
Osmo Nanoは熱暴走する?
撮影時間はどれくらい?
熱暴走の対策が知りたい
DJI Osmo Nanoは、超小型でありながら高画質の4K映像が撮影できると注目が集まっています。
しかし、「熱暴走しやすい」「長時間撮影できない」といった悪い口コミが多数見られるため、購入に迷っている方も多くいます。
悪い口コミはこちら(タップして開く)
熱暴走に関する口コミ・評判
本記事では、DJI Osmo Nanoの連続撮影の実験を行い、撮影時間と熱暴走の対策について検証しました。
>> 複数条件による連続撮影の実験結果(タップして移動)



アップデートにより熱管理がやや改善されましたが、熱に弱い弱点は残っています
現時点で、極小アクションカメラを選ぶなら、Insta360 GO Ultraに軍配が上がりますね
>> 【比較レビュー】Insta360 GO Ultra vs DJI Osmo Nano
DJI Osmo Nano アップデート情報(タップして開く)
◆ファームウェア: アップデート情報
バージョン:v2.4.12
リリース日:2025年9月28日
- スローモーションビデオ再生のサポートを追加しました。
- 電力消費と熱管理を最適化しました。
- いくつかの軽微なバグを修正しました。
アップデート方法:スマホアプリとカメラをペアリングする
引用元:DJI公式サイト
熱暴走に弱いGoProを6年間使ってきた筆者が、熱暴走対策を徹底解説していきます。
DJI Osmo Nanoの熱暴走の実情が知りたい方は、ぜひ最後まで読んでください。




DJI Osmo Nano は熱暴走する


DJI Osmo Nanoの連続撮影実験の結果は、約24分で熱停止する結果になりました。
複数の条件で、連続撮影の検証を行った結果、ビジョンドッグを使わずに撮影すれば、約40分と最も撮影時間が長くなりました。
連続撮影の検証結果
条件 | 連続撮影時間 | 熱停止有無 バッテリー残量 | 画質 | フレームレート | カラービット | ビジョンドッグ | 保護ケース |
---|---|---|---|---|---|---|---|
①カメラ単体 4K/ケースなし | 約24分 | 熱停止あり 残量:40% | 4K | 30 | 8bit | 通信あり | なし |
②カメラ単体 4K/ケースあり | 約29分 | 熱停止あり 残量:35% | 4K | 30 | 8bit | 通信あり | あり |
③カメラ単体 ドッグ接続なし | 約41分 | 熱停止あり 残量:21% | 4K | 30 | 8bit | 通信なし | あり |
④カメラ単体 4K60fps | 約35分 | 熱停止あり 残量:30% | 4K | 60 | 8bit | 通信あり | あり |
⑤カメラ単体 4K60fps/10bit | 約18分 | 熱停止あり 残量:52% | 4K | 60 | 10bit | 通信あり | あり |
⑥カメラ単体 2.7K30fps/8bit | 約43分 | 熱停止なし 残量:0% | 2.7K | 30 | 8bit | 通信あり | あり |





Osmo Nanoは、アップデートにより撮影時間が伸びたとはいえ、GoPro並みの熱の弱さに落胆の声が多く聞かれるのも納得ですね
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DJI Osmo Nanoの熱暴走対策 5選
GoProを使っていた頃から悩んでいた熱暴走対策を、実際にDJI Osmo Nano でも試してみて、効果が出た5つの方法を解説します。
ビジョンドッグを使わずに撮影する


ビジョンドッグと連携せずにカメラの録画ボタンを押せば、4K30fpsで約40分の撮影ができました。
高画質映像の処理で、カメラ本体の発熱があるため、次に負荷が大きくなるビジョンドッグとの無線通信を使わないことで、連続撮影時間を伸ばせます。



ただし、画角を確認しながらの撮影ができなくなるため、カメラのアングルを把握しておく必要がありますね
5分に一度カットを入れる
長時間の連続撮影を避け、5分程度の短いクリップに分けて録画を停止することが、シンプルで効果的な熱暴走対策です。
短時間でも放熱する「休息時間」を与えることで、CPUへの継続的な負荷を軽減できます。



スポット撮影がメインになりますが、熱暴走を気にせずに済むので、最もおすすめの方法です
ただ、長尺で撮影したい人にはストレスに感じる可能性はありますね
保護ケースを付ける


DJI Osmo Nanoに付属している保護ケースを付けたほうが、やや熱停止するまでの時間が伸びる傾向がありました。
連続撮影していると、カメラ本体が50度近くに発熱し、手で持つにはやや危険な温度となるため、保護ケースは安全性を高めるためにも有効です。



保護ケースの重さは約12gあるので、カメラ全体が重たくなるのはデメリットですが、安全性と撮影時間を伸ばせるなら許容できるポイントですね
不要な便利機能をOFFにする


DJI Osmo Nanoの便利だけど使わなくても撮影に支障がない機能はすべてOFFにするのがおすすめです。
オフにしてもいい便利機能
- 音声制御
- 遠隔制御
- モニターの明るさを下げる
- ビットレートを標準にする
- 外部マイクをOFFにする
- 動作音を小さくする
便利機能をOFFにしても、長時間の撮影ができるようになるわけではないため、こだわりすぎる必要はありません。



撮影スタイルや使いやすさに合わせて、機能を選んでみてください。
ここぞという場面以外は画質を落とす


DJI Osmo Nanoの最大の魅力である画質を落とすのは、苦肉の策ですが、長時間の撮影を行うなら、解像度とフレームレートを2.7Kや1080pの30fpsに落とす必要があります。
決定的瞬間以外は、画質を落として撮影を行い、ここぞという時に4K映像を撮影するスタイルが現実的に長時間の撮影を可能にする方法でした。



結論として、工夫をすれば熱暴走させずに撮影する方法はありますが、30分以上撮影したいなら、Insta360 GO Ultraを選ぶほうが良さそうですね




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熱に強いアクションカメラと比較
熱暴走を気にせず、長時間の撮影を楽しみたい方には、熱に強いアクションカメラがおすすめです。
熱に強い人気のアクションカメラとOsmo Nano
カメラ | カメラの種類 | ポイント | 登山での おすすめ度 | 映像性能 | 耐久性 防水性 | バッテリー容量 撮影時間 | 熱耐性 | 操作性 | 価格 | サイト内を移動 |
![]() ![]() Insta360 GO Ultra | 広角・極小 カメラ | きれいな4K映像 夜間に強い 極小カメラ | (4.5 / 5.0) | 4K60fps 2.7K120fps | 水深10m | 単体: 500mAh ポッド: 1450mAh | 強い | フリップモニター マグネットマウント 豊富な撮影モード | 64,800円 | 詳細を見る |
![]() ![]() Insta360 Ace Pro 2 | 広角カメラ | 8Kの超高画質 長時間撮影に強い 操作しやすい | (5.0 / 5.0) | 8K30fps 4K120fps | 水深12m | 1800mAh 約112分(4K) | とても強い | フリップモニター マグネットマウント 豊富な撮影モード | 64,800円 | 詳細を見る |
![]() ![]() DJI Osmo Action 5 Pro | 広角カメラ | 暗所に強い4K シンプルデザイン コスパが良い | (4.0 / 5.0) | 4K120fps | 水深20m | 1950mAh 約150分(4K) | とても強い | シンプル | 55,000円 | 詳細を見る |
![]() ![]() DJI Osmo Nano | 広角・極小 カメラ | 親指サイズ 4K映像が撮れる DJIマウントが共通 | (4.0 / 5.0) | 4K60fps | 水深10m | 単体: 530mAh ドッグ: 1300mAh | 弱い | 親指サイズ 4K映像が撮れる DJIマウントが共通 | 43,890円(64GB) 48,730円(128GB) | 詳細を見る |
DJI Osmo Action 5 Proが最も耐熱性に優れていたため、Osmo Nanoの結果に失望した方も少なくないでしょう。
一方で、極小アクションカメラのInsta360 GO UltraやAce Pro 2は、熱に強く安定した撮影が楽しめるのでおすすめです。
>>【比較レビュー】Insta360 GO Ultra vs DJI Osmo Nano
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商品名 | セール価格 | 限定特典 |
Insta360 X5 | →73,800円 | 1年クラウド無料 18000円相当 |
Insta360 X4 | →55,800円 | X4バッテリー 7,600円相当 |
Insta360 Ace Pro 2 | →60,900円 | 多機能自撮り棒 6,900円相当 |
Insat360 GO 3S | →52,900円 | バッテリーパック 7,100円相当 |
Insta360 Ace Pro | →41,900円 | AceProバッテリー 6,200円相当 |
Insta360 X3 | →42,900円 | X3バッテリー 6,200円相当 |
アクセサリー | 10%OFF | ー |
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DJI Osmo Nano のストレージと撮影時間


DJI Osmo Nanoの撮影時間は、熱停止だけでなく、内蔵ストレージ容量(64GBまたは128GB)によっても決まります。
DJI Osmo Nano
データ容量と撮影時間の目安
データ容量 | 撮影時間 (4K30fps) | 撮影時間 (4K60fps) |
64GB | 約2時間01分 | 約1時間32分 |
128GB | 約4時間2分 | 約3時間4分 |
ビジョンドッグにSDカードを挿入でき、撮影後のデータを移行できるので、上記の撮影時間以上にデータを記録できます。
録画データは内蔵ストレージにのみ保存され、SDカードへ直接保存はできません。
容量が大きい128GBのほうが、撮影容量を気にしなくていいので、おすすめです。
一方で、ライバルになるInsta360 GO Ultraは、SDカード対応で直接データを保存できて、SDカードの容量で撮影時間を自由に選べて使いやすいです。





いま極小アクションカメラを選ぶなら、熱に強くて使いやすいGO Ultraがおすすめですよ
詳しくは下記で解説しているので合わせてご覧ください👇️
>> 【比較レビュー】Insta360 GO Ultra vs DJI Osmo Nano


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Osmo Nanoの熱暴走に関する口コミ・評判
DJI Osmo Nanoの熱暴走に関する口コミをまとめた結果、多くのユーザーが熱停止に悩まされており、Insta360 GO Ultraにすればよかったとの意見が多数ありました。
当サイトでは、複数の条件で連続撮影実験を行いましたが、ファームウェアのアップグレードで熱耐性は向上して、数分で停止することはありませんでした。
>> 複数条件による連続撮影実験の詳細(タップして移動)
しかし、DJI Osmo Nanoが「熱に弱い」結果に変わりはないため、購入を検討する場合は注意が必要です。
熱暴走に関する口コミ・評判



これほど多くの口コミが見られるのは、それだけOsmo Nanoへの期待が高い証拠であり、次期モデルでの改善に期待したいところですね
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よくある質問 Q&A 5選
- 本当に熱暴走しやすいですか? 4Kで何分くらい撮影できますか?
-
はい。熱暴走しやすい傾向があります。4K30fpsで連続撮影実験をした結果、約24分で熱停止しました。
>> 複数条件による連続撮影の実験結果(タップして移動) - バッテリーはどれくらい持ちますか?
-
カメラ単体の4K30fpsで約60分の撮影が可能です。ビジョンドッグに接続して、耐久モードに設定すると最大200分(1080p24fps)まで撮影できます。
- バッテリーの交換はできますか?
-
Osmo Nanoは内蔵式バッテリーのため、交換はできません。バッテリー切れを防ぐために、使わないときはビジョンドッグに固定しておくことをおすすめします。
- 内蔵ストレージがいっぱいになったらどうすればいいですか?SDカードに直接録画できますか?
-
撮影データは内蔵ストレージ(64GBまたは128GB)にのみ保存します。ストレージのデータは、ビジョンドックに挿入したmicroSDカードへ転送することで、空き容量を確保できます。
- 急速充電に対応していますか?
-
はい。急速充電に対応しています。0%から80%まで、約15分で完了します。
結論:いま選ぶならInsta360 GO Ultraがおすすめ!
DJI Osmo Nanoは、極小サイズと高い映像性能で注目を集めていますが、「熱に弱い」という致命的な弱点を抱えています。
DJI Osmo Nanoを選ぶ場合は、本記事で紹介した熱暴走対策をしながら撮影することが必須です。
ただ、いまアクションカメラを選ぶなら、熱に強いInsta360 GO UltraやAce Pro 2を選ぶことをおすすめします。
熱に強い人気のアクションカメラ
カメラ | カメラの種類 | ポイント | 登山での おすすめ度 | 映像性能 | 耐久性 防水性 | バッテリー容量 撮影時間 | 熱耐性 | 操作性 | 価格 | サイト内を移動 |
![]() ![]() Insta360 GO Ultra | 広角・極小 カメラ | きれいな4K映像 夜間に強い 極小カメラ | (4.5 / 5.0) | 4K60fps 2.7K120fps | 水深10m | 単体: 500mAh ポッド: 1450mAh | 強い | フリップモニター マグネットマウント 豊富な撮影モード | 64,800円 | 詳細を見る |
![]() ![]() Insta360 Ace Pro 2 | 広角カメラ | 8Kの超高画質 長時間撮影に強い 操作しやすい | (5.0 / 5.0) | 8K30fps 4K120fps | 水深12m | 1800mAh 約112分(4K) | とても強い | フリップモニター マグネットマウント 豊富な撮影モード | 64,800円 | 詳細を見る |
![]() ![]() DJI Osmo Action 5 Pro | 広角カメラ | 暗所に強い4K シンプルデザイン コスパが良い | (4.0 / 5.0) | 4K120fps | 水深20m | 1950mAh 約150分(4K) | とても強い | シンプル | 55,000円 | 詳細を見る |
![]() ![]() DJI Osmo Nano | 広角・極小 カメラ | 親指サイズ 4K映像が撮れる DJIマウントが共通 | (4.0 / 5.0) | 4K60fps | 水深10m | 単体: 530mAh ドッグ: 1300mAh | 弱い | 親指サイズ 4K映像が撮れる DJIマウントが共通 | 43,890円(64GB) 48,730円(128GB) | 詳細を見る |
>>【比較レビュー】Insta360 GO Ultra vs DJI Osmo Nano
>>【比較レビュー】Insta360 GO Ultra vs Ace Pro 2
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- とにかく価格が安い!
- 親指サイズで自由度の高い撮影ができる
- 晴れの日の映像はかなりきれい
- 既存マウントとの互換性がある
- 連続撮影すると熱暴走しやすい
- 録画中データをSDカードには保存できない
- 外部マイク仕様時はプレビューが見れない
- ジェスチャー操作が使いづらい
- 画角がやや狭い




- 色彩豊かな4K映像を撮影できる
- 存在を忘れる極小サイズ
- バッテリー持ち時間が長い
- 多彩な撮影モード
- 使いやすいこだわりの操作性
- SDカード対応で撮影時間が伸びた
- バッテリー交換ができない
- 熱暴走の課題は残る
- 落下させるリスクあり
- アクションポッドが防水ではない


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