta360 X3の本体画像
Insta360 X3
価格(税込)84,800円79,800円
67,800円
68,000円
45,500円

実際、Insta360 X5とX4を使い比べると、同じ8Kでも映像の鮮明さや使いやすさなど多くの点で、Insta360 X5の満足感は高くなります。

おるおる

X4を購入後に後悔して買い替える可能性を考えれば、X5との差額5000円は許容するのも選択肢ですよ!

【比較】Insta360 X5 vs X4 vs X3 性能スペック

結局、X4やX3と比べて、X5はおすすめできるの?

おるおる

性能を比較すれば、自身のスタイルに適したカメラがわかりますよ!

Insta360 X5・X4・X3 性能・スペック比較表

機能/モデルInsta360 X5 本体画像
Insta360 X5
Insta360 X4本体画像
Insta360 X4
Insta360 X3の本体画像
Insta360 X3
発売日2025年4月22日2024年4月16日2022年9月8日
センサーサイズデュアル1/1.28センサーデュアル1/2センサーデュアル1/2センサー
画像処理チップトリプルチップ
(デュアル・プロ・イメージング・チップ +5nm AIチップ)
5nm AIチップ記載なし
360度動画8K30fps
5.7K+30fps
5.7K60fps
8K30fps
5.7K+30fps
5.7K60fps
5.7K30fps
アクティブHDR5.7K60fps5.7K30fps5.7K30fps
低照度モードPureVideoモード
InstaFrameあり
バッテリー容量2400mAh2290mAh1800mAh
急速充電20分→80%非対応非対応
連続撮影時間
5.7K24fpsf
185分135分81分
連続撮影時間
8K30fps
※室内実験にて検証
85分
※熱停止なし
約35分
※熱停止あり
ディスプレイ2.5インチ2.5インチ2.29インチ
交換式レンズあり
見えない自撮り棒効果ありありあり
脱着式レンズガードありあり粘着式レンズガード
防水性能15m10m10m
ツイスト撮影あり
重さ200g203g180g
サイズ48 × 124 × 38 mm46 × 124 × 38 mm114 x 46 × 33 mm
価格(税込)84,800円79,800円
67,800円
68,000円
45,500円
公式サイト詳細を見る詳細を見る詳細を見る

Insta360 X5は、映像性能、耐久性、バッテリー容量、撮影モードなど全体的に向上しており、最新モデルとして満足度の高い仕上がりになっています。

おるおる

センサーサイズとチップ性能の向上は、低照度環境で映像性能が高まったことで、あきらめていた樹林帯や夜明け前の登山でも撮影が楽しめますよ!

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Insta360 X5 本体形状と同梱物

本体のサイズ感はInsta360 X4とほとんど変わりませんが、正面のデザインがポリゴン形状になり、より魅力が向上しました。

外観は、360度撮影を実現させるレンズが前後に一つずつレンズが搭載され、2.5インチのタッチパネルディスプレイで操作性は優れています。

マイクは左右前後の合計4個所、スピーカーは左右に2個所、各種ボタンで撮影やモード切替などの操作ができます。

Insta360 X4と異なり、充電USB端子の蓋は開いた状態で固定できるので、より使いやすさが向上しました。

反対側の側面には、バッテリーが搭載され、中にmiico SDカードのポートがあります。

micro SDカードの挿入口で迷う人も多いので、チェックしておいてください

Insta360 X5 通常版の同梱物

Insta360 X5には、以下が同梱されていました。

  • X5 本体
  • ポーチ
  • クリンクロス
  • 取説・ステッカー
  • USB-type CtoC
  • マイククリーナー

Insta360 X4では標準のレンズガードが搭載されていましたが、Insta360 X5には同梱されていませんでした。

交換できる高強度レンズを搭載したことで、レンズガードの役割が低くなったためだと思われます。

レンズガードはレンズ保護には有効ですが、強い光環境ではフレアやゴーストといった映り込みで画質が低下する可能性があるため、砂塵が多い場所などレンズ破損のリスクが高い撮影シーンで使うことをおすすめします。

おるおる

デザインがより洗練され、使いやすさが向上しているので、より快適に撮影を楽しむことができますよ!

Insta360 X5がおすすめできる人・できない人

最新フラッグシップモデル Insta360 X5がおすすめできる人とできない人について以下にまとめました。

Insta360 X5 をおすすめできる人・できない人

おすすめできる人おすすめできない人
きれいな映像にこだわりたい人
レンズ破損時に自分で交換できる安心感を求める人
高い耐久性・防水性が必要な人
最新モデルにこだわりのある人
Insta360 X4で満足している人
予算を抑えたい人
初めて360度カメラを利用する人

Insta360 X5がおすすめできる人

Insta360 X5の本体と朝日の写真
日の出の撮影(Insta360 X5にて)

最新フラッグシップモデルであるInsta360 X5は、以下のような人におすすめできます

「きれいな映像」にこだわりたい人
8Kの高解像度はもちろん、進化したHDR性能や暗所での撮影能力(PureVideoモード)など、あらゆるシーンで最高の画質を追求したい映像クリエイターや、記録にこだわるクリエイターの方に最適です。
タフな環境で撮影したり、レンズ交換を自分でできる安心感を求める人
IP68等級とケースなしで水深15mまで対応する防水性能は、雨天時の登山や沢登りなど、より過酷な環境下でも安心して撮影に臨みたいアクティブなユーザーにとって大きな魅力です。
最新・最高のモデルを使いたい人
新しい技術や機能にいち早く触れたい、フラッグシップモデルならではの所有欲を満たしたい、という最新ガジェット好きな方にもX5はおすすめです。
おるおる

今後はGPS機能も搭載されるという情報もあり、登山地図と連携できれば、映像制作の幅がさらに広がりそうですね

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Insta360 X5がおすすめできない人

過去最高レベルのスペックを誇るInsta360 X5ですが、おすすめできない人もいます。

現行モデルのInsta360 X4で満足している人
Insta360 X4をすでに使用している人で、8K画質や機能に満足しているなら、Insta360 X5への買い替えによるメリットが価格差に見合わないと感じるかもしれません。
ご自身の用途でX4に不満がないか、冷静に判断してみてください。
できるだけ予算を抑えたい人
Insta360 X5は、価格が84,800円(税込)のため、価格を抑えたいなら、セールが定期的に開催されているInsta360 X4やInsta360 X3もおすすめです。
Insta360 X4とInsta360 X3については、下記で詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。
【関連】Insta360 X4 登山で使える?メリット・デメリットを徹底解説
【関連】Insta360 X3 360度カメラのエントリーモデルとしておすすめ
初めて360度カメラを使う人
「360度カメラを試したい」という入門者の方には、Insta360 X5はややオーバースペックで高価に感じる可能性があります。操作に慣れたり、自分の使い方を見つけたりするには、Insta360 X4Insta360 X3からスタートする方が手軽です。

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Insta360 X4がおすすめできる人・できない人

Insta360 X4 本体画像
Insta360 X4 本体画像

Insta360 X4は、最新フラッグシップのX5と、入門にも最適なX3の間に位置する、高性能価格バランス優れたモデルで、次のような人におすすめです。

Insta360 X4 おすすめできる人・できない人

おすすめできる人おすすめできない人
晴れの日の撮影がメインの人
8K360度で臨場感あふれる映像を撮影したい人

予算を抑えたい人
コスパを重視したい人

暗所での撮影をたくさんしたい人

アクションカメラを使ったことがない人
より高い耐久性が必要な環境で撮影する人

Insta360X4がおすすめできる人

8Kの高画質は譲れない!でも価格も重視したい人
Insta360 X3の最高画質 5.7Kでは物足りないと感じる方には、Insta360 X4は非常に魅力的です。
最高スペックのInsta360 X5は、センサーサイズや画像処理速度では手が出なくても、Insta360 X4の8K画質は現実的な価格で手に入れられるので、まさにコストパフォーマンス重視する方におすすめです。
日中・晴天での撮影がメインで、きれいな映像を撮りたい人
Insta360 X5の暗所性能には及ばないまでも、Insta360 X3よりワンランク上の画質で記録したいニーズに十分応えてくれます。
Insta360 X4のHDR性能も優秀で、晴れた日の登山など光量が十分な環境では非常に美しい映像を記録できます。
高性能と扱いやすさのバランスを求める人
8K撮影、10m防水、ジェスチャー操作など、Insta360 X4は非常に高い機能と性能を備えています。
最新のInsta360 X5ほどの高性能は求めていないけど、Insta360 X3より高性能なカメラで本格的な360度撮影を楽しみたい方にとって、最もバランスの取れた選択肢です。

Insta360 X4 おすすめできない人

Insta360 X4は完成度の高い360度カメラですが、他のモデルの方が適している場合もあります。

暗所での撮影を重視する人
Insta360 X4は、一般的な暗所性能は備えていますが、低照度環境ではノイズが出たり、黒飛びしやすいため、夜間の撮影をメインにしたい人にはおすすめできません。
ノイズの少ないクリアな映像を求めるのであれば、Insta360 X5がおすすめです。
Insta360 X5は、センサーサイズと画像処理性能の向上により、夜間でも鮮明な映像撮影が可能となっており、朝焼けや樹林帯での撮影にも適しています。
機能が多すぎて使いこなせるか不安な人
初めてアクションカメラや360度カメラを使う方にとっては、Insta360 X4の多機能性がかえって難しく感じる可能性があります。
その場合は、広角アクションカメラのInsta360 Ace Proがおすすめです。
詳しくはこちらで解説していますので、合わせてご覧ください。
【関連】Insta360 Ace Pro 2の進化点を総まとめ おすすめできる人/できない人を解説
耐久性の必要な環境で撮影する人
Insta360 X4は、突出したレンズで破損のリスクがあるため、耐久性に課題があり、過酷な環境で撮影する人にはおすすめできません。
その点、Insta360 X5は、高強度レンズとレンズ交換が可能になり、万が一破損しても柔軟にメンテナンスが可能です。登山やアウトドアシーンでの撮影をするなら、Insta360 X5のほうがおすすめできます。

Insta360 X3がおすすめできる人・できない人

Insta360 X3は、高性能なInsta360 X5X4が登場した今でも、「360度カメラを手軽に体験したい人」には人気のモデルです。

Insta360 X3 おすすめできる人/できない人

おすすめできる人おすすめできない人
360度カメラを始めて使う人
できるだけコストを抑えたい人

5.7K画質で十分満足できる人
きれいな映像を撮影したい人

明暗差の激しい場所で撮影したい人

耐久性が必要な環境で撮影したい人

Insta360 X3 おすすめできる人

初めて360度カメラを使う人・入門者
「360度カメラがどんなものか試してみたい」「難しい機能は使いこなせるか不安」という人にはInsta360 X3はおすすめの選択肢です。
360度カメラの基本性能をしっかり押さえつつ、上位モデルのInsta360 X5やX4に比べてリーズナブルな価格設定が魅力です。
ただし、撮影に慣れてくるとより高性能なカメラがほしくなるため、買い替える可能性がある人には、Insta360 X4をおすすめしています。
コストを抑えたい価格重視の人
Insta360 X5やX4と比較して、Insta360 X3の最大の魅力は型落ち品ならではのリーズナブルな価格設定です。
公式サイトの新品でも、4万円台で入手できるため、予算を最優先に考慮したい方にはInsta360 X3は最有力候補になります。
5.7K画質で十分満足できる
撮影した映像を主にスマートフォンの画面で見たり、SNSでシェアしたりするのが目的であれば、Insta360 X3の5.7K画質でも十分にきれいで楽しめる映像を記録できます。
「よりきれいな映像を旅の思い出に残したい」というこだわりがなければ、Insta360 X3は必要十分な性能を持っているのでおすすめです。

Insta360 X3 おすすめできない人

きれいな映像”にこだわりたい方
より精細で臨場感のある映像を記録したいのであれば、Insta360 X4やX5が持つ8K解像度は大きな魅力です。
センサーサイズと画像処理能力により、Insta360 X3とは画質に歴然とした差があるため、画質性能を求める人にはInsta360 X3をおすすめできません。
特に、大画面で再生したり、映像の一部を拡大したりすると、8Kと5.7Kとの画質差を感じてしまいます。
逆光や森の中など、明暗差の激しい場所での撮影が多い方
Insta360 X3にもHDR機能は搭載されていますが、より白飛びや黒つぶれを抑えた自然な映像を求めるなら、Insta360 X4やInsta360 X5に軍配が上がります。
登山では、樹林帯や夜明け前の登山道で撮影を行うため、Insta360 X3では物足りなさを感じるため、Insta360 X4以降のモデルをおすすめします。
過酷な環境での撮影が多い方
Insta360 X3は10mの高い防水性能を備えていますが、レンズの耐久性には課題があります。
Insta360 X3専用の粘着式レンズガード(別売)である程度のレンズ保護はできますが、レンズが破損した場合にはメーカー修理を出すしかありません。
一方で、Insta360 X5は、交換可能なレンズが採用されて、レンズが破損してもユーザー側で修理・メンテナンスができるようになったのは最大の魅力です。
おるおる

Insta360 X5・X4・X3は、どれも素晴らしいカメラですが、特性が異なるため、自身の撮影スタイルに適したカメラを選択してみてください

Insta360 X5 登山でおすすめの撮影シーン

Insta360X4での撮影画像(裏銀座縦走路にて)
Insta360 X4の撮影シーン(裏銀座縦走路にて)

最新の360度カメラ「Insta360 X5」を使用するなら、おすすめの撮影シーンがあります。

おるおる

Insta360 X4を一年間利用してきましたが、多くの思い出を映像に残すことができました。X5なら撮影領域をさらに広げられるのでとても楽しみです!

稜線上の大展望が開けた景色

森林限界を超え、視界が一気に開ける稜線上で、目の前に広がる大パノラマを余すことなく撮影できるのが、360度カメラの魅力です。

X5の活用ポイント: 8K高解像度、アクティブHDR、360度撮影

目の前の映像だけでなく、左右に連なる山々、見上げた空、歩いてきた稜線、そして足元まで、360度すべての景色を8Kの高画質で記録できます。

▼裏銀座縦走路 X4にて撮影 (タップして動く)

おるおる

Insta360 X4からさらに向上した映像性能でどんな世界を撮影できるか楽しみですね

3m上空からの高角度からの映像

超長い自撮り棒(3m)を使えば、まるでドローンを使ったかのような映像を手軽に撮影できます。

X5の活用ポイント: 見えない自撮り棒効果、8K高解像度

自分の頭上3mの視点から見下ろすことで、自分が歩いている登山道や周囲の地形、木々の様子などが一望でき、普段見ることのないダイナミックな映像になります。

▼上空3mからの展望 X4にて撮影 (タップして動く)

8K画質なら高い位置からの広い景色も細部までクリアに撮影できるのでおすすめの撮影方法です。

おるおる

通常の自撮り棒でも自分の目線より高い位置から撮影できるので、頭上から自分を含めた景色を撮影できるのもメリットですよ!

第三者視点での自撮り映像

「見えない自撮り棒」効果を活かした撮影方法で、自撮りなのにまるで専属カメラマンが撮影してくれているような映像になります。

槍ヶ岳を望む第三者視点の画像(Insta360 X4にて撮影)
槍ヶ岳を望む第三者視点撮影(X4にて)

X5の活用ポイント: 見えない自撮り棒効果、リフレーム

歩いている自分の姿や、景色に感動している自然な表情を、少し離れた位置から客観的に捉えた映像が撮れます。

「いかにも自撮り」という感じがなく、山行記録Vlogなどにも使いやすい素材になっており、リフレームを使えば、後から自分と背景のバランスを調整したり、ズームしたりすることも簡単です。

星空のナイトラプス

山の夜空は、街では見られない満天の星が広がり、Insta360 X5ならスターラプス映像で撮影できます。

X5の活用ポイント: 低照度性能 (PureVideoモード)、360度撮影、タイムラプス機能

360度の景色を撮影することで、頭上に広がる星空だけでなく、周囲の山のシルエットやテントの灯りなども含めて、その場の雰囲気全体をタイムラプスで記録できます。

引用元:Insta360公式サイト

星がゆっくりと回転していく様子は、息をのむほど美しく、三脚でしっかり固定し、適切な撮影間隔と時間を設定して挑戦してみてください。

グループ登山で仲間と一緒に撮影

グループ登山での楽しい瞬間も、360度カメラなら全員をフレームに収めて簡単に撮影できます。

▼裏銀座縦走路グループ登山 X4にて撮影 (タップして動く)

X5の活用ポイント: 360度撮影、リフレーム

山頂での記念撮影、休憩中の談笑シーン、大変な登りを励まし合う様子など、カメラを真ん中に置いたり、誰かが持ったりするだけで、全員が自然な形で一緒に写れます。

「誰かが写真係で写れない…」なんてことがなく、後からリフレーム編集で、特定の人の表情をアップにしたり、全員が映るように調整したりと、楽しい思い出を様々な形で残せます。

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Insta360 X5 おすすめアクセサリー

Insta360 X5は、撮影のためにカメラ本体と合わせてアクセサリーを準備する必要があります。

特に、登山やアウトドアシーンで撮影するために、おすすめのアクセサリーを10個厳選したので、参考にしてください。

おすすめアクセサリー15選

アクセサリー名・写真価格商品概要ポイントECショップ


256GB
純正SDカード
5200円スピードクラス:A2、V30
規格:UHS-1
動作温度:-25°C~85°C
安心の純正品公式HPを見る

見えない自撮り棒
+三脚
3,940円収納時長さ:24cm
最長:105cm
重さ:216g
ちょうどよい長さ
定点撮影や一時置き
に便利
公式HPを見る
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超長い自撮り棒
13,200円最長:3m
重さ:365g
疑似ドローン撮影に最適
疑似ドローン撮影に最適
3m上空からの撮影可能
公式HPを見る
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マグネット式自撮り棒ホルスター
8,740円重さ:161g
自撮り棒の着脱がスムーズ
自撮り棒の
持ち運びに便利
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Insta360 X5専用バッテリーの画像
X5 バッテリー
8,000円容量:2400mAh
重さ:記載なし
大容量で長時間の撮影が可能公式HPを見る
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Insta360 X5専用万能急速充電ケースの画像X5 高速充電ハブ10,800円サイズ:151.6×21.4×57.5㎜
重さ:104g
充電速度:1つ28分で80%
スマートフォンやタブレットへの緊急充電にも対応公式HPを見る

X5 CYNOVA本体ケース
1,699円サイズ:約 14 × 7 × 5 cm
重さ:70g
収納ケースにも保護ケースにも使用可能Amazonを見る
Insta360 X5 専用プレミアムレンズガードの画像
X5 プレミアムレンズガード
6,280円サイズ:35.7×35.2×11.65㎜
重さ:4.2g(0.2オンス)
プレミアム強化ガラスが、
激しいアクティビティの衝撃や
傷からX5のレンズを保護。
公式HPを見る
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Insta360 X5 用レンズ交換キットの画像
レンズ交換セット
5,280円サイズ:25.3×25.3×6.25㎜
重さ:6.81g(0.2オンス)
外出先でもレンズ交換が簡単にできる公式HPを見る
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Insta360 X5専用収納ケースの画像X5 収納ケース4,480円サイズ:232×157×67㎜
重さ:270g
X5用に設計され、カメラとアクセサリーを
ぴったり収納可能
公式HPを見るAmazonを見る

Insta360 X5の撮影をより快適にできるアクセサリー15選はこちらで解説してイますので、合わせてご覧ください。
【関連】Insta360 X5 おすすめアクセサリー 15選

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【Insta360+】クラウドサービスでより快適に

Insta360+は、クラウドを活用したサブスクリプションサービスで、動画編集をより快適に行えるようになりました。

対象機種は、360度カメラの下記からサービスが開始されています。

  • Insta360 X5
  • Insta360 X4
  • Insta360 X3

Insta360+の主なサービス

引用元:Insta360公式サイト

Insta360+のサービス内容と価格一覧

スクロールできます
年額プラン月額プラン
プランベーシックプロプレミアムベーシックプロプレミアム
価格3,320円/年
月額プランより
年間640円お得
11,600円/年
月額プランより
年間2,320円お得
16,600円/年
月額プランより
年間3,320円お得
330円/月1,160円/月1,660円/月
☁️ クラウド
ストレージ
200GB1TB2TB200GB1TB2TB
📦 優先配送
🔒 延長保証
🧩 アクセサリー20%オフ
📷 カメラ交換
💰 次回のご購入時最大15,000円

Insta360アプリでは、かなり充実した編集アプリが無料で使えていましたが、膨大なデータ容量保存先は課題でした。

おるおる

有料にはなりますが、快適性を高めるならかなりおすすめのサービスですよ!

\膨大なデータ管理手軽に!クラウドサービスInsta360+

登録はわずか3分で完了します

詳しくは下記で解説していますので、合わせてご覧ください。
【関連】【徹底レビュー】Insta360+のメリット・デメリットを解説

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【Insta360 X5】最強の360度カメラで世界を捉える

最新フラッグシップモデル「Insta360 X5」について、期待通りの進化を遂げており、より幅広いシーンで撮影できるようになりました。

従来モデルのInsta360 X4を持っているユーザーで、樹林帯や夜明け前の低照度環境で動画撮影したいなら、買い替えを検討してもいいかもしれません。

「登山の感動的な瞬間を、最高のクオリティで、余すことなく記録したい方には、Insta360 X5はその価格に見合う、あるいはそれ以上の価値を提供してくれます。

息をのむような稜線からの大パノラマ、仲間と笑い合った山頂でのひととき、満天の星空の下で過ごした夜、そのすべてが色あせることなく、鮮やかな映像として残り続けます。

Insta360 X5を使って、登山や思い出の景色を臨場感あふれる360度映像に残してみてください。

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この記事を書いた人

登山歴11年| 北ア・南アルプスが大好き♪
アクションカメラ歴 7年| 山の思い出を映像に残しました
登山嫌いな妻が山を好きになるように挑戦中!
0歳児からの親子登山・60代の親孝行登山も楽しむ
山の魅力やおすすめギアなど情報を発信します

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