
登山で動画撮影したい
思い出をきれいな映像で残したい
カメラ機材はどれがおすすめ?
登山での「かっこいい大冒険の思い出」を臨場感あふれる映像に残すなら、カメラは必須のアイテムです。
とはいえ、登山で動画撮影するカメラは、大きく5種類に分類でき、それぞれに特性が異なります。
本記事では、登山で動画撮影するために、おすすめのカメラ機材の特徴を徹底的にまとめました
各カメラの動画撮影に対する特徴 比較
カメラの種類 | ![]() ![]() アクションカメラ | ![]() ![]() ![]() ![]() スマートフォン | ![]() ![]() ミラーレス一眼 | ![]() ![]() コンデジ | ![]() ![]() ![]() ![]() ドローン |
登山初心者 おすすめ度 | (5.0 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | (4.0 / 5.0) | (3.5 / 5.0) |
動画性能 | 動画撮影に特化 4K‐8Kに対応 | 最新モデルは かなりきれい | 圧倒的にきれい | きれい | 空撮に特化 4K対応 |
写真性能 | 高画質だが、 広角レンズで 接写に弱い | 複数レンズあり 画像処理できれい | 圧倒的な性能 多様スタイルに対応 | 画質がきれいだが スマホに劣ることも | 写真は不向き |
携帯性 | 高い | 高い | 低い | やや高い | 低い |
耐久性 | かなり高い | ケース必要 | 弱い | やや弱い | 弱い |
手ブレ補正機能 | 非常に強い | 強い | 性能に依存 | やや弱い | 使わない |
バッテリー持ち 動画撮影時間 (1個あたり) | 約1~2時間 | 約1時間 | 約1〜3時間 | 約2時間 | 約30~60分 |
撮影時の注意点 | データ保存が 大容量 | 登山中の バッテリー切れ注意 | 撮影技術がいる 重ため | 写真向き モデルが多い | 飛行許可 申請がいる |
特徴へ移動 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
「かっこいい山の思い出を映像に残すカメラ機材を探している人」は、ぜひ最後まで読んでください。
登山におすすめカメラ機材 5選
登山やアウトドアで、動画撮影できるおすすめのカメラ機材を5つ厳選しました。
アクションカメラ


アクションカメラは、軽量で持ち運びやすく、過酷な環境になる登山で安心して使える耐久性があります。
アクションカメラのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
臨場感あふれる4K広角映像が撮影できる 軽量・コンパクトで持ち運びしやすい 防水・耐久性が高く、過酷な環境でも安心できる 手ブレ補正が優れ、動きながら快適に撮影できる タイムラプスや星空撮影など、ユニークな映像が撮れる | 広角レンズのみで、ぼかしや望遠などは不得意 バッテリー持ちが約2時間で、予備バッテリーが必要 |
現在は、アクションカメラ大手3社がしのぎを削っており、それぞれ特徴的な違いがあります。
おすすめアクションカメラ 性能比較
商品 | カメラ 種類 | 特徴 | おすすめ度 | 価格 (税込) | 商品ページ へ移動 | 最高画質 動画 / 写真 | センサーサイズ | 操作性 | 耐久性 | 防水性 水深 | バッテリー 容量 | 連続撮影時間 | 熱耐性 | 動作環境 温度 | 重さ |
![]() ![]() GoPro HERO 13 Black | 広角カメラ | 超広角5.3K 別売レンズあり 人気ブランド | (4.0 / 5.0) | 69,800円 | 詳細を見る | 5.3K60fps 2700万画素 | 1/1.9 | シンプルデザイン 設定項目が多め | 高い | 10m | 1900mAh | 約90分 5.3K30fps | やや低い | -10℃〜35℃ | 154g |
![]() ![]() Insta360 Ace Pro 2 | 広角カメラ | 8Kの圧倒的画質 夜間性能に強み こだわりの操作性 | (5.0 / 5.0) | 64,800円 | 詳細を見る | 8K30fps 5000万画素 | 1/1.3 | フリップ式 ディスプレイ ジェスチャー操作 | 高い | 12m | 1800mAh | 約112分 4K30fps | とても高い | -20℃〜45℃ | 177.8g |
![]() ![]() DJI Osmo Action 5 Pro | 広角カメラ | 暗所に強い4K シンプルデザイン コスパが良い | (4.5 / 5.0) | 55,000円 | 詳細を見る | 4K120fps 4000万画素 | 1/1.3 | シンプルデザイン シンプル操作 | 高い | 20m | 1950mAh | 約152分 4K30fps | とても高い | -20℃〜45℃ | 145g |
![]() ![]() Insta360 X5 | 360度カメラ | 8K360度超高画質 夜間性能に強み 使いやすい操作性 | (4.0 / 5.0) | 84,,400円 | 詳細を見る | 8K30fps 7200万画素 | 1/1.28 | 見えない自撮り棒 ツイスト操作 ジェスチャー操作 | レンズに やや懸念あり | 15m | 2400mAh | 約85分 8K30fps | 高い | -20℃ 〜 40℃ | 200g |
![]() ![]() Insta360 GO 3S | 極小 広角カメラ | 最高画質4K 親指サイズ こだわりの操作性 | (4.0 / 5.0) | 61,800円 | 詳細を見る | 4K30fps 1200万画素 | 1/2.3 | ジェスチャー操作 極小マウント | 小さすぎて 落とすかも | 本体 5m | 本体 310mAh ポッド 1270mAh | 約38分 4K30fps | 低い | -20℃ 〜 40℃ | 本体:39g ポッド:96g |








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スマートフォン


最新のスマートフォンは、格安アクションカメラやコンデジより遥かにきれいな映像を撮影でき、多くの登山家が利用しています。



正直、スマホ1台で高レベルの映像が撮影できるので、簡易的な撮影機材としては最強ですよ!
ただし、スマートフォンで動画を撮影すると、両手が塞がったり、足元が見えなかったりするため、移動しながらの撮影には適していません。
また、スマホの動画撮影を続けるとバッテリー消耗が激しく、登山アプリや緊急時の連絡手段が使えなくなるリスクがあります。
スマートフォンのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
持ち物が少ない 最新モデルはかなりの高画質性能 撮影後にその場で編集・共有できる | バッテリー切れのリスクがある 撮影時に足元が見えづらくて動きながらの撮影は不向き データ容量を圧迫する |
最近のスマートフォンはカメラ性能が高くなり、安価なアクションカメラを超える性能があります。
スマートフォンのカメラ性能 比較
スマートフォン | ![]() ![]() iPhone 16 Pro | ![]() ![]() Google Pixel 9 Pro | ![]() ![]() Galaxy S24 Ultra |
カメラ画素数 | 48MP | 50MP | 50MP |
動画解像度 | 4K120fps | 4K60fps | 4K30fps |
センサーサイズ | 1/1.3 | 1/1.3 | 1/1.3 |
バッテリー容量 | 3,577mAh | 4700mAh | 5000mAh |
防塵・防水性能 | IP68 | IP68 | IP68 |
Amazonへ | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
- Apple iPhone 16 Pro:圧倒的な性能を誇る世界最高峰のスマホとカメラ性能
- Google Pixel 9:カメラ品質にこだわりのあるGoogle唯一のスマホ
- Samsung Galaxy S24:8K動画撮影対応の高性能モデル






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ミラーレス一眼カメラ


ミラーレス一眼カメラは、他の撮影機材とは異なり、画質レベルの高さから、写真だけでなく動画撮影にも性能を発揮します。
ミラーレス一眼のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
圧倒的な画質性能で細部まで記録 レンズ交換でぼかしや望遠など多彩な表現が可能 プロフェッショナルの映像品質を追求できる | やや重たく、持ち運びづらい 防水性が低く、悪天候時の使用に注意 撮影スキルが必要で初心者にはハードル高め |
一眼の弱点として携帯性と耐久性はアクションカメラやスマホには劣りますが、他のカメラでは捉えられない画質性能、構図や光の演出を記録に残したい人には特におすすめです。






今回は、おすすめモデルを選ぶ際のポイントにかなり悩みましたが、
- 動画と写真の撮影を両立したい人向け
- 携帯性・操作性を重視
- 登山での使用実績が多いモデル
と言った点を考慮して、ミラーレス一眼に絞って5つ厳選しました。
ミラーレス一眼の人気モデル 比較
ブランド 商品名 | メリット | デメリット | おすすめな人 | ECサイトへ | センサーサイズ | 画素数 | オートフォーカス | 動画解像度 フレームレート | 手ぶれ補正 | バッテリー性能 (撮影可能枚数) | バッテリー性能 (連続動画撮影時) | 防水 耐久性能 | 重さ (バッテリー含む) | サイズ感 携帯性 | AMZON 参考価格(税込) |
![]() ![]() | 小型・軽量ボディ 高精度AF搭載 Vlogに最適 | グリップが浅め 操作性はやや低め 大型レンズに不向き | 動画も写真も こだわる人 軽量を求める人 | 詳細を見る | フルサイズ | 約3300万 | AI搭載で人物,動物,鳥,昆虫,車/列車,飛行機 | 4K 60p (1.5倍クロップ) | 最大7.0段 | 約560枚 | 約105分 | 防塵防滴に配慮 | 約514g | コンパクト | 302,827円 |
![]() ![]() SONY α7 IV | 写真と動画に最適 操作性が高い プロ仕様の信頼性 | 大きく重たい 手ぶれ補正は やや弱い | 万能性能を求める人 写真にこだわり強め | 詳細を見る | フルサイズ | 約3300万 | 人物、動物、鳥 | 4K 60p (1.5倍クロップ) | 最大5.5段 | 約580枚 | 約175分 | 防塵防滴に配慮 | 約658g | フルサイズ標準 | 255,986円 |
![]() ![]() SONY α7S III | 映像制作を重視 スローが撮れる 暗所に強い | 低画素でトリミングに不向き 価格は高め | 動画にこだわる人 | 詳細を見る | フルサイズ | 約1210万 | 人物、動物 | 4K 120p (クロップなし) | 最大5.5段 | 約600枚 | 約135分 | 防塵防滴に配慮 | 約699g | フルサイズ標準 | 449,757円 |
![]() ![]() OM SYSTEM OM-5 Mark II | 防水性が高い 最軽量クラス 強力な手ぶれ補正 | 暗所・ボケに弱い バッテリー持ち が短い 動画性能は低め | 耐久性を求める人 携帯性を重視する人 | 詳細を見る | マイクロ フォーサーズ | 約2037万 | 人物、動物、鳥など | C4K 24p | 最大7.5段 | 約310枚 | 約60分 | IP53(防塵防滴) -10℃耐低温 | 約418g | 最小クラス | 158,027円 |
![]() ![]() Canon EOS R10 | 携帯性重視 画質性能は高め コストが抑えられる | 手ぶれ補正がない 防塵性能は低い レンズが少ない | コストを抑えたい人 初心者向け | 詳細を見る | APS-C | 約2420万 | 人物、動物、乗り物 | 4K 60p (1.6倍クロップ) | なし (レンズ側で対応) | 約450枚 | 約110分 | ー | 約429g | コンパクト | 132,000円 |



一眼カメラは奥が深く、高価な買い物になるため、簡単に決めるのは難しいですが、人気モデルを厳選しています
ミラーレス一眼のカメラを選べても、さらにレンズを選ぶ必要があり、総合的なコストはかなり高くなる傾向がありますね。
人気のレンズはこちら(タップして開く)
人気のカメラに適したおすすめのレンズをまとめましたが、撮影スタイルによって好みが分かれるため、人気の登山カメラマンが選ぶモデルを抜粋しています。
ミラーレス一眼の人気モデル 比較
ブランド | レンズ | 特徴 |
SONY | FE 24-105mm F4 G OSS | 広すぎず、狭すぎない画角 望遠もカバー・F4通しズーム |
SONY | FE 20-70mm F4 G | 写真と動画を撮影できる ズームとよりの距離感がちょうどよい |
SIGMA | 16-28mm F2.8 DG DN | F2.8レンズでは軽量 16mmスタートズームレンズ 広角でフィルターも付けられる |
TAMRON | 17‐50mm F4 Di III VXD | 17mmスタートで自撮りしやすい 超広角から標準域までカバー インナーズームで安定感あり |
カメラとレンズの組み合わせで、撮影できる映像や写真が変わるのですが、初めの間は広角とズームを両立できるレンズがおすすめです。



ミラーレス一眼の撮影に慣れてくると、フィルターや予備のレンズを選びたくなるので、まずははじめの1台をぜひ選んでみてください。








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コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)


コンデジは、ミラーレス一眼ほどではなくても高画質を実現し、かつ軽量で持ち運びやすい点で登山に適しています。
ただし、最近のスマホは、カメラ性能が大幅に向上しており、コンデジの役割が怪しくなっています。
コンデジを使うなら、動画撮影よりこだわりの写真が撮りたい人におすすめです。
コンデジのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
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ミラーレス一眼より軽量で持ち運びやすい 操作が直感的で、初心者でも扱いやすい 高画質な写真や動画を、手軽に撮影可能 | 最新スマホで代用できてしまう バッテリー寿命が短い 耐久性に懸念が残る |
コンデジは多くの種類がラインナップされていますが、登山で使える人気モデルを5つ厳選しました。
コンデジの人気モデル 5選
ブランド・商品 | メリット | デメリット | おすすめの人 | ECサイトへ | 参考価格 (税込) | センサーサイズ | 画素数 | 露出補正 | ISO感度 | レンズ焦点距離 (35mm換算) | 絞り | 動画解像度 フレームレート | 手ぶれ補正 | バッテリー性能 (撮影可能枚数) | バッテリー性能 (連続動画撮影時) | 液晶モニターの形式 | 重さ |
![]() ![]() SONY RX100 VII | 広角/ズーム対応 AFが優秀 軽量コンパクト | センサーが小さめ バッテリー寿命短い 防塵防滴構造はない | 幅広く撮影したい人 持ち運びを重視 | 詳細を見る | 180,644円 | 1.0型 | 約2010万 | ±3.0 EV | 100-12800 | 24-200mm | F2.8-4.5 | 4K 30p | 光学式 | 約260枚 | 約40分 | チルト式 (自撮り対応) | 約302g |
![]() ![]() Canon PowerShot V1 | 大きめセンサー Vlog向き バッテリー長持ち | 防塵防滴構造はない サイズは大きめ やや重ため | 写真と動画の両立 Vlog撮影したい人 | 詳細を見る | 137,500円 | 1.4型 | 約2230万 | ±3.0 EV | 100-32000 | 16-50mm | F2.8-4.5 | 4K 30p | 光学式 | 約400枚 | 約65分 | バリアングル式 | 約426g |
![]() ![]() DC-TZ99 | 広角‐ズーム対応 AFモードが優秀 価格は手頃 | センサーが小さい バッテリー寿命短い 防塵防滴構造はない | Vlog向け 写真がメインの人 コスパ重視の人 | 詳細を見る | 67,047円 | 1/2.3 | 約2030万 | ±5.0 EV | 80-6400 | 24-720mm | F3.3-8.0 | 4K 30p | 光学式 | 約380枚 | 約15分 | チルト式 (自撮り対応) | 約322g |
![]() ![]() RICOH GR III / GR IIIx | 大きめセンサー 軽量モデル AFモードが優秀 | 光学ズームできない バッテリー寿命短い 動画画質 Full HD | 携帯性を重視する人 広角写真向き 片手で操作したい人 | 詳細を見る | 186,999円 | APS-C | 約2424万 | ±5.0 EV | 100-10240 | 28mm | F2.8-F16 | Full HD 60p | ボディ内補正 | 約200枚 | 記載なし | 固定式 | 約257g |
![]() ![]() FUJIFILM X100VI | 大きめセンサー 高解像度写真 豪画質動画6.2K | 光学ズームできない 重ため 高価格帯 | 高画質撮影したい人 アナログ操作が好き | 詳細を見る | 294,000円 | APS-C | 約4020万 | ±5.0 EV | 125-12800 | 35mm | F2 | 6.2K 30p | ボディ内補正 | 約360枚 | 約45分 | 2軸チルト式 | 約521g |



センサーサイズが1型以上であれば、解像度はスマホより有利ですが、価格を考慮すれば、あまり魅力は感じなくなっていますね








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ドローン


ドローンでの撮影は、山頂からの広大な景色を俯瞰して捉えたり、尾根を飛行しながら迫力のある映像を撮影できます。
持ち運びしやすい軽量モデルなら、バックパックにも収納しやすく、よりクリエイティブな映像を撮影したい人におすすめです。
ドローンは他のカメラと比べて重たく、予備バッテリーも複数必要なため重たくなるため、体力に自身がない人は注意が必要です。
ドローンのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
他のカメラでは得られない空撮が可能 小型・軽量モデルが登場し携帯性が向上 4KHDRの高品質動画撮影ができる | 飛行制限がある山域・地域では事前申請が必要 操作に資格がいるため、初心者にハードル高め バッテリー持続時間が短く、予備バッテリー含め荷物が増える |
最も人気のあるブランドは「DJI」であり、様々なサイズやカメラ性能のドローンがあります。
- DJI Mini 4 Pro Fly:超軽量設計で空撮初心者に最適なドローン
- DJI Neo:高画質映像と長時間飛行が可能な多機能ドローン




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登山向けおすすめカメラ機材の選び方
登山で動画撮影におすすめのカメラ機材の選び方は以下のポイントを考慮するのが重要です。
携帯性の良いサイズ感


登山では、荷物の軽量化が重要なため、カメラ機材は軽量・コンパクトなものを選ぶのがおすすめです。
長期登山では、荷物が重くて体力が消耗すると、遭難リスクが高くなります。
さらに、大きなカメラを肩掛けしたり、三脚を持ったりすると、岩や枝にカメラ機材が引っかかり怪我や事故のリスクが高くなります。
そのため、重たい荷物を持ち慣れていない登山初心者の方は、軽量・コンパクトで携帯性が高いカメラ機材を選ぶことが推奨されます。
- おすすめの重さ:200~1kg
- サイズ感:ポケットやショルダーバッグに収まるもの
うつくしい映像を残せる画質性能
登山の美しく壮大な景色を鮮明に記録するには、カメラの画質性能がとても重要です。
高解像度カメラは、細部まで鮮明に映し出し、映像に臨場感を与えるだけでなく、後から編集する際にもクオリティを損なうことがありません。
最近は、多彩な撮影モードが搭載されており、シーンに合わせて好みの映像撮影が狙えます。
登山で使う撮影モード
- HDR(ハイダイナミックレンジ)撮影:樹林帯や日の出前の明暗がはっきりする場所で活躍
- タイムラプス:日の出のモルゲンロートや雲の流れをダイナミックに演出する
- スターラプス(星空撮影):星空のうつくしい展望を残せる
- スローモーション:滝や川野流れをダイナミックに映す



多彩な撮影モードがあれば、登山での様々なシチュエーションで好みの映像を残せますよ


- 解像度:4K30fps以上のモデル
- 撮影モード:HDR撮影、タイムラプス、スターラプス、スローモーション
- 暗所性能:明暗で色彩豊かに撮影できるもの
ハード環境で撮影できる耐久性
登山で使用するカメラ機材は、突然の雨や雪、衝撃に耐えられる防水性と耐久性が求められます。
防水性能は、IPx7以上の性能があれば、雨天の撮影だけでなく、水中撮影が可能になります。




登山では、夏の暑い気温と冬山の氷点下での撮影も楽しむために、動作環境温度も重要な要素になります。


手ブレ補正機能
登山中の動画撮影では、歩行時の振動によるブレが課題となるため、強力な手ブレ補正機能を備えたカメラが必須です。
最近では、手ブレ補正の革新的な技術進歩により、カメラを手に持って走ってもほとんどブレないモデルが多数あります。
長時間撮影できるバッテリー性能
長時間の登山では、1つのバッテリーで1時間以上の連続撮影が可能なモデルがおすすめです。
2~3個の予備バッテリーを準備すれば、4時間以上の撮影にも対応できます。
例えば、8時間の登山コースを歩く場合、カットを入れながら、4時間程度の撮影時間を確保するのが理想的です。
登山系動画クリエイターなら全工程を撮影する人もいますが、編集作業が大変なため、小まめにカットを入れるのがおすすめです。
以下のような場面では、撮影時間が長くなる傾向があります。
- 稜線や展望の開けた瞬間
- おもしろい話をしてるとき
- 山料理や食事のシーン
- 休憩時の様子
- テント場・山小屋での生活 など





動画を見返しやくし、編集作業をスムーズにするために、5~10分ごとにカットを入れる撮影スタイルがおすすめですよ
【関連】【登山好き必見】おすすめ アクションカメラ 5選を徹底比較|GoPro/Insta360/DJI


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登山で動画撮影するメリット
登山やアウトドアの風景を動画に残すメリットは多々あります。
- 感動した思い出を後から見返せる
- 自身が歩んで眺めた景色をそのまま残せる
- アクティビティの様子が映像でよみがえる
- 臨場感ある映像を家族や友人と共有できる
- クリエイティブな映像を作り、SNSで多くの人を喜ばせる
私は登山を始めて12年になりますが、6年前からアクションカメラの代名詞「GoPro」を使い始め、たくさんの思い出を映像に残してきました。


動画撮影は、雲の動きや太陽の傾きなど条件によって瞬間瞬間で変わる一期一会の山の大絶景をたくさん残せます。


また、家族や友人と登れば、その場で感じた自然体の会話を残せて、当時の思い出をいつでも見返せるメリットもあります。




登山動画は単なる記録ではなく、一生の思い出をいつまでも色褪せることなく見返せます。







「登山嫌いな妻がキレた焼岳」や「親孝行登山で挑戦した黒部五郎岳」など懐かしいエピソードを家族みんなで共有でき、当時の出来事を何度も鮮明に思い出すことができますよ!
【関連】【登山好き必見】おすすめ アクションカメラ 5選を徹底比較|GoPro/Insta360/DJI


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購入に迷うならレンタルがおすすめ!
登山で動画撮影できるカメラ機材は、それぞれメリットとデメリットがあり、自身に適したカメラに迷う場合は、レンタルサービスを利用するのがおすすめです。
カメラやスマートフォンは、購入すると10万円以上の費用が発生しますが、レンタルなら1ヶ月で2万円相当の費用で済むので購入後の失敗を減らせます。
- コストを抑えたい人
- 撮影スタイルが定まっていない人
- 複数モデルを比較したい人
- 登山する頻度が少ない人
- 最新機材を試したい人
おすすめレンタルサービスを3社ピックアップし、サービス内容と価格を比較したので、ぜひ参考にしてください。
おすすめレンタルサービス 3社 比較
ロゴ サービス名 | ![]() ![]() GOOPASS | ![]() ![]() Rentio | ![]() ![]() モノカリ |
特徴 | 月額利用がお得 カメラ交換し放題 | 短期利用がお得 品揃えが豊富 | 幅広い品揃え 価格が安め |
アクションカメラ (期間) | GoPro/Insta360/DJI 13,630円 (1ヶ月) | GoPro/Insta360/DJI 8,531円 (7泊8日) | GoPro/Insta360/DJI 12,100円 (7泊8日) |
スマートフォン | iPhone 15 Pro 22,730円 (3ヶ月) | iPhone 14 Pro 18,900円 (3ヶ月) | iPhone 14 27,000円 (1ヶ月~) |
ミラーレス 一眼カメラ | Canon EOS90D+レンズ PENTAX KF+レンズ 18,030円 (1ヶ月) | Canon EOS90D+レンズ PENTAX KF+レンズ 9,980円~ (7泊8日) | PENTAX KF+レンズ 8,680~ (7泊8日) |
コンデジカメラ | SONYサイバーショット Canonパワーショット 13,630円~ (1ヶ月) | SONYサイバーショット Canonパワーショット 8,366円~ (7泊8日) | SONYサイバーショット 10,980円~ (7泊8日) |
ドローン | DJI Mini 2 9,130円 (1ヶ月) | ー | DJI Mini 2 11,630円 (7泊8日) |
安心保証 | レンタル料に含む | レンタル料に含む | レンタル料に含む |
免責費用 上限額 | 上限5000円 | 上限2000円 | 上限2000円 |
保障対象外 の対応 | 補償対象外の損害 全額実費負担 | 保証対象外の損害 全額実費負担 | 補償対象外の損害 全額実費負担 |
付属SDカード 容量 | 32GB | 64GB | 64GB |
SDカード 返却有無 | 必要 | なし | なし |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
料金プラン:送料込み(一部地域除く場合あり)



初めて使う人や使い比べたい人はぜひ試してください
使い方を理解して実際に登山で試すなら、1ヶ月レンタルがおすすめです
アクションカメラ GoProのレンタルについて、こちらで解説していますので合わせてご覧ください。
【関連】GoPro レンタルサービス おすすめ 5社 徹底比較!


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登山の思い出をありのまま映像に残そう!
登山の思い出をありのまま残すなら、自身の登山スタイルに適したカメラ機材を選ぶ必要があります。
登山初心者であれば、軽量コンパクトで荷物の軽減ができ、高品質な映像を残せるアクションカメラはおすすめの選択肢です。



GoPro 7を6年間使い続けて、登山嫌いな妻が少しは好きになるかもしれない歴史を残せて大満足ですよ!妻はまだ登山好きでありませんが⋯
子連れ登山や親孝行登山など、数々の冒険を映像に残せており、家族と見返すのがとても楽しみです。
【関連】【登山記録】登山嫌いな妻と登る美の大展望「燕岳」
【関連】【親孝行登山】60代両親と挑む「黒部五郎岳」の頂へ
おすすめのアクションカメラについて、詳しくレビューした記事もあるので、合わせてご覧ください。


自身の登山スタイルに適したカメラ機材を選んで、一期一会の思い出を臨場感ある映像にぜひ残してください!






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