登山で動画撮影したい
思い出をきれいな映像で残したい
カメラ機材がおすすめ?
このような悩みのある方に向けて書いています。
楽しい登山の思い出や大絶景をそのまま「映像に残したい」と考えることはありませんか?
本記事では、登山初心者にも使いやすい「5種類のカメラ機材」を徹底比較し、メリット・デメリットを解説しています。
「思い出を映像に残こせるカメラ機材を探している人」は、ぜひ最後まで読んでください。
- 登山歴11年の好山病
- 北アルプス・南アルプスが大好き♪
- アクションカメラで絶景をとらえるのが大好き!
- 登山嫌いな妻との山の思い出を記録
- 0歳児からの親子登山・60代親孝行登山に挑戦中!
登山で動画撮影するメリット
登山やアウトドアの風景を動画に残すメリットは多々あります。
- 感動した思い出を後から見返せる
- 自身が歩んで眺めた景色をそのまま残せる
- アクティビティの様子が映像でよみがえる
- 臨場感ある映像を家族や友人と共有できる
- クリエイティブな映像を作り、SNSで多くの人を喜ばせる
私は、登山を始めて12年経ちますが、6年前からアクションカメラの代名詞「GoPro」を使い始めてたくさんの思い出を映像に残してきました。
動画撮影は、雲の動きや太陽の傾きなど条件によって瞬間瞬間で変わる一期一会の山の大絶景をたくさん残せます。
また、家族や友人と登れば、その場で感じた自然体の会話を残せて、当時の思い出をいつでも見返せるメリットもあります。
登山動画は単なる記録ではなく、一生の思い出をいつまでも色褪せることなく見返せます。
「登山嫌いな妻がキレた焼岳」や「親孝行登山で挑戦した黒部五郎岳」など懐かしいエピソードを家族みんなで共有でき、当時の出来事を何度も鮮明に思い出すことができますよ!
【関連】【比較レビュー】GoPro 13 vs Insta360 Ace Pro 2|登山におすすめアクションカメラ
登山向けおすすめカメラ機材の選び方
登山で動画撮影におすすめのカメラ機材の選び方は以下のポイントを考慮するのが重要です。
- 携帯性の良いサイズ感
- うつくしい映像を残せる画質性能
- ハード環境で撮影できる耐久性
- 手ブレ補正機能
- 長時間撮影できるバッテリー性能
携帯性の良いサイズ感
登山では、荷物を1gでも軽量化することが重要なため、カメラ機材は軽量・コンパクトなものがおすすめです。
長期登山では、荷物が重くて体力が消耗すると、遭難リスクが高くなります。
さらに、大きなカメラを肩掛けしたり、三脚を持ったりすると、岩や枝にカメラ機材が引っかかり怪我や事故のリスクが高くなります。
そのため、重たい荷物を持ち慣れていない登山初心者の方は、軽量・コンパクトで携帯性が高いカメラ機材を選ぶことが推奨されます。
- おすすめの重さ:200~1kg
- サイズ感:ポケットやショルダーバッグに収まもの
うつくしい映像を残せる画質性能
登山の美しく壮大な景色を鮮明に記録するには、カメラの画質性能がとても重要です。
高解像度カメラは、細部まで鮮明に映し出し、映像に臨場感を与えるだけでなく、後から編集する際にもクオリティを損なうことがありません。
最近は、多彩な撮影モードが搭載されており、シーンに合わせて好みの映像撮影が狙えます。
登山で使う撮影モード
- HDR(ハイダイナミックレンジ)撮影:樹林帯や日の出前の明暗がはっきりする場所で活躍
- タイムラプス:日の出のモルゲンロートや雲の流れをダイナミックに演出する
- スターラプ(星空撮影):星空のうつくしい展望を残せる
- スローモーション:滝や川野流れをダイナミックに映す
多彩な撮影モードがあれば、登山での様々なシチュエーションで好みの映像を残せますよ
- 解像度:4K30fps以上のモデル
- 撮影モード:HDR撮影、タイムラプス、スターラプス、スローモーション
- 暗所性能:明暗で色彩豊かに撮影できるもの
ハード環境で撮影できる耐久性
登山で使用するカメラ機材は、突然の雨や雪、衝撃に耐えられる防水性と耐久性が求められます。
防水性能は、IPx7以上の性能があれば、雨天の撮影だけでなく、水中撮影が可能になります。
登山では、夏の暑い気温と冬山の氷点下での撮影も楽しむために、動作環境温度も重要な要素になります。
手ブレ補正機能
登山中の動画撮影では、歩行時の振動によるブレが課題となるため、強力な手ブレ補正機能を備えたカメラが必須です。
最近では、手ブレ補正の革新的な技術進歩により、カメラを手に持って走ってもほとんどブレないモデルが多数あります。
長時間撮影できるバッテリー性能
長時間の登山では、バッテリー1個で1時間以上の連続撮影ができ、予備バッテリーを使って4~5時間の長時間撮影ができるモデルがおすすめです。
例えば、登山で8時間のコースタイムを要する場合、カットを入れながら平均4時間ほどの撮影は想定しておく必要があります。
登山系動画クリエイターなら全工程を撮影する人もいますが、編集作業が大変なため、小まめにカットを入れるのがおすすめです。
撮れ高のある以下のような撮影シーンでは、撮影時間が長くなる傾向があります。
- 稜線や展望の開けた瞬間
- おもしろい話をしてるとき
- 料理や食事のタイミング
- 休憩時の様子
- テント場・山小屋での生活 など
動画を見返す際や編集作業が手軽になるので、5~10分ごとにカットを入れる撮影スタイルがおすすめですよ!
登山におすすめカメラ機材 5選
登山やアウトドアで、動画撮影できるおすすめのカメラ機材を5つ厳選しました。
それぞれの特徴を一覧にまとめて比較しましたので、ぜひ参考にしてください。
カメラの種類 | アクションカメラ | スマートフォン | 一眼レフカメラ | コンデジ | ドローン |
登山初心者 おすすめ度 | (5.0 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | (3.5 / 5.0) | (4.0 / 5.0) | (3.0 / 5.0) |
軽量性と携帯性 | 小型・軽量 | 常に持ち運べる | 重量あり | 軽量 | 小型モデルあり |
画質・映像性能 | 高画質 | 進化した画質 | 圧倒的な画質 | 十分な画質 | 空撮映像 |
耐久性 | 完全防水・高耐久 | ケース必要 | 防塵・防滴 | 一部耐久性あり | やや弱い |
手ブレ補正機能 | 非常に強い | 強い | レンズによる | 一部機能あり | 動きに敏感 |
バッテリー持ち時間 | 約2時間 | 消耗は早い | 長時間対応 | 約2時間 | 約30~60分 |
注意点 | データ保存が 大容量 | 登山中の バッテリー切れ | 撮影技術が いる | 動画より 写真向き | 免許がいる 飛行制限が一部ある |
特徴へ移動 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
それぞれのカメラ機材について、
- メリット
- デメリット
- 人気のカメラ機材
をまとめて解説していきます。
アクションカメラ
アクションカメラは、軽量で持ち運びやすく、過酷な環境になる登山で安心して使える耐久性があります。
- 軽量かつコンパクトで持ち運びが簡単
- 水・耐衝撃性能が高く、過酷な環境下でも安心して使用可能
- 手ブレ補正が非常に優れており、動きながらの撮影に最適
- タイムラプスやスターラプスなど、登山に特化した撮影モードが充実
- カメラの存在を忘れて自然体の映像を残せる
- 広角レンズが主流で、ぼかしや超望遠などの表現は不得意
- バッテリー持続時間が約2時間程度であるため、予備バッテリーが必要
現在は、アクションカメラ大手3社がしのぎを削っており、それぞれ特徴的な違いがあります。
- GoPro HERO13 Black:アクションスポーツに特化。追加レンズで多様な撮影スタイルができる
- Insta360 Ace Pro 2:ライカと共同開発した8K画質映像と操作性が高いこだわりに強み
- Insta360 X4:世界で最も売れている圧倒的な8K360度カメラ。全方位撮影で撮り逃さない
【関連】【比較レビュー】Insta360 Ace Pro 2 vs GoPro 13アクションカメラ頂上決戦!
【関連】【徹底比較】Insta360 X4 vs GoPro 13 登山におすすめのアクションカメラ
スマートフォン
ほとんどの登山家がスマートフォンで写真や動画を撮影していると思いますが、長めの動画撮影をするとバッテリー切れや容量の圧迫が課題に感じる人もいると思います。
スマートフォンは、GPS登山アプリや緊急時の連絡手段として利用する可能性があるため、極力、撮影機材は別で準備しておくのがおすすめです。
- 追加の持ち物が不要
- 最新モデルはカメラが高性能
- 撮影後にその場で編集・共有できる
- バッテリー切れリスクが高くなる
- 容量がすぐにいっぱいになる
- 耐久性にやや課題がある
最近のスマートフォンはカメラ性能が高くなり、安価なアクションカメラを超える性能があります。
スマートフォンのカメラ性能比較
スマートフォン | iPhone 16 Pro | Google Pixel 9 Pro | Galaxy S24 Ultra |
カメラ画素数 | 48MP | 50MP | 50MP |
動画解像度 | 4K120fps | 4K60fps | 4K30fps |
センサーサイズ | 1/1.3 | 1/1.3 | 1/1.3 |
バッテリー持ち時間 | 3,577mAh | 4700mAh | 5000mAh |
防塵・防水性能 | IP68 | IP68 | IP68 |
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- Apple iPhone 16 Pro:圧倒的な性能を誇る世界最高峰のスマホとカメラ性能
- Google Pixel 9:カメラ品質にこだわりのあるGoogle唯一のスマホ
- Samsung Galaxy S24:8K動画撮影対応の高性能モデル
一眼レフカメラ
一眼レフカメラは、写真の撮影に特化していますが、画質レベルの高さから動画撮影も十分性能を発揮します。
携帯性と耐久性に課題はありますが、一生に一度の思い出をより美しく撮影するにはおすすめです。
- 圧倒的な画質性能で自然の美しさや細部まで記録
- レンズ交換でぼかしや望遠撮影など多彩な表現が可能
- プロフェッショナル品質の映像を追求できる
- 重量があり、持ち運びの負担が大きい
- 防水性能が限られ、悪天候時の使用に注意
- 撮影スキルが必要で初心者にハードル高め
一眼レフカメラは、レンズによって味のある映像が撮影できるので、奥深いカメラです。
- Canon EOS90D:高解像度センサーで一眼レフの本格撮影が楽しめる
- PENTAX KF:耐環境性能が高く、アウトドア撮影に強いカメラ
コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)
コンデジは、一眼レフほどではなくても高画質を実現し、かつ軽量で持ち運びやすい点で登山に適しています。
動画撮影だけでなく、写真にもこだわりたい人にはおすすめのカメラです。
- 一眼レフよりも軽量で持ち運びが簡単
- 操作が直感的で、初心者でも扱いやすい
- 高画質な写真や動画を、手軽に撮影可能
- 一眼レフと比べると、表現力や画質がやや劣る
- 耐久性や防水性がモデルによって異なるため、慎重な選択が必要
コンデジは、多くの種類がラインナップされていますが、高画質の映像撮影ができる人気モデルはまとめました。
- SONY Cyber-soht RX100:SONYの圧倒的な技術を凝縮したカメラ
- Canon PowerShot G7 X Mark III:1.0型センサーで圧倒的な光学情報を捉える
ドローン
ドローンでの撮影は、山頂からの広大な景色を俯瞰して捉えたり、尾根を飛行しながら迫力のある映像を撮影できます。
持ち運びしやすい軽量モデルなら、バックパックにも収納しやすく、よりクリエイティブな映像を撮影したい人におすすめです。
ドローンは他のカメラと比べて重たく、予備バッテリーも複数必要なため重たくなるため、体力に自身がない人は注意が必要です。
- 他のカメラでは得られない空撮が可能
- 小型・軽量モデルが登場し携帯性が向上
- 4KHDRの高品質動画撮影ができる
- 飛行制限がある山域・地域では事前申請が必要
- 操作に資格がいるため、初心者にハードル高め
- バッテリー持続時間が短く、予備バッテリー含め荷物が増える
最も人気のあるブランドは「DJI」であり、様々なサイズやカメラ性能のドローンがあります。
- DJI Mini 4 Pro Fly:超軽量設計で空撮初心者に最適なドローン
- DJI Neo:高画質映像と長時間飛行が可能な多機能ドローン
購入に迷うならレンタルがおすすめ!
登山で動画撮影できるカメラ機材は、それぞれメリットとデメリットがあり、自身に適したカメラに迷う場合は、レンタルサービスを利用するのがおすすめです。
カメラやスマートフォンは、購入すると10万円以上の費用が発生しますが、レンタルなら1ヶ月で2万円相当の費用で済むので購入後の失敗を減らせます。
- コストを抑えたい人
- 撮影スタイルが定まっていない人
- 複数モデルを比較したい人
- 登山する頻度が少ない人
- 最新機材を試したい人
おすすめレンタルサービスを3社ピックアップし、サービス内容と価格を比較したので、ぜひ参考にしてください。
おすすめレンタルサービス 3社 比較
ロゴ サービス名 | GOOPASS | Rentio | モノカリ |
特徴 | 月額利用がお得 カメラ交換し放題 | 短期利用がお得 品揃えが豊富 | 幅広い品揃え 価格が安め |
アクションカメラ (期間) | GoPro/Insta360/DJI 13,630円 (1ヶ月) | GoPro/Insta360/DJI 8,531円 (7泊8日) | GoPro/Insta360/DJI 12,100円 (7泊8日) |
スマートフォン | iPhone 15 Pro 22,730円 (3ヶ月) | iPhone 14 Pro 18,900円 (3ヶ月) | iPhone 14 27,000円 (1ヶ月~) |
一眼レフカメラ | Canon EOS90D+レンズ PENTAX KF+レンズ 18,030円 (1ヶ月) | Canon EOS90D+レンズ PENTAX KF+レンズ 9,980円~ (7泊8日) | PENTAX KF+レンズ 8,680~ (7泊8日) |
コンデジカメラ | SONYサイバーショット Canonパワーショット 13,630円~ (1ヶ月) | SONYサイバーショット Canonパワーショット 8,366円~ (7泊8日) | SONYサイバーショット 10,980円~ (7泊8日) |
ドローン | DJI Mini 2 9,130円 (1ヶ月) | ー | DJI Mini 2 11,630円 (7泊8日) |
安心保証 | レンタル料に含む | レンタル料に含む | レンタル料に含む |
免責費用 上限額 | 上限5000円 | 上限2000円 | 上限2000円 |
保障対象外 の対応 | 補償対象外の損害 全額実費負担 | 保証対象外の損害 全額実費負担 | 補償対象外の損害 全額実費負担 |
付属SDカード 容量 | 32GB | 64GB | 64GB |
SDカード 返却有無 | 必要 | なし | なし |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
料金プラン:送料込み(一部地域除く場合あり)
初めて使う人や使い比べたい人はぜひ試してください
使い方を理解して実際に登山で試すなら、1ヶ月レンタルがおすすめ
アクションカメラ GoProのレンタルについて、こちらで解説していますので合わせてご覧ください。
【関連】GoPro レンタルサービス おすすめ 5社 徹底比較!
登山の思い出をありのまま映像に残そう!
登山の思い出をありのまま残すなら、自身の登山スタイルに適したカメラ機材を選ぶ必要があります。
登山初心者であれば、軽量コンパクトで荷物の軽減ができ、高品質な映像を残せるアクションカメラはおすすめの選択肢です。
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おすすめのアクションカメラについて、下記でレビューしていますので合わせてご覧ください。
自身の登山スタイルに適したカメラ機材を選んで、一期一会の思い出を臨場感ある映像にぜひ残してください!
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