カリマー リッジ30+は、雨蓋と2つの荷室を持つカリマーの定番ザックです。
登山歴12年の僕が、約12kgを背負った大台ヶ原での6時間の登山でも、疲れず安定して使えました。
本記事では、実際に使ってみて良かった点、気になる点を正直にレビューしています。
リッジ30+はこんな方におすすめ
- 30Lでは少し足りないと感じている人
- 1泊2日の登山を、40Lより小さいザックでまとめたい人
- 荷物を小分けにしまいたい人、パッキングが苦手な人
- 撮影しながら登りたい人
40Lだとサイズがしっくりこないけれど、30Lより少し多めに荷物を入れたいと感じている方は、ぜひ最後まで読んでください。
\30Lでは足りない人に、ちょうどいいサイズ感/

外観・スペック|30L+の基本

リッジ30+は、雨蓋の付いた形のザックで、荷室が上下2つに分かれています。
正面には前のポケット、左右にはサイドポケット、腰ベルトには左右のポケットが付いています。

カリマー リッジ30+のスペック
| 項目 | カリマー リッジ30+ |
| 容量 | 30L+ |
|---|---|
| 重さ | S 1,360g M 1,420g L 1,460g |
| 背面長 | S 42cm M 47cm L 52cm |
| 身長の目安 | S 〜160cm M 〜175cm L 175cm〜 |
| 本体寸法 | 高さ65×幅30×奥行25cm |
| 荷室 | 上下2つ (底のファスナーから開けられる) |
| レインカバー | 付属 (雨蓋の内側に収納) |
| ハイドレーション | 対応 |
| カラー | K.Orange/Midnight/British Greige/Black |
| 参考価格 | 31,900円(税込) |
| 詳細を見る | Amazonで見る |
重さ|12kgを背負って分かったこと
リッジ30+は、Mサイズの重さは1,420gで、平均的な重さのザックです。
カメラ機材と食料を詰めて、ザック込み約12kgを背負い、大台ヶ原を約12km・6時間歩いて確かめました。
背負い心地|腰で重さを支える
リッジ30+は、約12kgを背負って6時間歩いても、疲れず安定して歩けました。
荷物の重さを肩・腰・背中全体で支えるので、肩は痛くなりませんでした。

- 背面のパッドとフレームでバランスがいい
- ショルダーのクッションで肩が痛くならない
- 幅広の腰ベルトが二重で、腰で支えられる
下りでも荷物が左右に振られにくく、足元に集中して歩けました。
本体は1,420gありますが、歩いていると見た目より軽く感じます。
おるやま背負い心地はむちゃくちゃ良くて、フィット感がすごいんです
ベルト調整|肩に乗るなら締め直す
リッジ30+は、ベルトを締め直すと荷物の重さが肩から腰に移ります。





腰ベルトは、2つの細いストラップで締め付けて、蒸れにくい点も良き
容量|普通の30Lより入る
リッジ30+は30L+ですが、ポケットが多いので普通の30Lザックより多く入ります。




cleave 40は、荷室は一つで雨蓋がなく、小物は外側のメッシュポケットにしか分けられません。
その点、リッジ30+は、雨蓋や前のポケットに小物を分けて、メインの荷室を大きく使えます。
日帰り|荷物が多い日も収まる
リッジ30+は、撮影機材などで荷物が多い日帰りでも、ポケットに分けて収まります。
僕は撮影しながら登るので、機材をいろいろな場所に分けて置けるのが助かっています。
荷物が少ない日は、上の口の巾着を絞れば、中で荷物が動きません。
テント泊|テント・寝袋・食料まで入る
リッジ30+には、僕のテント泊装備が水や食料まで全部入りました。
大台ヶ原では、カメラ機材と食料でザック込み約12kgになりましたが、すべて収まりました。
テント泊はクッカーなどの小物が増えますが、ポケットに小分けにできるので散らかりません。
1泊2日のテント泊なら、リッジ30+で十分に使えます。
リッジ30+に入れたテント泊装備
| 装備 | 入れた物 |
| テント | モンベル ステラリッジテント2 |
|---|---|
| 寝袋 | モンベル ダウンハガー800 |
| マット | コンフォートマット |
| そのほか | 水・食料・調理器具・防寒着・着替え |



テント泊に40Lは少し大きいと感じる方には、ちょうどいいサイズ感ですよ
収納|小分けにしまえる
リッジ30+は、とにかく収納が多く、荷物を小分けにしたい方におすすめ。


僕がどこに何を入れているかは、こんな感じです。
リッジ30+のポケットと入れている物
| 場所 | 入れている物 |
| 腰のポケット(左右) | iPhone 18 Pro/虫よけ・日焼け止め・行動食 |
|---|---|
| 下の荷室 | 雨具 |
| メインの荷室 | 食料・水 防寒着・着替え・テント ・寝袋・エマージェンシーキット |
| 雨蓋の外側 | サングラス・軽食 |
| 雨蓋の内側 | 財布など濡れたら困る物 |
| 前のポケット | 軽食・コップ |
| 前のジッパー付きポケット | 紙の地図・小物 |
| サイドポケット | 500mlのペットボトル・ストック |
- 腰のポケット|スマホがすぐ出せる
- 下の荷室|雨具を底から出せる
- 雨蓋|貴重品は内側にしまう
- 前のポケット|コップや地図の定位置
- サイドポケット|ボトルを背負って出せる
- ハイドレーション|水をすぐ飲める
- 雨の日|ジップロックで中身を守る
腰のポケット|スマホがすぐ出せる
リッジ30+の腰ベルトのポケットには、iPhone 18 Proがしっかり入ります。


他のザックではスマホが入らず、スマホポーチを使っていますが、リッジ30+ならiPhone 18 Proもきれいに収まります。
反対側は、虫よけや日焼け止め、行動食の定位置です。



スマホは特に入れたかったので、ものすごく使いやすいです。
下の荷室|雨具を底から出せる
リッジ30+は荷室が上下2つに分かれていて(2気室)、下の荷室は底のファスナーから開けられます。


僕は下の荷室に雨具を入れていて、降り始めたらすぐ取り出せます。
メインの荷室の荷物も底から取り出せるので、下の方にしまった物を出すのも簡単です。
下の方に入れていたエマージェンシーキットも、すぐに取り出せました。
雨蓋|貴重品は内側にしまう
リッジ30+の雨蓋の内側にはポケットがあり、財布など濡れたら困る物を入れています。


雨蓋の外側のポケットには、サングラスやすぐ食べる軽食を入れておくことが多いです。
内側のポケットはファスナーでつながっていて、雨蓋の表側からも、雨蓋を開けた内側からも取り出せます。
前のポケット|コップや地図の定位置
リッジ30+の前のポケットは、すぐ使いたいけれど奥にしまいたくない物の定位置です。
僕の場合は、軽食やコップ、紙の地図などを入れています。


さらに前のジッパー付きポケットは、紙の地図などの薄い物や小物の置き場所です。


サイドポケット|ボトルを背負って出せる


リッジ30+のサイドポケットは少し前を向いているので、背負ったまま500mlのペットボトルを出し入れできます。
腕を後ろに回すだけで、スッと取ってスッと戻せました。
ストックやピッケルを差せて、留めるゴムバンドも付いています。



ボトルを背負ったまま取れるのは、ものすごく良かったです。
ハイドレーション|水をすぐ飲める
リッジ30+にはハイドレーション用のポケットがあり、3L入る水の袋を入れて使いました。


上の横にある穴からホースを外に出せるので、ザックを下ろさずに水を飲めます。



これも最高の仕様だと思っています。
雨の日|ジップロックで中身を守る
リッジ30+のレインカバーは雨蓋の内側に入っていて、雨の日は出発のときから着けています。


ただ、レインカバーを着けても、背中側から入る雨までは防げません。
そのため、iPhoneはジップロックに入れて腰のポケットへ、着替えや寝袋は防水袋や45Lのゴミ袋に入れています。
サイズ|178cmでMを使った結果
僕は身長178cmで、背面長47cmのMサイズを使っています。


Mの目安は175cmまでですが、178cmの僕にはちょうどいい大きさでした。




ただ、178cmより背が高い方は、Mだと少しきついのでLを選ぶと安心です。
175cm前後の方はMとLの境目なので、試着できるなら両方背負って比べるのがおすすめです。
リッジ30+のサイズ
| サイズ | 背面長 | 重さ | 身長の目安 |
| S | 42cm | 1,360g | 〜160cm |
|---|---|---|---|
| M | 47cm | 1,420g | 〜175cm |
| L | 52cm | 1,460g | 175cm〜 |



通販で買うときは、今使っているザックの背面長と比べてから選ぶと安心ですよ
気になる点|買う前に知ること
リッジ30+を使っていて気になったのは、次の2つです。
重さ|軽量ザックではない
リッジ30+の本体は、Mサイズで1,420gあり、軽量ザックではありません。
同じカリマーのcleave 40(Mサイズ990g)と比べると、430g重くなります。
そのぶん、雨蓋やたくさんのポケット、二重の腰ベルトなどがそろっています。
本体の軽さを優先したい方は、cleave 40も比べてみてください。



ザック本体は少し重たいかな、とは思います、背負いやすいので許容範囲ですね
ストラップ|余りがぶら下がる
リッジ30+は調整ベルトがあちこちに付いていて、締めたあとの余りが長くなりがちです。


後ろから見ると、余ったストラップがぶら下がっていて、見た目がすっきりしません。
一応、サイドポケットに小さな穴が空いていて、余ったストラップを入れられそうですが…



すぐに出てくるし、ちょっと使い勝手は悪いので、100均でバンドを使おうと思います
cleave 40との比較
僕はリッジ30+と、同じカリマーのcleave 40の2本を山で使いました。




ざっくり比べると、
- 収納性と30Lのあとちょっと荷物を足せる:リッジ30+
- 軽さと荷物がどんどん入る:cleave 40
といった感じです。下の表で細かく比較してみてください。
リッジ30+とcleave 40の比較
| 項目 | リッジ30+ | cleave 40 |
| 容量 | 30L+ | 40L |
|---|---|---|
| 重さ | S 1,360g M 1,420g L 1,460g | S 980g M 990g |
| 雨蓋 | - | |
| 荷室の開け方 | 上部+ 底のファスナー | 上部+ 前面のファスナー |
| レインカバー | 付属 | - |
| ハイドレーション | - | |
| 体への密着感 | ||
| 小物の仕分け | ||
| カメラのクリップ | - | |
| 参考価格 | 31,900円 | 32,450円 |
密着感|cleave 40が少し上
体に張り付くような密着感は、cleave 40の方が上です。


ショルダー部を面で支えるハーネスは、幅広くしっかりザックと体を密着させます。




リッジ30+も腰で支える作りで、しっかり体に密着しますが…



軽さで言えばcleave 40のほうが多くの荷物を持ち運べますね
小分け|分けやすいのはリッジ
荷物を小分けにしやすいのは、リッジ30+です。
リッジ30+は、雨蓋・前のポケット・腰のポケット・下の荷室など、荷物を小分けできます。
cleave 40は軽くて物を入れやすく、前を開けて中身を取り出せるのが良いところです。







パッキングが苦手なら、小分けして荷物を整理できるリッジ30+のほうが使いやすいですよ
カメラ|クリップはリッジだけ
リッジ30+のショルダーには、カメラのクリップや自撮り棒のホルスターを付けられます。




一方で、cleave 40はショルダーが広すぎて、どちらも付けられませんでした。
僕が使っているのは、次の2つです。
- Ulanzi Uka07:ミラーレスをスライドで付けられるクリップ
- Insta360 自撮り棒ホルスター:自撮り棒をショルダーに差しておける
撮影しながら登りたい方は、リッジ30+のほうがバッテリーやマウントを小分けして収納できるし、便利です。
ショルダーストラップには、カメラポーチも固定できるのも、良かった点です。





撮影しながら登る人には、めちゃめちゃおすすめできます。
リッジ30+とcleave 40、どちらがおすすめ?
| リッジ30+がおすすめ | cleave 40がおすすめ |
| 小物を分けてしまいたい | 本体の軽さを優先したい |
|---|---|
| 撮影しながら登りたい | 体への密着感を優先したい |
| 1泊2日の荷物を30L+にまとめたい | 40Lにたっぷり入れたい |
同じリッジの40+は、Mサイズで1,460gと、30+との差は40gしかありません。
重さではなく荷物の量で選び、テント泊の荷物がもっと多い方は40+も候補です。
カリマー リッジ30+のよくある質問
カリマー リッジ30+|小分け収納しやすいザック
リッジ30+は、必要なものがほぼ全部そろっていて満足度が高く、最近はずっとこれで登っています。
- 12kgを背負っても疲れず、肩が痛くならない
- ポケットが多く、小分けにしまえる
- スマホは腰から、雨具は底からすぐ出せる
- ショルダーにカメラのクリップを付けられる
本体の軽さを最優先する方には、同じカリマーのcleave 40もおすすめです。
関連>> KARRIMOR cleave 40の良い点・気になる点をレビュー
30Lでは少し足りないけれど40Lまでは要らないかも、と容量で迷っている方には特におすすめです。
新しい登山ザックを背負って、山歩きをより快適に楽しんでください。


- 腰で支えて肩が楽
- 小分けにしまえる
- スマホと雨具がすぐ出せる
- カメラのクリップを付けられる
- 軽量ザックではない
- ストラップの余りがぶら下がる
\小分けにしまえる定番ザック/












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