
雨の日でも、快適に登山を楽しみたい!
雨具はどれを選べば失敗しない?
レインウェアの選び方が知りたい!
登山の三種の神器として必須とされるのが、万が一の天候変化に対応できるレインウェアです。
ただ、登山用レインウェアは種類が多すぎてどれがおすすめか選ぶのが大変と感じる方も多くいます。
本記事では、登山歴12年の筆者が、初心者でもわかりやすいように選ぶ際のポイントとおすすめモデルを8つ厳選しました。



本記事を読めば、自分に適したお気に入りのレインウェアが見つかりますよ
レインウェア選びで迷っている方は、ぜひ最後まで読んでください👇️
おすすめ登山レインウェア 8選
ブランド 商品名 | 写真 | Amazon レビュー評価 | ポイント | 参考価格 (税込) | ECサイト | 防水性 耐水圧 | 透湿性 | 素材の特徴 | 重さ |
ミレー ティフォン50000 ストレッチ ジャケット | ![]() ![]() | (4.4) | ・優れた透湿性で蒸れにくい ・ストレッチ素材で快適性◎ | 35,200円 | Amazon 楽天市場 | 30,000mm | 高い 50,000g/m²・24h | 3層構造(DRYEDGE TYPHON 50000 3L) | 約304g |
モンベル ストームクルーザー | ![]() ![]() | (4.6) | ・コスパが高い ・防水性と耐久性のバランスが高い | 22,000円 | Amazon モンベル | 20,000mm | 高い 40,000g/m²・24hrs | スーパードライテック®3レイヤー | 約254g |
アウトドアリサーチ ストラトバースト ストレッチ レインジャケット | ![]() ![]() | (5.0) | ・圧倒的な軽さ ・動きやすい素材 ・脇下ベンチレーションで通気性◎ | ¥26,730 | Amazon 楽天市場 | 記載なし | 非公開 | PFASフリーのDWR加工 | 241g |
ザ・ノース・フェイス ベンチャー ジャケット | ![]() ![]() | (4.3) | ・リーズナブルなモデル ・低山ハイクに最適 | 18,700円 | Amazon 楽天市場 | 20,000mm | 記載なし | HYVENT Clear D (2.5層構造) | 約215g |
ザ・ノース・フェイス クライムライト ジャケット | ![]() ![]() | (4.6) | ・GORE-TEX 採用 ・軽やかな着心地 ・高い軽量性 | ¥38,582 | Amazon 楽天市場 | GORE-TEX基準 | GORE-TEX基準 | GORE-TEX | 約285g (Lサイズ) |
ブラックダイヤモンド ハイライン ストレッチシェル | ![]() ![]() | (4.6) | ・ストレスフリーな着心地 ・持続性の高い撥水 ・高水準の耐水圧・透過性 | ¥42,900 | Amazon 楽天市場 | 20,000mm | 普通 20,000g/m²/24h | PFCフリーのDWR加工 | 410g (Mサイズ) |
マムート アルト ライト HS フーデッドジャケット | ![]() ![]() | (5.0) | ・本体ポケットに収納可能な高い携帯性 ・効果的な体温調節機能 | ¥24,517 | Amazon 楽天市場 | 15,000mm | 普通 15,000g/m²/24h | レイヤーMammut DRY Tourラミネート | 約355g |
finetrack エバーブレスフォトン ジャケット | ![]() ![]() | (5.0) | ・ストレッチ素材による動きやすさ ・防水透湿性と耐久性に優れている | 23,232円 | Amazon 楽天市場 | 20,000mm | やや低め 10,000g/m²・24h | 3層構造 (エバーブレス®メンブレン) | 約295〜300g |
※耐水圧の目安はコチラをタップ
失敗しない!登山用レインウェアの選び方


登山用レインウェアを選ぶためには、下記5つのポイントを考慮して選びます。
防水性(耐水圧)


登山用レインウェアの防水性は、日帰りハイキングなら耐水圧10,000mm以上、本格的な登山を想定するなら20,000mm以上がおすすめです。
耐水圧10,000mmのレインウェアは、濡れた場所に座ったり、膝をついたりして局所圧が増えると浸水することがあります。
一方で、耐水圧20,000mm以上のレインウェアを選べば、長時間の雨風やバックパックショルダー部分からの浸水に耐えられるので、長期縦走など本格的な登山でも安心して利用できます。
防水性(耐水圧)の目安と選び方
耐水圧 | 雨の強さ | 目安 |
---|---|---|
2,000mm | 小雨〜中雨 | 軽いハイキング、短時間の雨。 傘を使用するか迷った際に役立ちます。 長時間や強い雨には不十分。 |
10,000mm | 大雨 | 一般的な登山、トレッキング向け。 激しい雨でも短時間なら耐えられる。 濡れた場所に座ったり、 膝をつくと染みる可能性あり。 |
20,000mm以上 | 嵐・暴風雨 | 本格的な登山に必須レベル。 長時間の激しい雨・強風でも水の浸水を防ぐ バックパックのショルダー部でも浸水しない。 |



耐水圧はタグや商品説明で確認できるので、レインウェアの購入時は、自分の登山スタイルと防水性が合っているか確認しましょう
透湿性


レインウェアを選ぶ際には防水性だけでなく、汗や身体の蒸気を外に逃がす「透湿性」の確認が必要です。
透湿性が低いレインウェアを着用すると、ウェア内部が蒸れたり、身体が冷えたりして不快感につながるため、10,000g/m²・24h以上のモデルを選ぶことをおすすめします。


透湿性の高いレインウェアでも気温が高い夏場でも蒸れることがあるため、通気性を高める脇下のベンチレーションがついたモデルもおすすめです。
脇下ベンチレーション付きのおすすめモデル
- アウトドアリサーチ:ストラトバースト ストレッチ レインジャケット
- ザ・ノース・フェイス:クライムライト ジャケット
- ブラックダイヤモンド:ハイライン ストレッチシェル
- マムート:アルト ライト HS フーデッドジャケット



通気性は登山の快適性を高めるために重要なので、価格はやや高くても妥協せずに選ぶことをおすすめします
持ち運びやすさ


バックパックのスペースを圧迫しないために、収納性が高く、軽量で持ち運びやすいレインウェアを選ぶのがおすすめです。
突然の天候の変化に合わせて、レインウェアをバックパックからすばやく取り出せる必要があります。
レインウェアによっては収納ポーチが付いているモデルや、ウェア自体にパッカブル仕様が施されているモデルもあります。



重さや収納時のサイズはカタログや商品説明に掲載されている場合があるので、参考にしてください
利便性(使いやすい工夫)


レインウェアを選ぶ際は、実際に使いやすさや着脱しやすさが考慮されたデザインが重要です。
- ポケットの位置と数
- フードの調整機能
- パンツの着脱しやすさ(パンツファスナー)
利便性を向上させるうえで、バックパックのショルダー部分が、胸ポケット位置に干渉しないことも快適性を向上させるために重要です。
フード調整機能が採用されているモデルなら、強風でもフードがずれにくく、視界を確保しやすいため、安全性が向上します。
パンツのサイドファスナーが大きく開くタイプなど、突然の天候が悪化した際に着脱しやすいモデルがおすすめです。



普段選んでいるウェアのサイズより、少し大きめを選ぶと厚着してる状態でもスムーズに着脱できますよ
サイズ感


レインウェアを購入する際は、寸法を抑えたうえで、普段よりもゆとりのあるサイズを選ぶのがおすすめです。
ワンサイズもしくはハーフサイズ程度大きいものを選べば、着脱しやすく、動きも制限しません。


レインウェアは、登山中の天候の変化に合わせ、フリースやダウンジャケットの上に羽織る場面があります。



見た目のフィット感だけでなく、重ね着を考慮してゆとりを持ったサイズを選ぶのがおすすめですよ!
おすすめの登山レインウェア 8選


人気のおすすめ登山用レインウェアを8点厳選したので、ぜひ参考にしてください。
おすすめレインウェア 8選
- ミレー:ティフォン50000 ストレッチ ジャケット
- モンベル:ストームクルーザージャケット
- アウトドアリサーチ:ストラトバースト ストレッチ レインジャケット
- ザ・ノース・フェイス:ベンチャー ジャケット
- ザ・ノース・フェイス:クライムライト ジャケット
- ブラックダイヤモンド:ハイライン ストレッチシェル
- マムート:アルト ライト HS フーデッドジャケット
- finetrack:エバーブレスフォトン ジャケット
ミレー:ティフォン50000ストレッチジャケット


- 高い透湿性で蒸れにくいので快適
- 耐水圧が高く大雨でも問題なく使える
- しなやかな着心地で人気のモデル
ミレー ティフォン 50000ストレッチジャケットは、優れた透湿性を持つティフォンシリーズのスタンダードモデル。
雨の日でも蒸れにくく、ストレッチ性の高い素材により着心地が優れています。
ティフォン50000ストレッチジャケット
スペック一覧
項目 | 内容 |
---|---|
重さ | 約304g |
防水性(耐水圧) | 30,000mm |
透湿性 | 50,000g/m²・24h |
素材 | 3層構造(DRYEDGE TYPHON 50000 3L) |
主な特徴 | ・高ストレッチ性(しなやかな着心地) ・ベンチレーション兼用メッシュポケット ・ヘルメット対応・フード調整可能な裾/袖 |
サイズ展開 | S、M、L、XL、2XL |
カラー展開 | ・METHYL BLUE ・BLACK – NOIR ・RED – ROUGE ・MASTIC ・SHARK |



よく伸びる生地が特徴で、岩場などの体を動かす山岳地帯でも活躍しますよ


モンベル:ストームクルーザージャケット


- 優れた防水性と透湿性のバランスが高い
- リーズナブルな価格帯で人気
- モンベルの信頼性の高い耐久性
モンベル ストームクルーザー ジャケットは、初心者が迷ったときの一枚目として特におすすめのモデルです。
ストームクルーザージャケットの性能表
項目 | 内容 |
---|---|
重さ | 約254g |
防水性(耐水圧) | 20,000mm以上 |
透湿性 | 40,000g/m²・24hrs |
素材 | スーパードライテック®3レイヤー |
サイズ展開 | XS、S、M、L、XL、XXL、 M-R(M ゆったり幅)、L-R(L ゆったり幅) |
カラー展開 | ・ブルーグリーン ・ブラック・ブルー ・レッド・イエロー |



私が登山を始めて、最初の一着がストームクルーザーでした。
10年近く使っていますが、現役で使えていて耐久性は抜群の信頼感ですよ


アウトドアリサーチ:ストラトバーストストレッチ レインジャケット


- 241gの軽量性が魅力
- 動きやすいストレッチ素材
- 脇下ベンチレーションで通気性が高い
ストラトバーストストレッチレインジャケットは、登山用レインウェアの基本性能を押さえたコスパ良好のモデルです。
ストラトバーストストレッチ レインジャケット
スペック一覧
項目 | 内容 |
---|---|
重さ | 約241g |
防水性(耐水圧) | 記載なし |
透湿性 | 非公開 |
構造 | Ventia™ 2.5レイヤー |
素材 | 50デニールメカニカルストレッチ素材 ポリエステル100% |
サイズ展開 | S、M、L、XL |
カラー展開 | ・レンジャーグリーン ・ブラック・スパイス/ダークネイビー ・ウルフグレー・ソリッドセノーテ |



初めて使うレインウェアとしてもおすすめですよ


ザ・ノース・フェイス:ベンチャージャケット


- リーズナブルな価格帯で人気
- 低山ハイクや街使いにもおすすめ!
ベンチャージャケットは、リーズナブルな価格帯で手に取りやすく、低山ハイクから街使いにおすすめできるモデルです。
ベンチャージャケット
スペック一覧
項目 | 内容 |
---|---|
重さ | 約215g |
防水性(耐水圧) | 約20,000mm |
透湿性 | 記載なし |
構造 | HYVENT Clear D (2.5層構造) |
素材 | ナイロン100%(表) ポリウレタンラミネーション(裏) |
サイズ展開 | S、M、L、XL |
カラー展開 | ・マウンテンブルー ・サミットゴールド ・マシュルーム ・ブラック |



さらに通気性にも優れ、ムレを感じにくく快適に過ごせます。


ザ・ノース・フェイス:クライムライトジャケット


- 軽やかな着心地
- GORE-TEX C-Knitによる高い防水性と通気性
- トップクラスの軽量性
クライムライトジャケットは、本格的な登山からタウンユースまで重宝できるモデルです。
クライムライトジャケット
スペック一覧
項目 | 内容 |
---|---|
重さ | 約241g |
防水性(耐水圧) | GORE-TEX基準 |
透湿性 | GORE-TEX基準 |
構造 | 20D Recycled Nylon GORE-TEX C-Knit Backer 3レイヤー |
素材 | ナイロン100%(表側&裏側) ePE(中間層) |
サイズ展開 | S、M、L、XL |
カラー展開 | ・クレイグレー ・サミットゴールド ・クリアレイクブルー×ブラック ・マッシュルーム ・ブラック |



価格は高めですが、「迷ったらこれ」と言える定番レインウェアですよ


ブラックダイヤモンド:ハイライン ストレッチシェル


- 動きやすさと堅牢性を両立している
- 本格的な登山で使える耐水圧・透湿性
- 多彩なギミックで換気・体温調整がしやすい
ハイライン ストレッチシェルは、高水準で動きやすさと耐水圧・透湿性を両立したモデルです。
ハイライン ストレッチシェル
スペック一覧
項目 | 内容 |
---|---|
重さ | 約410g |
防水性(耐水圧) | 20,000mm |
透湿性 | 20,000g/m²/24h |
構造 | BD.dry™ 3レイヤー |
素材 | ナイロン100% |
サイズ展開 | S、M、L |
カラー展開 | ・セルリアンブルー ・ブラック ・シグナルレッド ・オリーブドラブ |



ストレッチが効く素材で、クライミングなど腕や上半身のスムーズな動きを求める方におすすめです


マムート:アルトHSフーテッドジャケット


- 脇下のジッパーで換気がスムーズ
- 軽量で伸縮性のある素材で動きやすい
- 汎用性が高いレギュラーフィットパターンを採用
アルト ライト HS フーデッドジャケットは、脇下の大型ジッパーが特徴で、換気性能に優れています。
アルトHSフーテッドジャケット
スペック一覧
項目 | 内容 |
---|---|
重さ | 約355g |
防水性(耐水圧) | 15,000mm |
透湿性 | 15,000g/m²/24h |
構造 | Mammut DRY Tour 2.5レイヤ |
素材 | 100% 合成繊維(リサイクルポリエステル) |
サイズ展開 | XS,S、M、L |
カラー展開 | ・マムートレッド ・ダークマーシュ ・ブラック ・マリーン |



マムートのおしゃれなデザインで気持ちが高まる一品ですね!


ファイントラック:エバーブレスフォトンジャケット


- 動きを妨げないシルエットとストレッチ性能
- 両脇に設置されたリンクベントで衣服内が蒸れにくい
- フード着用時でも音抜き穴で外音が聞き取りやすい
エバーブレス フォトン ジャケットは、日本の気候や日本人の体型にマッチした機能性とフィット感があるモデルです。
エバーブレスフォトンジャケット
スペック一覧
項目 | 内容 |
---|---|
重さ | 約295〜300g |
防水性(耐水圧) | 20,000mm以上 |
透湿性 | 10,000g/m²・24h |
構造 | エバーブレス®メンブレン 3レイヤー |
素材 | エバーブレス®ファブリック 3レイヤー 表:ナイロン100%、裏:ポリエステル100% 中間層:エバーブレス®メンブレン |
サイズ展開 | S、M、L、XL |
カラー展開 | ・セルリアンブルー ・エナジーレッド ・ディープインディゴ |
日本の気候に合わせて作られた、ムレにくい防水ジャケットです。



ストレッチ性に優れており、蒸れにくい素材を使用しているので快適性に優れたモデルですよ


よくある質問 Q&A 6選


レインウェアを着て雨の日の登山も楽しもう!


登山用レインウェアは、山の急な天候変化に備えるための必須アイテムです。
おすすめレインウェア 8選
- ミレー:ティフォン50000 ストレッチ ジャケット
- モンベル:ストームクルーザージャケット
- アウトドアリサーチ:ストラトバースト ストレッチ レインジャケット
- ザ・ノース・フェイス:ベンチャー ジャケット
- ザ・ノース・フェイス:クライムライト ジャケット
- ブラックダイヤモンド:ハイライン ストレッチシェル
- マムート:アルト ライト HS フーデッドジャケット
- finetrack:エバーブレスフォトン ジャケット
レインウェアを選ぶ際は、下記5つのポイントを意識すると、快適さや安全性を高められます。
各モデルの特徴やメリットを比較しながら、自分の登山スタイルに合った一着を見つけてください。
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