秋の登山は、歩いている間は暖かくても、山頂や休憩で止まると一気に冷えます。
登山用のダウンジャケットは、その「止まった時の寒さ」を防ぐための1枚です。
この記事では、季節と泊まり方に合わせて選べるように、登山用ダウンを厚さ別に10着まとめました。
【選び方のポイント】
中でも、人気のあるダウンジャケットを10個に厳選して、シーン別にダウンの厚さで分けて厳選しました。
迷ったときはこれをチェックしてみてください
- 日帰り・重ね着なら、カリマー concordia jkt
- 山小屋泊・秋の朝夕なら、ナンガ マウンテンロッジ
登山用ダウンジャケット おすすめ10選
| 商品 | 特徴 | 厚さ | 重さ | 詳細 |
|---|---|---|---|---|
![]() カリマー concordia jkt | 日帰り・重ね着向け 26新作サムホール | 薄手 800FP | 220g | 特徴を見る |
![]() モンベル スペリオダウン ジャケット | 日帰り・重ね着向け いちばん軽い定番 | 薄手 800FP | 190g | 特徴を見る |
![]() ノースフェイス サンダーラウンドネック | 重ね着向け 襟なしで重ね着しやすい | 薄手 FP記載なし | - | 特徴を見る |
![]() ナンガ マウンテンロッジ | 秋の山小屋泊向け ダウン100g 内ポケットに収納 | 薄手〜中厚手 760FP | - | 特徴を見る |
![]() マムート ブロードピーク ライト IN | 雨・雪の日向け 撥水ダウン フード付き | 薄手〜中厚手 800FP | - | 特徴を見る |
![]() Rab ミシックG ジャケット | 軽さ重視の人向け 1000FPで軽い | 中厚手 1000FP | 277g | 特徴を見る |
![]() アークテリクス セリウム フーディ | 汗をかく人向け 汗に強い化繊入り | 中厚手 850FP | 338g | 特徴を見る |
![]() ノースフェイス アコンカグアフーディ | 街でも着たい人向け 山にも街にも | 中厚手 FP記載なし | 約450g | 特徴を見る |
![]() カリマー high loft down jkt | 積雪期向け シェルの上から着られる | 厚手 800FP | 570g | 特徴を見る |
![]() カリマー nevis 2.5L down jkt | 雪山向け 表地が防水 | 厚手 800FP | 1,170g | 特徴を見る |
秋冬の登山で使うダウンを探している方は、ぜひ最後まで読んでください。
ダウンはいつ着る?
ダウンジャケットは、歩いている時ではなく、止まった時に着るものです。
休憩・山頂・山小屋で着る
登山でダウンを着るのは、体を動かしていない時間です。




写真を撮るために立ち止まる時間も、思ったより体が冷えます。
歩いている間は脱ぐ

汗をかいたままダウンを着ると、汗で羽毛が湿って暖かさが落ちます。
歩く時はフリースなどの薄い服、止まったらダウンを上に着るのが基本です。
休憩が終わって歩き出す前に、ダウンは脱いでザックにしまいます。
何月から?|季節と標高の目安
山の気温は、標高が100m上がるごとに約0.6℃下がります。
風が吹くと、体で感じる寒さはさらに強くなります。
麓との標高差と気温の下がり方(目安)
| 標高差 | 下がる気温 |
|---|---|
| 500m | 約3℃ |
| 1,000m | 約6℃ |
| 1,500m | 約9℃ |
| 2,000m(高山) | 約12℃ |
麓が15℃の日でも、2,000m上の稜線は3℃前後まで下がります。
季節と山の高さで選ぶ厚さ(目安)
| 時期・山 | 選ぶ厚さ |
|---|---|
| 春・秋の低山の日帰り | 薄手 |
| 夏の高山・山小屋泊 | 薄手 |
| 9〜10月の高山・山小屋泊 | 薄手〜中厚手 |
| 10月後半〜11月の高山 | 中厚手 |
| 積雪期・雪山 | 厚手 |
おるやま季節と標高は重要ですが、夏の高山でも薄手のダウンは持っていくほうがいいですよ
フリースとダウン|役割の違い
フリースとダウンは、どちらが暖かいかではなく、着る時が違います。
フリース・ダウン・化繊の違い
| 項目 | フリース | ダウン | 化繊 |
|---|---|---|---|
| 着る時 | 歩いている時 | 止まった時 | どちらも |
| 汗・雨 | 強い | 弱い | 強い |
| 軽さ・小ささ |
フリース|歩きながら暖かい
フリースは汗を外へ逃がすので、歩きながら着ても蒸れにくい服です。
そのかわり風を通すので、止まると体が冷えやすくなります。
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ダウン|止まって暖かい
ダウンは軽く小さくたためるのに、止まった時の体をしっかり温めてくれます。
弱点は水で、汗や雨で湿ると羽毛がしぼんで暖かさが落ちます。
化繊|濡れに強い中間
化繊(化学繊維のわた)は、濡れても暖かさが落ちにくいのが強みです。
同じ暖かさなら、ダウンより重くかさばりやすくなります。
10選のアークテリクス セリウム フーディは、湿気がこもる所だけ化繊にしたダウンです。
ダウンがいらない人の条件
夏の低山を日帰りで歩くだけなら、ダウンがなくても困らないことが多いです。
その場合は、フリースとレインウェアを重ねて寒さをしのげます。
標高の高い山・山小屋泊・秋以降の山なら、ダウンを1枚持っていくと安心です。
登山用ダウンの選び方|4つの軸
迷ったら下の2着から、自分で選ぶなら4つの軸で選んでください。
迷ったらこれ|日帰りか山小屋泊か
迷ったら、行き方で次の2択から選べば失敗しにくいです。
- 日帰り・重ね着なら、カリマー concordia jkt
- 山小屋泊・秋の朝夕なら、ナンガ マウンテンロッジ
カリマー concordia jkt vs ナンガ マウンテンロッジ
| 項目 | ![]() ![]() concordia jkt | ![]() ![]() マウンテンロッジ |
|---|---|---|
| 厚さ | 薄手 | 薄手〜中厚手 |
| FP | 800 | 760 |
| 重さ | 220g | 記載なし |
| ダウンの量 | 記載なし | 100g |
| 収納 | 収納袋付き | 内ポケットに収納 |
| 女性用 | あり | フーディーあり |
concordia jktは220gと軽く、レインウェアの下にも重ねやすい1着です。
マウンテンロッジはダウンを100g入れていて、アウターにもシェルの下にも使えます。
自分で選ぶなら、次の4つを見てください。
登山用ダウンを選ぶ4つの軸
| 軸 | 見るところ | 目安 |
|---|---|---|
| 厚さ | 季節と泊まり方 | 日帰りは薄手・山小屋泊は中厚手 |
| フィルパワー | FPの数字 | 10選は760〜1000 |
| 重さ・収納 | 重さ・たたんだ大きさ | 袋やポケットにまとまるか |
| サイズ・フード | 重ね着した時の動き | フリースの上から試す |
厚さ|季節と泊まり方で決める


この記事では、ダウンを4つの厚さに分けて紹介します。
迷ったら、行く山でいちばん冷える朝と夕方に合わせて選びます。
フィルパワー|軽さの目安


フィルパワー(FP)は、羽毛がどれだけふくらむかを表す数字です。
数字が大きいほど少ない量で暖かくなるので、軽く仕上がります。
ただし暖かさは、入っているダウンの量でも変わります。
10選は760〜1000FPなので、FPより厚さと重さで選ぶ方がわかりやすいです。
重さ・収納|ザックの空きで


日帰りのザックに入れておくなら、重さとたたんだ大きさを見ます。
- 収納袋が付いている
- 自分のポケットにしまえる
- フードの中にしまえる
10選のうち8着は、袋かポケットに小さくまとめられます。
サイズ・フード|重ね着で確認


ダウンは、フリースなどの上から着ることが多い服です。
試着するときは、下に着る服を着た状態で、肩と腕が動くか確かめます。
フード付きは頭まで暖かく、フードなしはレインウェアの下に重ねやすくなります。
マムートのようにヨーロッパのサイズ表記の商品は、公式でMが日本のLにあたります。
薄手ダウン|日帰り・重ね着
薄手ダウンは軽くて小さくたためるので、日帰りでもザックに入れておけます。
- 春・秋の低山の日帰り
- 夏の高山の休憩
- レインウェアの下に重ねる
おすすめのモデル
カリマー concordia jkt


カリマー concordia jktは、今季の新作で、220gと軽い薄手のダウンです。
- 日帰りのお守りに持っていく
- レインウェアの下に重ねる
- 220gと軽く、収納袋で小さくまとまる
- 手首を包むサムホール付き
- 女性用(W’s)もある
- フードがない
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| FP | 800 |
| 重さ | 220g |
| フード | なし |
| 収納 | 収納袋付き |
モンベル スペリオダウン


モンベル スペリオダウン ジャケットは、190gの軽さで、春秋の防寒着にも冬の中間着にもなる定番です。
- 春・秋の山の防寒着
- 冬にアウターの下に着る
- 190gと10選でいちばん軽い
- 収納袋で1.2Lにまとまる
- ゆったり幅のサイズもある
- フードがない
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| FP | 800 |
| 重さ | 190g |
| フード | なし |
| 収納 | 収納袋付き(1.2L) |
ノースフェイス サンダーラウンドネック


サンダーラウンドネックジャケットは、襟のない形で、フリースの代わりに重ねやすいダウンです。
肩には濡れに強い化繊を使い、ダウンにもはっ水加工がされています。
- フリースの代わりに着る
- アウターの下に重ねる
- 首まわりがすっきりして重ね着しやすい
- 胸のポケットに本体を収納できる
- 対応するアウターとファスナーでつなげられる
- 襟もフードもないので首は冷えやすい
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| FP | 記載なし |
| 重さ | 記載なし |
| フード | なし |
| 収納 | 胸ポケット |



concordia jktとスペリオダウンは300g以下。日帰りのザックに入れっぱなしにできるのが薄手の強みですよ。
薄手〜中厚手ダウン|秋の山小屋泊
薄手〜中厚手ダウンは、秋の山小屋泊の朝夕を1枚でしのぎたい人のための厚さです。
- 9〜10月の山小屋泊
- 山頂でご来光を待つ
- シェルの下にも着る
おすすめのモデル
ナンガ マウンテンロッジ


ナンガ マウンテンロッジ ダウンジャケットは、760FPのダウンを100g入れた立ち襟のダウンです。
アウターとしても、シェルの下に着る1枚としても使えます。
- 内側のポケットに本体を収納できる
- 上下から開け閉めできるファスナー
- フード付きの女性用もある
- フードがない
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| FP | 760 |
| ダウンの量 | 100g |
| フード | なし(立ち襟) |
| 収納 | 内ポケット |
マムート ブロードピーク ライト


マムート ブロードピーク ライト IN フーデッドは、濡れに強いダウンを使ったフード付きです。
公式では、雨や雪の中でも暖かさを保つとしています。
- 800FPの撥水ダウンで湿気に強い
- ポケットに本体を収納できる
- フードが薄く、かさばらない
- サイズがヨーロッパ表記(公式ではMが日本のL)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| FP | 800 |
| 重さ | 記載なし |
| フード | あり |
| 収納 | ポケット |



ナンガは寝袋で知られる日本のメーカー、マムートはスイスの登山ブランド。秋の山小屋泊に軽く持っていける2着です。
中厚手ダウン|晩秋の高山・山小屋
中厚手ダウンは、晩秋の高山や寒い山小屋の外で、しっかり暖まりたい時の厚さです。
- 10月後半〜11月の高山
- 山小屋の外でご来光を待つ
- 街でも着る
おすすめのモデル
Rab ミシックGジャケット


Rab ミシックG ジャケットは、1000FPのダウンを使った、軽さと暖かさを両立したダウンです。
- 1000FPで、10選でいちばんFPが高い
- 277g(Mサイズ)と軽い
- ダウン入りのフード付き
- 7Dのとても薄い生地なので、岩や枝に引っかけないよう気をつけたい
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| FP | 1000 |
| 重さ | 277g(M) |
| フード | あり |
| 収納 | 未確認 |
アークテリクス セリウム フーディ


アークテリクス セリウム フーディは、850FPのダウンに、湿気がこもる所だけ化繊を組み合わせたダウンです。
- 汗をかきやすい所が化繊で、湿気に強い
- 338gと軽い
- 収納袋付き
- 雨の日はレインウェアを上に着る必要がある
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| FP | 850 |
| 重さ | 338g |
| フード | あり |
| 収納 | 収納袋付き |
ノースフェイス アコンカグアフーディ


アコンカグアフーディは、ノースフェイスの定番ダウン「アコンカグアジャケット」のフード付きモデルです。
- はっ水加工で、少しの雨や雪なら気にならない
- 擦れやすい袖口と裾を補強している
- 山にも街にも着られる
- 約450gと、10選の中厚手でいちばん重い
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| FP | 記載なし |
| 重さ | 約450g(L) |
| フード | あり |
| 収納 | 収納袋付き |



軽さならRab、汗に強いのはセリウム、山と街の両方ならアコンカグア。使い方で選び分けるのがおすすめです。
厚手ダウン|積雪期・雪山
厚手ダウンは、積雪期の山小屋や雪山で、シェルの上から着て体を守るための厚さです。
- 積雪期の山小屋泊
- 雪山の休憩
- ハードシェルの上から着る
おすすめのモデル
カリマー high loft down


カリマー high loft down jktは、シェルの上からも着られるゆとりを持たせた、積雪期向けのダウンです。
- ヘルメットの上からかぶれるフード
- 首元と前の合わせにもダウンが入っている
- フードの中に本体を収納できる
- 570gあるので、3シーズンの日帰りには重い
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| FP | 800 |
| 重さ | 570g |
| フード | あり(ヘルメット対応) |
| 収納 | フードに収納 |
カリマー nevis 2.5L


カリマー nevis 2.5L down jktは、表地に防水の生地を使った、雪や雨の中でも着られるダウンです。
- 表地が防水で、風も通しにくい
- 擦れやすい肩や袖口も防水の生地で補強
- フードは襟の中にしまえる
- 1,170gと10選でいちばん重い
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| FP | 800 |
| 重さ | 1,170g |
| フード | あり(襟に収納) |
| 収納 | 未確認 |



雪山ではダウンを濡らさないことが大事。雪や雨の中で着るなら、表地が防水のnevis 2.5Lが安心です。
10選のスペックを比較
今回紹介したダウンについて、スペックをまとめました。
迷ったときは、
登山用ダウンジャケット10選 スペック比較表
| 商品 | 厚さ | 重さ | FP | フード | 向く場面 |
|---|---|---|---|---|---|
![]() ![]() concordia jkt | 薄手 | 220g | 800 | なし | 日帰り・重ね着 |
![]() ![]() スペリオダウン | 薄手 | 190g | 800 | なし | 日帰り・重ね着 |
![]() ![]() サンダーラウンドネック | 薄手 | - | - | なし | 重ね着 |
![]() ![]() マウンテンロッジ | 薄手〜中厚手 | - | 760 | なし | 秋の山小屋泊 |
![]() ![]() ブロードピーク ライト | 薄手〜中厚手 | - | 800 | あり | 雨・雪の日 |
![]() ![]() ミシックG | 中厚手 | 277g | 1000 | あり | 軽さ重視 |
![]() ![]() セリウム フーディ | 中厚手 | 338g | 850 | あり | 汗をかく人 |
![]() ![]() アコンカグアフーディ | 中厚手 | 約450g | - | あり | 山と街 |
![]() ![]() high loft down | 厚手 | 570g | 800 | あり | 積雪期 |
![]() ![]() nevis 2.5L | 厚手 | 1,170g | 800 | あり | 雪山 |
重さが「-」の商品は、公式に重さの記載がありません。
登山用ダウンのよくある質問
まとめ|止まった時の1枚を選ぶ
登山用ダウンは、止まった時の寒さに合わせて厚さを選ぶと失敗しにくくなります。
- 日帰り・重ね着なら、カリマー concordia jkt
- 秋の山小屋泊なら、ナンガ マウンテンロッジ
- 晩秋の高山で軽さを重視するなら、Rab ミシックG ジャケット
- 積雪期・雪山なら、カリマー nevis 2.5L down jkt
自分の山と季節に合う1着を選んで、秋冬の山を楽しんでください。
























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