登山用スマートウォッチはどれがおすすめ?
腕時計で地図を確認したい
TicWatch Pro 5 ってどんな性能?
この記事は、このような悩みのある方に向けて書いています。
今回レビューするTicWatch Pro 5は、Wear OS by Googleを搭載したスマートウォッチです。
中国AI企業のひとつMobvoiから2023年5月に発売された最新モデルについて実使用レビューをまとめました。
いつでも現在地やルート確認できるのは最大のメリットです
おすすめできる人 | おすすめできない人 |
---|---|
Androidを使っている人 登山アプリ「YAMAP」を利用している人 登山アプリ「ヤマレコ」を利用している人 腕時計で地図を見たい人 | iPhoneを使っている人 ヤマレコ以外の登山アプリを使う人 腕時計をつけない人 |
今回、商品提供を頂くチャンスがあり、「登山で使えるスマートウォッチか?」について実使用レビューしていきます。
「登山向けのスマートウォッチを探している方」は、ぜひ最後まで読んでみてください。
【関連】ヤマレコが使えるスマートウォッチ 3選を徹底解説!
【関連】YAMAPが使えるスマートウォッチ 3選を徹底解説!
2024年5月にリリースされた最新モデル TicWatch Pro 5 Enduroについては、コチラで解説しているので、合わせてご覧ください。
【関連】TicWatch Pro 5シリーズ最新モデル Enduroを徹底レビュー
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TicWatch Pro 5 良かった点【実使用レビュー】
TicWatch Pro 5を実際に使用してみてよかった点をまとめました。
ヤマレコと連携して登山地図が見られる
TicWatch Pro 5は、人気の登山アプリ「ヤマレコ」と連携ができ、登山地図を腕時計で確認できるのが最大の魅力です。
私は初代Garmin Instinctを利用していましたが、GPS軌跡モードはあっても登山地図を確認できない難点がありました。
TicWatch Pro 5があればスマホを取り出さなくても、登山ルートや現在地の確認ができるようになりました。
現在置だけでなく、周辺スポットが表示されるので新しい発見ができそうでワクワクします。
さらに、登山ルートを外れていれば警告アナウンスしてくれる機能があり、遭難リスクが軽減できます。
地図のダウンロードやルート計画はスマホアプリで事前操作して、TicWatch側へインストールしておく点は注意が必要です。
スマホを取り出さずにルート確認ができて、登山の快適さが増しました
【合わせて読みたい】ヤマレコが使えるスマートウォッチ 3選を徹底解説!
YAMAPが使えるようになりました
2024年4月23日にYAMAPから、スマートウォッチ版YAMAPの対応機種がWear OS by Googleに対応されたことが発表されました。
この発表により、待ち望んでいたTicWatch Pro 5でYAMAPが使えるようになりました。
YAMAPをずっと使っていたので、紙対応に感謝です
ヤマレコでもYAMAPでも対応できるのでより多くの人に選ばれるようになりました
使い方はかんたんで、スマホ側でほとんど完結します。
連携手順と使い方を以下にまとめていますので、クリックしてみてください。
表示はスマホと比べるとコースタイムやスポット情報が掲載されていませんが、ルートの確認ができます。
毎回、スマホを取り出してルートの確認をしなくて良いのでスムーズに登山を楽しめます
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長持ちのバッテリーで急速充電もできる
TicWatch Pro 5はバッテリー駆動時間が、最大80時間持続するので登山の長期縦走でも対応できます。
実際に、冬山低山の日帰り4時間のコースで使用して、地図アプリ「ヤマレコ」を使用して20%程度の減少でした。
この電池消費量であれば、2泊3日の登山なら電池寿命は十分です。
北アルプス裏銀座縦走ルート(2泊3日)
バッテリー残量
- 登山開始時点:86%
(七倉山荘テン場にて前泊) - 1日目終了時点:63%
(行動時間:9h20min) - 2日目終了時点:38%
(行動時間:13h12min) - 3日目終了時点:23%
(行動時間:8h30min)
【YAMAPアプリを使った登山記録】
前烏帽子岳・烏帽子岳・野口五郎岳・真砂岳・ワリモ岳・鷲羽岳・三俣蓮華岳・丸山 / おるやま△登山嫌いな妻と山に行くさんの前烏帽子岳(富山県)・鷲羽岳・野口五郎岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ
また、高速充電テクノロジーにより、30分間の充電で約65%まで回復するので、山小屋やモバイルバッテリーを利用すれば2泊以上の長期縦走でも十分に対応できるでしょう。
例えば、5000mAhモバイルバッテリーがあれば、約8回の充電が可能です。
モバイルバッテリーがあれば、スマホ・ウォッチ・カメラの充電をしても、長期縦走に十分使えそうです
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ディスプレイが有機ELで見やすい
TicWatch Pro 5は、高解像度の有機ELディスプレイが採用されており、夜間でも視認性がとても高いです。
登山GPSアプリのヤマレコやYAMAPと連携すれば、登山ルートや等高線までしっかり確認できる解像度が魅力的でした。
登山途中の夜間や直射日光下でもはっきり画面が見えるのでストレスがありません。
有機ELの明るさによるライトモードが利用でき、夜の山小屋やテント内でライトが見つからないときに手元を照らせます。
多機能で操作性が良い
TicWatch Pro 5には、便利な機能やアプリをたくさん搭載されています。
便利なアプリの例
- バイタルモニター(脈拍、睡眠、血中酸素濃度)
- 電話
- アクティビティモード
- コンパス、気圧計、高度計
- マイク、スピーカー
- ライトモード
さらに、Google Playからスマートウォッチ専用アプリをダウンロードすれば、用途に合わせてカスタマイズできます。
LINEアプリでは、メッセージの通知や返信といった一連の操作が可能です。
ただ、返信の文字入力は大変なので、通知確認がメインになります
テンプレートやスタンプなどで簡単なリアクションはできます
音声入力が得意な人なら返信もできそうです
さらに、Google Payと連携すれば、クレジットカードのタッチ決済が利用できます。
多機能になるとたくさんの操作が必要ですが、操作ボタンとタッチパネルで感覚的に操作できるたね、初めての方にも使いやすいです。
TicWatch Pro 5 気になる点【実使用レビュー】
TicWatch Pro 5は、登山に適したメリットがたくさんありますが、気になる点もあったのでレビューします。
標高モードは事前に校正が必要
最も気になったのは、TicWatchとヤマレコで表示される高度計の数値が異なる点でした。
初めて利用した際は、山頂の標高より、TicWatch Pro 5 の表示の方が約100m高い数値を示していました。
この原因は、TicWatch Pro 5の高度計の校正をしていないためでした。
ただ、YAMAPやヤマレコが連携できるため、TicWatch Pro 5 の高度計アプリは利用しなくなりました
高機能な分、価格がやや高め
TicWatch Pro 5の定価は、49,999円(税込)と少し高価に感じます。
ただ、多機能かつ高耐久性を実現したスマートウォッチなので、その価格も納得できます。
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モバイルSuicaが対応していない
モバイルSuicaが対応していないのは、残念なポイントだと感じます。
「Google Payのタッチ決済ができる」なら、モバイルSuicaの対応は欲しい機能の一つでした。
モバイルSuica対応は、登山の移動中に、財布やスマホを出す手間がなくなるため、今後のバージョンアップに期待です。
キャッシュレス決済はこれまで通りクレカやスマホを使ってます
いつかはスマートウォッチでピッと決済したいですね
日本語が少しおかしな点がある
完成度の高いTicWatch Pro 5なのに「どうしてここが?」と思ってしまう点が、スマートモードから起動したときの日本語が少しおかしいことです。
正直、「使い始めは、意味は理解できるのですが、すべての日本語レベルが低いのでは?」と不安になりました。
他のアプリや動作中は、おかしな日本語は出てこないため、特に気になりません。
ただ、次のアプリのバージョンアップの際には修正を希望したいですね
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TicWatch Pro 5 スペック表
TicWatch Pro 5 のスペックを一覧にまとめました。
TicWatch Pro 5スペック一覧
写真 商品名 | TicWatch Pro 5 | TicWatch Pro 5 Enduro |
発売日 | 2023年5月25日 | 2024年5月9日 |
参考価格 (税込) | → 36,500円 ※セールあり | 49,999円 |
寸法 (mm) | 50 x 48 x 12 | 50 x 48 x 12 |
重量 バンドなし | 44.3g | 44.7 g |
カラー | オプシディアン サンドストーン | オブシディアン |
ケース素材 | ステンレス 鋼7000シリーズ アルミニウム 高強度ナイロン グラスファイバー | ステンレス 鋼7000シリーズ アルミニウム 高強度ナイロン グラスファイバー |
スクリーン | コーニングゴリラ 指紋防止カバーグラス | サファイアクリスタル |
バンド | シリコン (交換可能)24mm | フルオロラバー (交換可能)24mm |
バッテリー 容量 | 628mAh | 628mAh |
最大 駆動時間 | 80時間 | 90時間 |
充電時間 | 30分で65% 約2日間使用可能 | 30分で65% 約2日間使用可能 |
防水等級 | 5ATM (オープンウォータースイム) | 5ATM (オープンウォータースイム) |
耐久性 | MIL-STD-810H | MIL-STD-810H |
OS | Wear OS by Google (Wear OS 3.5) | Wear OS by Google (Wear OS 3.5) |
チップ セット | Snapdragon® W5+ Gen 1 wearable platform | Snapdragon® W5+ Gen 1 wearable platform |
メモリ | RAM: 2GB ROM: 32GB | RAM: 2GB ROM: 32GB |
ディス プレイ | 1.43インチ 466*466 326ppi ①フルカラー常時オン ディスプレイOLED ②超低電力ディスプレイ | 1.43インチ 466*466 326ppi ①フルカラー常時オン ディスプレイOLED ②超低電力ディスプレイ |
接続 | Bluetooth 5.2, Wi-Fi: 2.4GHz | Bluetooth 5.2, Wi-Fi: 2.4GHz |
GNSS (衛星) | GPS Glonass Galileo QZSS | GPS Glonass Galileo QZSS Beidou |
NFC決済 | あり(Google Wallet、13.56MHz) | あり(Google Wallet、13.56MHz) |
ハード ウェア | スピーカー マイク バイブレーター | スピーカー マイク バイブレーター |
センサー | 加速度計 ジャイロセンサー HD PPG心拍センサー SpO2センサー 皮膚温度センサー 低遅延オフボディセンサー バロメーター コンパス | 加速度計 ジャイロセンサー HD PPG心拍センサー SpO2センサー 皮膚温度センサー 低遅延オフボディセンサー バロメーター コンパス |
Android対応 スマホOS | Android 8.0以降 | Android 8.0以降 |
アプリ | モボイヘルス | モボイヘルス |
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TicWatch Pro 5を今買うならどこがおすすめ?
TicWatch Pro 5をいま購入するなら、Amazonまたは楽天市場がおすすめです。
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TicWatch Pro 5 人気のアクセサリー
TicWatch Pro 5を購入して、オリジナルにカスタマイズできるおすすめのアクセサリーをまとめました。
- 保護フィルム
- 交換用バンド
Amazonレビューの高いものを中心にしているので、ぜひ参考にして下さい。
保護フィルム 【★評価4.5】
TicWatch Pro 5のディスプレイを傷や衝撃から守る「保護フィルム」は人気のアクセサリーです。
一番人気の保護フィルムは、硬度 H9とスマホでも使用されているタイプで、透明度が高く視認性を損ないません。
登山では、時計が岩や木に触れることが多くなるため、安心して楽しむために保護フィルムの利用はおすすめです。
交換用バンド【★評価4.1 以上】
TicWatch Pro 5のオリジナリティと装着性を向上させるために、交換用バンドも人気があります。
交換用バンドは、複数のブランドからラインナップされており、大きくシリコン製とフルオロラバー製の素材で分けられます。
一般的には、フルオロラバー製の方がシリコン製バンドより優れ、人気があります。
- 耐久性
- 柔軟性
- 耐薬品性
純正品はシリコン製のため、カラーや形状を変えたいなら、他ブランド品もおすすめです。
ブランドごとにデザインが異なるため、自身の好みに合わせて、ぜひ選んでみてください。
人気のバンド
ブランド・写真 | Amazon 評価 | 参考価格(税込) | 素材・カラー | タイトル |
WOCCI | (4.3 / 5.0) | 2,399円 | フルオロラバー 30色 | 詳細を見る |
ANNEFIT | (4.3 / 5.0) | 2,699円 | フルオロラバー 14色 | 詳細を見る |
BINLUN | (4.1 / 5.0) | 2,699円 | フルオロラバー 6色 | 詳細を見る |
TicWatch Pro 5のバンドサイズは24mmです!
サイズ間違いに注意してくださいね
登山に適したスマートウォッチ TicWatch Pro 5
TicWatch Pro 5を実際に使用してみて、登山で利用するスマートウォッチとしておすすめできると感じました。
特に、5年前から使用している初代Garmin Instinctと比較すれば、その性能差は圧倒的です。
特に、腕時計で登山ルートを確認できる快適さは、最大のメリットでした。
駆動時間が大幅UPして長期縦走でも利用できる能力も魅力です!
高い耐久性で登山での使用も安心できそうな点もポイント
「スマートウォッチで登山をより快適にしたい」方は、ぜひTicWatch Pro 5をチェックしてみてください。
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コメント
コメント一覧 (7件)
おるやまさん、詳細なレポートありがとうございます。
こちらの商品について質問させてください。
YAMAPとの連携で気になる点はありますでしょうか?(例えばリューズでのマップ拡大の可否等)
宜しくお願い致します。
ろぐなさん
コメント、ありがとうございます。
今のところ、YAMAPとの連携で気になることは少なく、スムーズに使えています。
マップ拡大も問題なくできます。
ただ、スマホでの地図に比べれば、情報量は限定されています。
例えば、山小屋やコースタイムの記載などは拡大しても、表示されません。
それでも、スマホを毎回取り出すような手間はいらないので、使いやすいですよ
地図の拡大縮小したものを記事に追加させていただきますのでまたご覧ください。
おるやまさん、レポートの記事を読みましてticwatchpro5の購入を決めました。
ありがとうございます。
早速登山で使用しました。
ヤマレコ地図ダウンロードしたgpxデータ、みんな足跡も表示されて登山で使えました。
ticwatchpro5で取得したログデータはwatch内に保存されていますか?データー取り出す事はできますか。
教えてください。
宜しくお願い致します。
コメントありがとうございます。
記事が参考になって、本当に良かったです。
質問について回答いたします。
ヤマレコをスマートウォッチで使う場合は、
基本操作はスマートフォン(Android)とペアリング状態で使っているため、ログデータはスマホ側に保存されています。
スマホで記録した情報をスマートウォッチに表示している仕様なので、
ログデータはスマホ側を確認してみてください。
早速のご返答ありがとうございます。
常にスマートウォッチとスマホを持ち歩き。
スマートウォッチ単独ではログデータは取れていないですか。
毎週末山登りしてウォッチにログデータが残ってスマートウォッチが重たくなる事はないですか。
何度も申し訳ございません。
ご返信宜しくお願い致します。
ご質問ありがとうございます。
調べてみたのですが、基本的にスマホ側の画面やログを
スマートウォッチに表示している仕様なので、登山ログデータはスマートウォッチに保存されていないはずです。
ただし、ヤマレコを利用する際は、
事前に登山地図をスマートウォッチ側にダウンロードする必要があります。
この地図データはスマートウォッチにデータが残ります。
とはいえ、TicWatch Pro 5は、32GBのデータ容量があるため、大量に地図を保存しなければ問題ないと思います。
スマートウォッチへダウンロード済みの地図データ容量は簡単に確認できます。
ヤマレコのWear OSの使い方ガイドのURLをご参照ください。
https://www.yamareco.com/guide/guide_wearos/setting/
参考になれば幸いです。
毎度、早速のご返答ありがとうございます。
大変、参考になりました。
ありがとうございました。