
シュラフのおすすめブランドは?
話題のタケモ 寝袋の特徴が知りたい
シーン別におすすめモデルを選びたい
「タケモ(Takemo)」は、登山・アウトドア雑誌で多く取り上げられている注目の寝袋(シュラフ)ブランドです。
タケモは、国内大手寝袋メーカーの元開発責任者が「本物と呼べる良いものをより安く!」をコンセプトに創業し、商品ひとつひとつに強いこだわりのある商品がラインナップされています。
この記事では、タケモのスリーピングバッグの特徴と下記モデルの使用感を中心にレビューしていきます。
- 春夏秋の3シーズン向け スリーピングバッグ 3
- 晩秋から初冬向け スリーピングバッグ5
タケモの寝袋が気になるという人は、ぜひ最後まで読んでください。
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タケモ スリーピングバッグが選ばれる理由 3選


タケモのスリーピングバッグは、大手ブランドに負けない実力と魅力を備えた「知る人ぞ知る高コスパブランド」として注目を集めています。
実際に使ってみて感じた「選ばれる理由」を3つにまとめました。
圧倒的なコストパフォーマンス
タケモ最大の魅力は、大手ブランドには負けない保温性と使いやすさがありながら、リーズナブルな価格設定が魅力です。
同等の保温性能や仕様の製品と比べて、1〜2万円ほど安い価格で手に入るモデルが多数あります。
スリーピングバッグの価格比較
ブランド | 商品名 | 価格 (税込) | ECサイトへ | 参考使用 環境温度 | FP | 重さ | サイズ | 収納サイズ | 中綿 重量 | カラー |
タケモ | スリーピングバッグ5 | ¥28,050 | Amazon 公式サイト | -6℃ | 750 | 約960g | 肩回り158cm, 全長205cm, 足元回り104cm | φ17×34cm | 500g | ブラウン |
モンベル | ダウンハガー800 #3 | ¥56,650 | Amazon 公式サイト | -6℃ | 800 | 約1027g | 身長183cmまで | φ18×36cm | ー | オレンジ |
イスカ | ポカラX | ¥38,500 | Amazon | -6℃ | 720 | 約1074g | 肩回り78cm, 全長208cm | φ17×34cm | 500g | オレンジ |
ナンガ | UDD BAG 450DX | ¥35,940 | Amazon | -2℃ | 650 | 約825g | 身長178cmまで | φ14×30ccm | 450g | レッド イエロー |
こだわりの素材と保温性能


タケモの寝袋は、750FPの高品質ダウンをたっぷり封入し、20dポリエステルリップストップに撥水加工を施しています。
ボックス構造とドラフトチューブ付きの本格仕様で、最低温度ー30℃対応のモデルまでラインナップされており、寒さに対して抜群の安心感があります。
ユーザー目線の使いやすい
足元からも開閉できるYKKファスナーや保管時に便利なストリージバッグ付属など、細かな部分までユーザー目線で作られています。
サイズ感もゆったり設計で、寝返りしやすく快適に寝られます。



私は身長が178cmありますが、快適に眠れましたよ
タケモ スリーピングバッグのデメリット
話題のタケモ スリーピングバッグですが、あえて気になる点があるので、解説します。
ブランドの知名度が低い
タケモ は、創業10年の新規ブランドであり、大手ブランドと比較して知名度が低いため、少し不安に感じる部分があります。
ただし、最近では以下のような雑誌に掲載され、品質と性能の高さが高く評価されるようになってきました。





大手ブランドに比べれば、情報やレビューが少ないですが、コスパと性能のバランスは高く、注目される理由がわかります
店頭販売が少ない
タケモは、オンライン販売が中心のため、店頭で手に取って商品を確認するのが難しい点はデメリットに感じます。
タケモでは、実際に実物を確認したい人に向けて、安心返品保証があります。
詳しくは、【タケモ公式サイト 安心返品保証】をご確認ください。
軽量性は他ブランドに優位なものがある
タケモのスリーピングバッグは軽量な点もメリットですが、最軽量クラスでは他の高級ブランド製品に劣る場合があります。



大手ブランドの寝袋で軽量性を追求するなら、価格も高くなるためバランスで考える必要がありますね
タケモ スリーピングバッグの種類
タケモのスリーピングバッグは、マミー型と封筒型があります。
今回は、登山で利用する人におすすめのマミー型シュラフを厳選したマミー型シュラフを一覧で紹介します。
スリーピングバッグの一覧表
商品名 | 特徴 | 価格 | ECサイトへ | 参考使用 環境温度 | 重さ | サイズ | 収納サイズ | 中綿 重量 | カラー |
スリーピング バッグ2 | 夏の低山 最軽量クラス | ¥22,000 ¥19,250 | Amazon 公式サイト | 8℃ | 500g | 肩回り158cm, 全長205cm, 足元回り104cm | φ13×25cm | 200g | ネイビー |
スリーピング バッグ3 | 春夏秋 3シーズン向け | ¥25,300 ¥21,450 | Amazon 公式サイト | 2℃ | 約730g | 肩回り158cm, 全長205cm, 足元回り104cm | φ15×28cm | 300g | オリーブ |
スリーピング バッグ5 | 3シーズン 高山の春秋 積雪期前 | ¥33,000 ¥28,050 | Amazon 公式サイト | -6℃ | 約960g | 肩回り158cm, 全長205cm, 足元回り104cm | φ17×34cm | 500g | ブラウン |
スリーピング バッグ7 | 冬向け 残雪期 | ¥38,500 ¥34,650 | Amazon 公式サイト | -15℃ | 約1180g | 肩回り158cm, 全長205cm, 足元回り104cm | φ20×37cm | 700g | ネイビー |
スリーピング バッグ9 | 厳冬期向け | ¥45,100 ¥39,600 | Amazon 公式サイト | -25℃ | 約1440g | 肩回り165cm, 全長208cm, 足元回り104cm | φ22×39cm | 900g | オリーブ |
スリーピング バッグ11 | 厳冬期向け 最強防寒 | ¥49,500 ¥45,650 | Amazon 公式サイト | -30℃ | 約1640g | 肩回り165cm, 全長208cm, 足元回り104cm | φ24×42cm | 1100g | ブラウン |
タケモ スリーピングバッグ3の使用感


タケモ スリーピングバッグ3は、春夏秋の3シーズンに適しており、オリーブカラーの落ち着いた雰囲気が特徴です。
▼基本サイズ
- 重さ:約730g
- 収納サイズ:φ15×28cm
- 適正温度:2℃


▼タケモ スリーピングバッグ同梱物
- スリーピングバッグ
- 収納バッグ
- ストリージバッグ
タケモ スリーピングバッグ 3は、軽量性と保温性のバランスが良く、登山やキャンプに使いやすい人気のモデルです。


シュラフのメインファスナーは、安心できる品質のYKK製で開閉しやすく、足先まで開きます。
足側からもファスナーを開くことができるので、体温調整しやすいのもメリットです。


気温が低い日は、頭部のネックチューブを引っ張って首や頭周りを完全に覆って寒さ対策ができ、口元だけを出して眠れます。


収納時は、収納バッグで圧縮した状態で保管すると、ダウンの羽が潰れて保温性が下がる原因となるため、ストリージバッグに入れて保管するのがおすすめです。





大手ブランドと同等レベルの保温性と使いやすさで、リーズナブルな価格で満足度が高いですよ


タケモ スリーピングバッグ5の使用感


タケモ スリーピングバッグ5は、晩秋の降雪前や梅雨前の春シーズンの高山に適しており、オレンジの温かい雰囲気が特徴です。
▼基本サイズ
- 重さ:約960g
- 収納サイズ:φ17×34cm
- 適正温度:-6℃


▼同梱物
- スリーピングバッグ
- 収納バッグ
- ストリージバッグ
軽量性と保温性のバランスが良く、登山やキャンプに使いやすい人気のモデルです。


シュラフは、YKKのファスナー開閉しやすく、足先まで開く一般的な構造をしています。
通気を良くしたい場合は、足側のファスナーを開放できるので体温調整がしやすいのもメリットです。


気温が低い環境では、ネックチューブを引っ張り、顔周りを完全にシュラフで覆えるので、保温性を高められます。






収納時は、収納バッグに保管していると、ダウンの羽が潰れて保温性が下がる原因となるため、ストリージバッグに保管しておくと安心です。




【比較】タケモ vs モンベル シュラフ



モンベル ダウンハガー 800 #3を6年間使ってきたので、タケモのシュラフと使用感を比較しました
モンベルダウンハガー 800 「#3」とタケモスリーピングバッグ 「3」と「5」を対象にレビューしていきます。
- 価格
- サイズ感
- 使用感
結論:価格を重視するなら「タケモ」、軽量性を重視するなら「モンベル」という結果になりました。
モンベルとタケモの性能比較
ブランド 商品名 | タケモ スリーピングバッグ3 | タケモ スリーピングバッグ5 | モンベル ダウンハガー800 #3 |
価格(税込) | ¥25,300 | ¥28,050 | ¥36,300 |
快適温度 | 2℃ | -6℃ | -1℃ |
重さ | 約730g | 約960g | 約555g |
サイズ | 全長205cm 肩回り158cm 足元回り104cm | 全長205cm 肩回り158cm 足元回り104cm | 身長183cmまで |
収納サイズ | φ15×28cm | φ17×34cm | φ13×26cm |
FP | 750 | 750 | 800 |
ECサイトへ | Amazon 公式サイト | Amazon 公式サイト | Amazon 公式サイ |
価格
価格は、モンベルよりタケモのほうが、約1万円も安く購入でき、性能面を考慮すればコスパが高いのが魅力です。



耐久性や保温性については、ほとんど差を感じないため、予算に限りがある人にはおすすめですよ
サイズ感


モンベル ダウンハガー800の収納サイズは、タケモ スリーピングバッグ 「3」と「5」の中間のサイズ感です。
ただし、重さはモンベル ダウンハガーが最も軽く、携帯性ではタケモより優れています。
使用感


モンベルとタケモのスリーピングバッグの使いやすさや使用感にほとんど差はなく、どちらも満足度の高い完成度です。



私は身長が178cmありますが、快適に眠れました
ただし、ファスナーの持ち手部分は、モンベルのほうが太くて持ちやすいので、開閉のしやすさには差があります。


ストレージバッグはそれぞれのスリーピングバッグに同梱されており、サイズ感はタケモよりモンベルのほうが大きくロゴが印字されていました。



このような小さな積み重ねが、タケモとモンベルの価格差につながっているように感じますね


実際に比較してみて、総合的に評価すると、以下がおすすめです。
- コスパを重視するなら「タケモ」
- ブランド力や軽量性に着目するなら「モンベル」




タケモ シーン別おすすめスリーピングバッグ
シーンやシーズン別におすすめのスリーピングバッグ モデルをまとめました。
スリーピングバッグの種類とおすすめシーズン
春・夏・秋 3シーズン | 3シーズン +初春・晩秋 | 積雪前 冬 | 残雪期 冬・春 | 厳冬期 | |
---|---|---|---|---|---|
キャンプ | 2・3 ※8~2℃ | 3・5・7 ※2~−15℃ | 5・7・9 ※−6~−25℃ | 7・9 ※−15~−25℃ | 7・9・11 ※−15~−30℃ |
2000以下 低山 | 2・3 ※8~2℃ | 3・5・7 ※2~−15℃ | 5・7・9 ※−6~−25℃ | 7・9 ※−15~−25℃ | 7・9・11 ※−15~−30℃ |
2000m以上 高山 | 2・3・5 ※8~−6℃ | 5・7 ※−6~−15℃ | 7・9 ※−15~−25℃ | 7・9・11 ※−15~−30℃ | 9・11 ※−25~−30℃ |
2000m以下 低山・キャンプ【春〜秋 3シーズン】


夏場〜秋口の低山やキャンプには、軽量で持ち運びやすいモデルが最適です。
気温が10℃以上ならスリーピングバッグ「2」でも十分対応できます。
▼おすすめモデル
2000m以上の高山【 春〜秋 3シーズン】


標高2000m級の山でも春〜秋にかけて使え、コンパクトで軽量なバランスモデルがおすすめです。
春秋の高山は、気温の変化が大きく、最低気温が氷点下を下回ることもあるため、適応温度が低いほうが安心できます。
▼おすすめモデル
- スリーピングバッグ 2 ※適応温度 8℃のため高山での使用は注意!
- スリーピングバッグ 3
- スリーピングバッグ 5


2000m以上の高山【残雪期〜晩秋向け】
晩秋の寒さや氷点下になる標高の高い山では、保温性が高いモデルがおすすめです。
寒がりな方は、防寒レベルが高いモデルを選択するとより快適にテント泊が楽しめます。
▼おすすめモデル




2000m以上の高山【厳冬期】


厳冬期の高山では、気温が-20度を下回ることもしばしばあるため、完全防寒のシュラフを選択するのがおすすめです。
サイズが大きくなるため、十分な体力と技術力を持って、はじめは経験者と一緒に登るのがおすすめです。
▼おすすめモデル


コスパ最強のシュラフ【タケモ スリーピングバッグ】


シュラフ選びで価格と性能のバランスを重視するなら【タケモ スリーピングバッグ】はおすすめの選択肢です。
タケモのスリーピングバッグは、大手ブランドに負けない高い保温性能と使いやすさ、そして圧倒的なコストパフォーマンスを実現しています。
おすすめのタケモ スリーピングバッグ
- 3シーズン向け:スリーピングバッグ 3
- 初夏~晩秋の高山:スリーピングバッグ 5・7
- 厳冬期:スリーピングバッグ 7・9・11
コスパが高い「タケモ スリーピングバッグ」で、快適な睡眠を手に入れて、最高の思い出を作ってください。




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