
従来モデルと Enduroはどちらがおすすめ?
登山で使えるスマートウォッチが知りたい
TicWatchはYAMAPが使える?
YAMAPやヤマレコが使えるスマートウォッチとして登場したTicWatch Pro 5 Enduroは、従来モデルから耐久性とバッテリー駆動時間を向上させて登場しました。
TicWatch 5 Enduroの進化点
TicWatchシリーズの最大の魅力は、YAMAPやヤマレコと連携できるので、「スマホを取り出さずにルートや現在地をスムーズに確認できる」点です。
本記事では、「従来モデル TicWatch 5 Pro からの進化点」や「実際に使って感じた感想」を比較レビューしていきます。
「登山アプリが使えるスマートウォッチを探している人」は、ぜひ最後まで読んでください。
\YAMAP・ヤマレコと連携できるスマートウォッチ!/


TicWatch Pro 5 と Enduroの性能比較


TicWatch Pro 5 Enduroは、従来モデルと見た目の変化はほとんどありませんでしたが、バッテリー性能や視認性が向上しました。
最新モデル TicWatch Atlasを含めたシリーズで比較していますので、参考にしてください。
TicWatch シリーズ 性能比較
写真 商品名 | ![]() ![]() ![]() ![]() | ![]() ![]() ![]() ![]() | ![]() ![]() ![]() ![]() |
発売日 | 2024/10/16 | 2024/5/9 | 2023/5/25 |
参考価格 (税込) | 27,499円 | 22,523円 | 21,973円 |
寸法 (mm) | 52 x 48 x 12 cm; | 50 x 48 x 12 | 50 x 48 x 12 |
重量 (バンドなし) | 44.7 g | 44.7 g | 44.3g |
カラー | ブラック アッシュグレイ | オブシディアン ストレートグリーン | オプシディアン サンドストーン |
ケース素材 | ステンレス 鋼7000シリーズ アルミニウム 高強度ナイロン グラスファイバー | ステンレス 鋼7000シリーズ アルミニウム 高強度ナイロン グラスファイバー | ステンレス 鋼7000シリーズ アルミニウム 高強度ナイロン グラスファイバー |
スクリーン | サファイアクリスタル | サファイアクリスタル | コーニングゴリラ 指紋防止カバーグラス |
バンド | フルオロラバー (交換可能)24mm | フルオロラバー (交換可能)24mm | シリコン (交換可能)24mm |
バッテリー 容量 | 628mAh | 628mAh | 628mAh |
最大 駆動時間 | 90時間 | 90時間 | 80時間 |
充電時間 | 30分で65% 約2日間使用可能 | 30分で65% 約2日間使用可能 | 30分で65% 約2日間使用可能 |
OS | Wear OS by Google (Wear OS 4.0) | Wear OS by Google (Wear OS 4.0) | Wear OS by Google (Wear OS 4.0) |
チップセット | Snapdragon® W5+ Gen 1 wearable platform | Snapdragon® W5+ Gen 1 wearable platform | Snapdragon® W5+ Gen 1 wearable platform |
メモリ | RAM: 2GB ROM: 32GB | RAM: 2GB ROM: 32GB | RAM: 2GB ROM: 32GB |
ディスプレイ | 1.43インチ 466*466 326ppi ①フルカラー常時オン ディスプレイOLED ②超低電力ディスプレイ | 1.43インチ 466*466 326ppi ①フルカラー常時オン ディスプレイOLED ②超低電力ディスプレイ | 1.43インチ 466*466 326ppi ①フルカラー常時オン ディスプレイ OLED ②超低電力ディスプレイ |
接続 | Bluetooth 5.2, Wi-Fi: 2.4GHz | Bluetooth 5.2, Wi-Fi: 2.4GHz | Bluetooth 5.2, Wi-Fi: 2.4GHz |
GNSS (衛星) | GPS Glonass Galileo QZSS Beidou | GPS Glonass Galileo QZSS Beidou | GPS Glonass Galileo QZSS |
NFC決済 | あり(Google Wallet、13.56MHz) | あり(Google Wallet、13.56MHz) | あり(Google Wallet、13.56MHz) |
ハードウェア | スピーカー マイク バイブレーター | スピーカー マイク バイブレーター | スピーカー マイク バイブレーター |
緊急SOS | あり | なし | なし |
センサー | 加速度計 ジャイロセンサー HD PPG心拍センサー SpO2センサー 皮膚温度センサー 低遅延オフボディセンサー バロメーター コンパス | 加速度計 ジャイロセンサー HD PPG心拍センサー SpO2センサー 皮膚温度センサー 低遅延オフボディセンサー バロメーター コンパス | 加速度計 ジャイロセンサー HD PPG心拍センサー SpO2センサー 皮膚温度センサー 低遅延オフボディセンサー バロメーター コンパス |
耐久性 | 5ATM オープンウォータースイム MIL-STD-810H | 5ATM オープンウォータースイム MIL-STD-810H | 5ATM オープンウォータースイム MIL-STD-810H |
Android対応 スマホOS | Android 8.0以降 | Android 8.0以降 | Android 8.0以降 |
アプリ | モボイヘルス | モボイヘルス | モボイヘルス |
Amazonへ | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
価格と性能のバランスが優れておりコスパを重視するなら、 TicWatch Pro 5 Enduroはおすすめです。



不定期のタイムセールが頻繁に開催されているので、さらにコスパが高くなっていますよ!
最新モデル TicWatch Atlasが登場!最新レビューは下記をご覧ください。
【最新レビュー】使用感がさらに向上!TicWatch Atlas


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TicWatch Pro 5 Enduro 進化ポイント
TicWatch Pro 5 Enduroは、従来モデル TicWatch 5 Pro から順当にスペックが向上しました。
ディスプレイの強度と視認性が向上


TicWatch Pro 5 Enduroのディスプレイは、従来のコーニングゴリラガラスに代わり、サファイアクリスタルを採用して視認性が高くなりました。
サファイアクリスタル素材は、高い耐久性と耐傷性を持ち、スクリーンの傷や割れを防いでくれるので、登山でも安心して使えます。
バッテリー駆動時間がさらに延長


TicWatch Pro 5 Enduroは、従来モデルよりも約10時間も駆動時間が向上しました。
従来モデルのTicWatch 5 Proでも、2泊3日程度の縦走登山なら、残量約30%を残しっていたので十分でしたが、Enduroなら3泊の登山でも充電が必要なさそうです。


北アルプス裏銀座縦走ルート(2泊3日)
使用機種:TicWatch 5 Pro
使用条件:YAMAPと連携して使用
バッテリー残量
- 登山開始時点:86%
(七倉山荘テン場にて前泊) - 1日目終了時点:63%
(行動時間:9h20min) - 2日目終了時点:38%
(行動時間:13h12min) - 3日目終了時点:23%
(行動時間:8h30min)
【YAMAPアプリを使った登山記録】
前烏帽子岳・烏帽子岳・野口五郎岳・真砂岳・ワリモ岳・鷲羽岳・三俣蓮華岳・丸山 / おるやま△登山嫌いな妻と山に行くさんの前烏帽子岳(富山県)・鷲羽岳・野口五郎岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ



急速充電対応にも対応しており、バッテリー残量が少なくなっても、30分で充電が完了しますよ
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他社フィットネスアプリと連携できる


TicWatch Pro 5 Enduro大手ブランドのフィットネスアプリとデータ同期ができるようになりました。
連携できるアプリ
自身のお気に入りのアプリを利用して、フィットネスやエクササイズに役立てられます。
バンド素材が変わり使用感UP
TicWatch Pro 5 Enduroのバンド素材は、従来のシリコン製からフルオロラバー製に変わり、耐久性と装着感が向上しています。



シリコンバンドは「ベタッ」とした感じですが、フルオロラバー素材は「しっとり」とした感覚で快適です!
さらに、バンド形状がストレートからウェーブ形状に変わり、通気性が向上して、腕の蒸れ感が軽減されたのも魅力です。


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GNSSの衛星追加
TicWatch Pro 5 Enduroは、従来モデルのGPS・Glonass・Galileo・QZSSに加えて、Beidou衛星もサポートしています。
Beidouの追加により、位置情報の精度がさらに向上し、あらゆる環境での位置測定が可能です。
ただし、Beidouは中国衛生のため、日本で利用する場合はあまり性能差は感じないかもしれません。



Enduroは、ディスプレイ素材変更や駆動時間UPによって進化したことにより、登山をより快適にしてくれると感じます!
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登山で使えるTicWatch メリット 5選
TicWatchシリーズを実際に使って、良かった点を5つ厳選しました。
YAMAP・ヤマレコと連携できる


TicWatch Pro 5 シリーズは、登山GPS地図アプリYAMAP・ヤマレコに連携できるので、スマホを毎回取り出さなくても登山ルートや位置情報をスムーズに確認できます。



現在地を確認する際、スマホを取り出す手間がなくなるので、快適性が高まりますよ!
高耐久・完全防水で過酷な登山でも安心


TicWatch Pro 5 シリーズは、軍事規格MIL-STD-810Hに準拠した高い耐久性と水深50mに耐える防水性能を備えており、悪天候や過酷な登山でも安心して利用できます。
通常のスマートウォッチは、普段の街使いを想定しているため、登山で使うには耐久性に不安がありました。



TicWatch Pro 5 シリーズでは、耐久性の課題をクリアして、故障や破損のリスクが大幅に低くなっていますよ
バッテリー寿命が長い


TicWatch Pro 5 Enduroのバッテリー駆動時間は、1回の充電で最大90時間も使用でき、2泊3日の縦走登山でも安心して使えます。
一般的なスマートウォッチのバッテリー駆動時間は、24〜36時間と1日程度しか使えず、登山に適していませんでした。
その点、TicWatch Pro 5 Enduroは、登山中のバッテリー切れの心配はほとんどなく、快適に登山を楽しめます。





急速充電に対応しており、約30分の充電で2日間利用でき、充電時のストレスもほとんどないのも魅力です!
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普段使いできる豊富なアプリが利用できる
TicWatch Pro 5 シリーズは、Google独自のOSを採用しており、Google Playストアから豊富なアプリをダウンロードできます。
おすすめアプリ
- LINE
- 通話
- Amazon Music/ YouTube Music
- Google Map
- YAMAP など
自身の登山と生活スタイルに合わせて、お気に入りのアプリをダウンロードしてみてください。
使用例として、LINEアプリでは、メッセージの通知や返信といった一連の操作が可能です。





ただ、返信の文字入力は大変なので、通知確認がメインになります
テンプレートやスタンプなどでリアクションや音声入力が得意な人なら返信もできそうですよ
ヘルスチェックアプリが充実している
TicWatch Pro 5 シリーズは、多彩なセンサーを搭載しており、バイタル管理アプリが充実しており、登山中の体調管理にも役立ちます。
心拍数、酸素飽和度、ストレスレベル など様々な健康データをリアルタイムでモニタリングができるので、高山病や急な体調不良の兆候に気づけます。
\バイタル管理アプリが充実している腕時計/




TicWatch Pro 5 Enduroの気になる点
Suicaは使えない
TicWatch Pro 5で気になったのは、Suica、QUICPayやiDの利用に対応していない点です。
Google Payには対応してるのですが使う場面は少ないため、次期モデルに期待したいところです。



登山では現金支払いが主流のため山で困ることはありません。YAMAPが使えて高耐久性を誇る点に魅力を感じています
少し重たく感じる
耐久性が高く、バッテリー容量も大きいため、街使いを想定したスマートウォッチよりは少し重たく感じます。
人気のスマートウォッチの重さとサイズ比較
商品・画像 | 重さ | サイズ(mm) |
![]() ![]() TicWatch 5 Enduro | 47.2g | 50.1×48×12.0 |
![]() ![]() Apple Wacth 10 | 35.3g(46mm) 29.3g(42mm) | 46×39×9.7 42×36×9.7 |
![]() ![]() Apple Watch Ultra 2 | 61.4g | 49×44×14.4 |
![]() ![]() Google Pixel Watch 3 | 37g(45mm) 31g(41mm) | φ45×12.3 φ41×12.3 |
![]() ![]() Garmin Fēnix 8 Dual Power | 67g(51mm) 57g(47mm) | φ51×15.4 φ47×15.2 |
この重さは、高い耐久性と駆動時間を追求したからこその副産物であるため、納得できます。



慣れるまでは気になりましたが、1カ月も付けていれば気にならなくなりました
日本語が少しおかしい部分がある
スマートモードから起動したときの日本語が少しおかしいです。


「使い始めはすべて日本語レベルが低いのでは?」と不安になりました。



使用するのに全く問題はないため、今は気になりません
ただ、次のアプリのバージョンアップの際には修正を希望したいですね
TicWatch Pro 5 Enduroがおすすめできる人・できない人
TicWatch Pro 5 Enduroの性能比較や進化点のレビューから、おすすめできる人とできない人をまとめてみました。
購入を迷われているならぜひ参考にしてください。
おすすめできる人 | おすすめできない人 |
---|---|
高耐久性を求める人 長時間使用する人 多機能なGPSが必要な人 活動的なライフスタイルの人 最新のモデルを使いたい人 Androidユーザー | コストを重視する人 軽量な時計を好む人 シンプルな機能を求める人 iPhoneユーザー |
\登山の位置確認を快適にするスマートウォッチ/


今買うならどこがおすすめ?
TicWatch Pro 5 Enduroを今買うなら、Amazonがおすすめです。
Amazonなら、即日配達や割引セールにより値下げされる頻度が高く、万が一の返品/交換対応もスムーズに行えるので安心できます。
一方で、楽天市場やYahooショッピングのポイント還元率が高い人は、普段から使い慣れているショップを使うのもおすすめです。
ECショップの価格比較
商品名 | Amazon | 楽天市場 | Yahooショッピング |
---|---|---|---|
![]() ![]() TicWatch Atlas | 27,499円 | 27,499円 | 27,499円 |
![]() ![]() TicWatch Pro 5 Enduro | 22,523円 | 21,500円 | 22,523円 |
![]() ![]() TicWatch Pro 5 | 17,500円 | 17,500円 | 17,500円 |
ポイント還元率 割引クーポン時 | +1% ※セール時期は不定 | +5% ※セール時期は不定 | +5% |



タイミングによって価格は変動していますが、コスパよく登山GPSと連携できるスマートウォッチとしておすすめですよ!
\登山地図アプリの連携ができるスマートウォッチ/






登山におすすめ高耐久の TicWatch Pro 5 Enduro


TicWatch Pro 5 Enduroは、耐久性、長時間の駆動時間などが向上したことで、登山やアウトドアアクティビティに必要な機能を充実させました。
特に登山で利用するなら、以下のメリットが挙げられます。
TicWatch Pro 5 Enduroを使って、「スマホを取り出さずに登山ルートやマップを確認」して、より快適な山行を楽しんでください。
TicWatch Pro 5 Enduroからさらに進化した最新モデル TicWatch Atlasについては、下記にまとめているので、合わせてご覧ください。
【徹底レビュー】最新モデルTicWatch Atlas 変化点を解説!


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