TicWatch Atlas の魅力は?
TicWatch Pro 5との進化点は?
ヤマップが使えるスマートウォッチはある?
この記事はこのような悩みのある人に向けて書いています。
2024年10月に、Mobvoi社からシリーズ最新モデル TicWatch Atlasがリリースされました。
TicWatchシリーズは、高耐久性かつバッテリー持ち時間に強みがあり、ヤマップやヤマレコが使えるスマートウォッチとして注目を集めています。
TicWatch Pro 5を実際に使用したレビューはコチラで解説していますので、合わせてご覧ください。
【関連】【徹底解説】登山に使える?TicWatch Pro 5実使用レビュー
従来モデル TicWatch Pro 5 Enduroから、さらに耐久性と緊急SOS機能を搭載したTicWatch Atlasの進化点を徹底レビューします。
「スマートウォッチを使って快適な登山に挑戦したい人」は、ぜひ最後まで読んでください。
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【性能比較】TicWatchシリーズ
Ticwatchシリーズの性能比較を一覧表にまとめました。
TicWatch Pro 5 性能比較
写真 商品名 | TicWatch Atlas | TicWatch Pro 5 Enduro | TicWatch Pro 5 |
参考価格(税込) | 49,999円 | 39,999円 | 34,675円 |
寸法 (mm) | 52 x 48 x 12 cm; | 50 x 48 x 12 | 50 x 48 x 12 |
重量 (バンドなし) | 44.7 g | 44.7 g | 44.3g |
カラー | ブラック | オブシディアン ストレートグリーン | オプシディアン サンドストーン |
ケース素材 | ステンレス 鋼7000シリーズ アルミニウム 高強度ナイロン グラスファイバー | ステンレス 鋼7000シリーズ アルミニウム 高強度ナイロン グラスファイバー | ステンレス 鋼7000シリーズ アルミニウム 高強度ナイロン グラスファイバー |
スクリーン | サファイアクリスタル | サファイアクリスタル | コーニングゴリラ 指紋防止カバーグラス |
バンド | フルオロラバー (交換可能)24mm | フルオロラバー (交換可能)24mm | シリコン (交換可能)24mm |
バッテリー容量 | 628mAh | 628mAh | 628mAh |
最大駆動時間 | 90時間 | 90時間 | 80時間 |
充電時間 | 30分で65% 約2日間使用可能 | 30分で65% 約2日間使用可能 | 30分で65% 約2日間使用可能 |
OS | Wear OS by Google (Wear OS 4.0) | Wear OS by Google (Wear OS 4.0) | Wear OS by Google (Wear OS 4.0) |
チップセット | Snapdragon® W5+ Gen 1 wearable platform | Snapdragon® W5+ Gen 1 wearable platform | Snapdragon® W5+ Gen 1 wearable platform |
メモリ | RAM: 2GB ROM: 32GB | RAM: 2GB ROM: 32GB | RAM: 2GB ROM: 32GB |
ディスプレイ | 1.43インチ 466*466 326ppi ①フルカラー常時オン ディスプレイOLED ②超低電力ディスプレイ | 1.43インチ 466*466 326ppi ①フルカラー常時オン ディスプレイOLED ②超低電力ディスプレイ | 1.43インチ 466*466 326ppi ①フルカラー常時オン ディスプレイ OLED ②超低電力ディスプレイ |
接続 | Bluetooth 5.2, Wi-Fi: 2.4GHz | Bluetooth 5.2, Wi-Fi: 2.4GHz | Bluetooth 5.2, Wi-Fi: 2.4GHz |
GNSS (衛星) | GPS Glonass Galileo QZSS Beidou | GPS Glonass Galileo QZSS Beidou | GPS Glonass Galileo QZSS |
NFC決済 | あり(Google Wallet、13.56MHz) | あり(Google Wallet、13.56MHz) | あり(Google Wallet、13.56MHz) |
ハードウェア | スピーカー マイク バイブレーター | スピーカー マイク バイブレーター | スピーカー マイク バイブレーター |
緊急SOS | あり | なし | なし |
センサー | 加速度計 ジャイロセンサー HD PPG心拍センサー SpO2センサー 皮膚温度センサー 低遅延オフボディセンサー バロメーター コンパス | 加速度計 ジャイロセンサー HD PPG心拍センサー SpO2センサー 皮膚温度センサー 低遅延オフボディセンサー バロメーター コンパス | 加速度計 ジャイロセンサー HD PPG心拍センサー SpO2センサー 皮膚温度センサー 低遅延オフボディセンサー バロメーター コンパス |
耐久性 | 5ATM オープンウォータースイム MIL-STD-810H | 5ATM オープンウォータースイム MIL-STD-810H | 5ATM オープンウォータースイム MIL-STD-810H |
Android対応 スマホOS | Android 8.0以降 | Android 8.0以降 | Android 8.0以降 |
アプリ | モボイヘルス | モボイヘルス | モボイヘルス |
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TicWatch Atlasは、ケース表面をサンドブラスト処理したスチールを採用し、シリーズ最高の耐久性を実現したデザインです。
緊急SOS機能が追加され、登山で万が一の滑落や転倒が発生した時に緊急連絡先に通報されるため、安全性が向上しました。
他のスマートウォッチにはない高耐久とバッテリー性能は登山家におすすめですよ!
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TicWatch Atlasのメリット5選
最新モデル TicWatch Atlasのメリットを5つに厳選しましたので、ぜひ参考にしてください。
YAMAP・ヤマレコの登山地図アプリが使える
TicWatch Atlasは、登山地図アプリ「YAMAP」や「ヤマレコ」が利用できるのはうれしいポイントです。
特に、YAMAPは2024年4月から「Wear OS by Google」に対応したことで実現した待望のサービスです。
スマートウォッチで登山ルートやコースタイム、標高などの情報をスマホを取り出さずに確認できるため、登山中の快適性を大幅に向上さてくれます。
手元でスムーズに登山ルートが確認したかったので、このサービスは画期的ですよ!
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【関連】YAMAPが使えるスマートウォッチを比較レビュー
【関連】ヤマレコが使えるスマートウォッチを比較レビュー
90時間使えるバッテリー性能
TicWatch Atlasのバッテリー持ち時間は、最大90時間の使用が可能です。
長時間の登山やキャンプといったアウトドア活動において、充電の手間を減らし、安心して使えるのは魅力的です。
さらに、急速充電に対応しており、30分の充電で2日間も使用できます。
バッテリー容量は628mAhなので、登山で使うモバイルバッテリーの使用量も影響が小さいのもメリットです。
旧モデル TicWatch Pro 5で、2泊3日の登山で使いましたが、充電なしで残量25%も残しており、安心感がありますよ!
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軍事規格を満たす耐久性
TicWatch Atlasは軍事規格 MIL-STD-810Hに準拠した高い耐久性を備えています。
この規格は、耐熱性、耐衝撃性、耐水性といった過酷な環境での使用を想定しており、山岳地帯や険しい環境でも安心して使用できます。
特に、登山で重要な耐水性や防塵性能が担保されており、突然の天候変化にも対応可能です。
スマートウォッチの中でも、高耐久のシリーズは少ないため、多くの登山家に選ばれる理由のひとつですね
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Googleとの相性が優れている
Wear OSを採用したTicWatch Atlasは、Googleアプリやサービスとの連携がスムーズです。
TicWatch シリーズは、2024年からWear OS 4.0に対応して、より多くのアプリと連携できるようになりました。
Google Playからさまざまなアプリをインストールができ、ユーザーのニーズに合わせてカスタマイズできます。
おすすめのアプリ
- LINE
- 通話
- Amazon Music
- Google Map
- TicHealthケアアプリ など
アプリが充実しているので、登山だけでなく日常使いでも活躍してくれるのもおすすめのポイントですよ
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健康管理センサーが充実
TicWatch Atlasは、登山中の健康をサポートする充実したセンサーが多く搭載されています。
主なセンサー
- 加速度計
- ジャイロセンサー
- HD PPG心拍センサー
- SpO2センサー
- 皮膚温度センサー
- 低遅延オフボディセンサー
- バロメーター
- コンパス
これらのセンサーによって、心拍数や血中酸素濃度をモニタリングして、登山中の体調管理がしやすくなりました。
特に、標高の高い山域では高山病リスクがあるため、バイタルデータの確認をするのは登山を安全に楽しむために欠かせないポイントですよ
さらに新機能として、転倒検出や緊急SOS機能が追加されたことで、万が一のトラブル時にも素早く対応でき、登山中の安全性が大幅に向上したのもうれしいポイントです。
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Atlasのあえて気になる点
TicWatch Atlasは、登山やアウトドア向けに特化しており、かなり完成度が高いですが、あえて気になる点をあげました。
iPhoneとは連携できない
TicWatch Atlasは、Android端末とスムーズに連携できますが、iPhoneとは連携できないため、iPhoneユーザーはほとんどの機能を活用できない点がデメリットです。
iPhoneと連携できるスマートウォッチは、Apple Watchと一部のGARMIN製品のみになります。
Apple Watchは、高耐久のUltra2 がおすすめですが、価格が高めのため、少し躊躇してしまいます。
GARMINは、YAMAPやヤマレコと連携できないため、独自アプリの「山と高原地図」との連携機能はありますが、少しわずらわしさを感じます。
iPhoneと連携して一部の登山アプリだけでも使えるようになってほしいと感じますね
\iPhoneユーザーなら高耐久モデルUltra2/
少し大きく感じる
アウトドア向けのスマートウォッチは、視認性と耐久性を両立するため、街使い用のモデルと比較すると、TicWatch Atlasのサイズ感が大きく感じる人もいると思います。
とはいえ、YAMAPやヤマレコを使ってルート確認するなら、このディスプレイサイズは必要です。
私もTicWatch Pro 5を使い始めたときは少し大きく感じていましたが、慣れれば気にならなくなりますよ!
性能比較はコチラにまとめていますので、合わせてご覧ください。
【TicWatch シリーズ 性能比較へタップして移動】
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Suicaは使えない
TicWatch Pro 5で気になっていたSuicaの利用は、Enduroでは対応していませんでした。
また、Google Payには対応していますが、QUICPayやiDも使うことができないため、次期モデルに期待したいところです。
登山では現金支払いが主流のため山で困ることはありません
YAMAPが使えて高耐久性を誇る点に魅力を感じています
あまり聞き慣れないブランド
TicWatchは他の大手ブランドに比べると知名度が低く、信頼性に不安に感じていた点です。
TicWatch は、Mobvoiという中国AIメーカーが開発しており、「中国?」は情報漏洩が心配という懸念がありました。
ただ、Amazonレビューで高評価を得ており、使っている人が多くなったので、安心感が高くなりました。
そもそも、米国がHuaweiやシャオミーといった中国の大手IT企業の世界シェア拡大を警戒して、「情報漏洩リスクがある」と叫んだことが発端で、そのような事態が発生している根拠はありませんでした。
仮に、中国企業や国家が日本人一個人の日常情報を入手したところで、使えることなどない気もしますね
実際に、TicWatch Pro 5を1年間使ってきましたが、情報漏洩していると感じることはなく、むしろ登山で快適に使えることに感謝していますよ!
はじめはどんな商品もブランドの知名度は低いため、気になる口コミ・レビューをしっかり参考にして購入するのがおすすめです。
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おすすめできる人、できない人
TicWatch Atlasをおすすめできる人・できない人を以下にまとめました。
購入しようと迷っている人は、ぜひ参考にしてください。
おすすめできるひと | おすすめできない人 |
---|---|
登山やアウトドアを楽しむ人 長時間使用する人 Androidoユーザー | 軽量な時計を好む人 TicWatch Pro 5以降を持っている人 iPhoneユーザー ブランドにこだわりがある人 |
おすすめできる人
登山やアウトドアを楽しむ人
Ticwatch Atlasは、YAMAPやヤマレコといった登山アプリと連携できるので、登山情報をスムーズに確認できるため、登山を楽しむ人におすすめです。
耐久性・防水性に優れているため、登山やアウトドア愛好者には安心感がありますよ。
長時間、使用する人
最大90時間のバッテリー駆動が可能で、登山や長期のアウトドア活動でも充電を気にせず使えます。
2泊3日の登山で、YAMAPを利用しましたが、約25%のバッテリー残量を残しており、バッテリー容量を気にする必要がないのもおすすめポイントです
Androidユーザー
Ticwatch Atlasは、Wear OS by Googleを採用しており、Androidユーザーとの相性が抜群です。
Googleサービスや各種アプリとの連携もスムーズに行えるためおすすめです。
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おすすめできない人
軽量な時計を好む人
Ticwatch Atlasは堅牢性を重視したデザインのため、ケースが少し大きく重量感があります。
そのため、軽くてコンパクトな時計を求める人には不向きです。
ただ、他ブランドの高耐久モデルと比べれば、大きすぎるということはないため、慣れれば気にならなくなります。
TicWatch Pro 5以降を持っている人
既にTicWatch Pro 5以降のモデルを持っている方にとっては、Atlasの機能や耐久性が大幅なアップグレードとは感じられないかもしれません。
そのため、既存のモデルで満足している人にはおすすめしません。
\不定期開催される割引特典がかなりお得!/
iPhoneユーザー
TicWatch AtlasはAndroidとの相性は良いですが、iPhoneとは連携が難しく、多くの機能を利用できないため、iPhoneユーザーにはApple Watchの方が最適です。
ブランドにこだわりがある人
TicWatchは、GARMINやApple Watchと比べて知名度が低く、そのためブランドに対する信頼性やこだわりが強い人にはおすすめできません。
ただ、機能差が少ないTicWatch Pro 5シリーズであれば、コスパが良いため、一度試しに購入するのもおすすめです。
今買うならどこがおすすめ?
いま、TicWatch Atlasを購入するなら、Amazonがおすすめです。
Amazonでは万が一トラブルがあっても、迅速な返品・返金対応ができ、さらにセールやポイント還元など、お得なキャンペーンが開催されていることが多いです。
楽天ポイントやPayPayポイントをお得に貯められる人は、それぞれのECサイトを利用するのもおすすめです。
各ECサイトの価格比較一覧を以下にまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
ECショップの価格比較
商品名 | Amazon | 楽天市場 | Yahooショッピング |
---|---|---|---|
TicWatch Atlas | 49,999円 | 49,999円 | 48,409円 |
TicWatch Pro 5 Enduro | 39,999円 (割引時) | 39,999円 (割引時) | 48,409円 |
TicWatch Pro 5 | 35,000円 (割引時) | 35,000円 (割引時) | 48,409円 |
ポイント還元率 割引クーポン時 | 通常:1% ※不定期クーポンあり Enduro:25%OFF Pro 5:31%OFF | 5%想定(2273pt) ※不定期クーポンあり 25%OFF | 3%想定 (1452pt) |
\登山地図アプリの連携ができるスマートウォッチ/
登山で使えるおすすめスマートウォッチ
TicWatch Atlasは、登山やアウトドアで利用する人にはおすすめのスマートウォッチです。
2024年の4月からは、TicWatchシリーズで「YAMAP(ヤマップ)が使える」ようになったのは、登山家にとって特に魅力的になりました。
スマホで地図アプリを確認する「手間を省きたい」、「スマートウォッチで確認したい」と感じていた人には特におすすめです。
TicWatch Atlasでヤマップやヤマレコを使って、登山をより快適に楽しんでみてください。
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