
TicWatchってどこの国のブランド?
聞かないメーカーだけど危険性が心配…
TicWatchは、「中国 北京」に拠点を置くMobvoi社が開発したスマートウォッチブランドです。
TicWatchの強みは、Googleアプリとの連携性が高く、高耐久かつ長時間バッテリーがあげられます。
しかし、中国ブランドに対して危険性を感じて、「利用するか迷う」という声が多く見られました。
本記事では、TicWatchのメーカーの強みと危険性について解説していますので、ぜひ参考にしてください。


【実使用レビュー】登山におすすめ!TicWatch Atlas


TicWatchの危険性が気になる理由
中国ブランドに危険性を感じる理由には、
が考えられます。



TicWatchを使い始めて1年半経ちますが、登山で快適に使えていますよ
中国製だから怪しい感じがする
日本では、中国との政治的な関係性から、否定的な感情を持つ人が一定数いるため、不安を抱いている可能性があります。
しかし、実生活に目を向ければ、スマートフォンや家電製品から自動車部品に至るまで、ほとんどが中国製です。



この事実を考慮すれば、「TicWatchが中国ブランドだ」というだけで、危険性を感じるのは論理が飛躍している感がありますね
セキュリティに懸念がある
TicWatchは、Googleから融資を受けてGoogle製OSを搭載しており、高いセキュリティ基準に準拠しています。
世界トップレベルの厳しいセキュリティ基準を守っているため、TicWatchの安全性はとても高いと考えて間違いなさそうです。



個人情報やクレジットカード情報が盗まれたなどの口コミも当サイト調べでは見つかりませんでしたね
品質が悪くて壊れやすい
中国製品は、「品質が悪くて壊れやすい」と心配する人もいますが、TicWatchは軍事規格に準拠した耐久性で簡単には壊れなません。
しかし、Amazonレビューでは、「初期不良で動かない」というコメントが数件見られたので、もしかしたら不良品が当たる可能性はあります。
ただ、大手ブランド品でも初期不良が当たる可能性があるため、中国製品だから品質が悪いという結論にはならないですね。



Amazonなら、不良品が届いても、交換対応をスムーズに行えるのでおすすめですよ
\Google連携が強い!YAMAP・ヤマレコも使える!/


TicWatchは中国のスマートウォッチブランド


TicWatchは、「中国 北京」を拠点とするAI最先端企業Mobvoi(モブヴォイ)社が手掛けるスマートウォッチブランドです。
- 2012年に設立
- Googleと戦略的パートナーシップを締結
- 創業者はGoogle社のリサーチサイエンティスト
- AI技術を駆使したデバイス開発で世界的に注目
Mobvoi社はGoogleとパートナーシップを結び、Wear OS by Google開発の重要な役割を担っています。



Googleとの深い繋がりがあるので、TicWatchはGoogle向けサービスとの相性が抜群です
Mobvoi社は以下のような人材が在籍しているため、AI技術や音声認識技術の開発が得意です。
Mobvoi社に在籍する人材
- Google、Microsoftなど大手IT企業出身のエンジニア
- ハーバード大学など世界トップクラスの大学出身者
- AI研究者
Googleとの強力な関係性
Mobvoi社はGoogleと戦略的パートナーシップを締結し、出資を受けています。(参考:Reuters)
さらに、Google以外にも大手国際企業から出資を受けていて、技術力の高さはお墨付きです。



Googleの出資を受けている中国企業は、それほど多くありません。それだけMobvoi社の技術力が高く評価されているということですね
\Google連携に強み!高耐久スマートウォッチ/


TicWatchの魅力と強み
TicWatchの優れている点は、以下の5つです。
TicWatchシリーズ比較(タップして開く)
Ticwatchシリーズの性能比較を一覧表にまとめました。
TicWatch シリーズ 性能比較
写真 商品名 | ![]() ![]() ![]() ![]() | ![]() ![]() ![]() ![]() | ![]() ![]() ![]() ![]() |
参考価格 (税込) | 27,499円 | 22,523円 | 21,973円 |
寸法 (mm) | 52 x 48 x 12 | 50 x 48 x 12 | 50 x 48 x 12 |
重量 (バンドなし) | 44.7 g | 44.7 g | 44.3g |
カラー | ブラック グレイ | オブシディアン ストレートグリーン | オプシディアン サンドストーン |
ケース素材 | ステンレス 鋼7000シリーズ アルミニウム 高強度ナイロン グラスファイバー | ステンレス 鋼7000シリーズ アルミニウム 高強度ナイロン グラスファイバー | ステンレス 鋼7000シリーズ アルミニウム 高強度ナイロン グラスファイバー |
スクリーン | サファイアクリスタル | サファイアクリスタル | コーニングゴリラ 指紋防止カバーグラス |
バンド | フルオロラバー (交換可能)24mm | フルオロラバー (交換可能)24mm | シリコン (交換可能)24mm |
バッテリー 容量 | 628mAh | 628mAh | 628mAh |
最大 駆動時間 | 90時間 | 90時間 | 80時間 |
充電時間 | 30分で65% 約2日間使用可能 | 30分で65% 約2日間使用可能 | 30分で65% 約2日間使用可能 |
OS | Wear OS by Google (Wear OS 4.0) | Wear OS by Google (Wear OS 4.0) | Wear OS by Google (Wear OS 4.0) |
チップセット | Snapdragon® W5+ Gen 1 wearable platform | Snapdragon® W5+ Gen 1 wearable platform | Snapdragon® W5+ Gen 1 wearable platform |
メモリ | RAM: 2GB ROM: 32GB | RAM: 2GB ROM: 32GB | RAM: 2GB ROM: 32GB |
ディスプレイ | 1.43インチ 466*466 326ppi ①フルカラー常時オン ディスプレイOLED ②超低電力ディスプレイ | 1.43インチ 466*466 326ppi ①フルカラー常時オン ディスプレイOLED ②超低電力ディスプレイ | 1.43インチ 466*466 326ppi ①フルカラー常時オン ディスプレイ OLED ②超低電力ディスプレイ |
接続 | Bluetooth 5.2, Wi-Fi: 2.4GHz | Bluetooth 5.2, Wi-Fi: 2.4GHz | Bluetooth 5.2, Wi-Fi: 2.4GHz |
GNSS (衛星) | GPS Glonass Galileo QZSS Beidou | GPS Glonass Galileo QZSS Beidou | GPS Glonass Galileo QZSS |
NFC決済 | あり(Google Wallet、13.56MHz) | あり(Google Wallet、13.56MHz) | あり(Google Wallet、13.56MHz) |
ハードウェア | スピーカー マイク バイブレーター | スピーカー マイク バイブレーター | スピーカー マイク バイブレーター |
緊急SOS | あり | なし | なし |
センサー | 加速度計 ジャイロセンサー HD PPG心拍センサー SpO2センサー 皮膚温度センサー 低遅延オフボディセンサー バロメーター コンパス | 加速度計 ジャイロセンサー HD PPG心拍センサー SpO2センサー 皮膚温度センサー 低遅延オフボディセンサー バロメーター コンパス | 加速度計 ジャイロセンサー HD PPG心拍センサー SpO2センサー 皮膚温度センサー 低遅延オフボディセンサー バロメーター コンパス |
耐久性 | 5ATM オープンウォータースイム MIL-STD-810H | 5ATM オープンウォータースイム MIL-STD-810H | 5ATM オープンウォータースイム MIL-STD-810H |
Android対応 スマホOS | Android 8.0以降 | Android 8.0以降 | Android 8.0以降 |
アプリ | モボイヘルス | モボイヘルス | モボイヘルス |
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バッテリーの持ちが抜群


最新モデル TicWatch Atlasは、最大90時間のバッテリー持ちで、登山の長期縦走にも使えるスマートウォッチです。
2つのディスプレイを使い分けることで消費電力を抑えられています。
- 通常時:モノクロ液晶で表示して消費電力を抑制
- 詳細表示時:AMOLEDディスプレイで高解像度な情報を表示



2泊3日の登山なら、充電なしで快適に利用できますよ
実使用レビューをまとめているので、合わせてご覧ください
【レビュー】登山に使える!TicWatch Atlas


Googleとの相性が良い
TicWatchは「Wear OS by Google」を搭載しているので、Googleサービスとの相性が優れています。
TicWatchで利用できるGoogleサービス
- Gmail
- Googleマップ
- Googleカレンダー
- Google Playストア(アプリのインストール)
TicWatchはGoogleサービス以外にも、LINEや電話の発着信もできます。





機能が限定的な独自OSのスマートウォッチとは違い、TicWatchはスマホに近い感覚で使えますよ
軍事規格の耐久性


TicWatchは、軍事規格(MIL-STD-810)を準拠したとても高い耐久性と水深50mでも耐えられる防水性を有しています。
この軍事規格を満たすスマートウォッチブランドを展開しているブランドは、GarminやAmazfitくらいに限られています。
登山やウィンタースポーツなど、過酷な環境で使う人には、リーズナブルなTicWatchはおすすめです。



登山におすすめのスマートウォッチをまとめているので、合わせてご覧ください
【比較】登山におすすめのスマートウォッチ 7選


YAMAP・ヤマレコと直接連携できる




TicWatchは、登山用地図アプリ「YAMAP」や「ヤマレコ」と直接連携ができる限られたスマートウォッチです。
「YAMAP」と「ヤマレコ」は、登山をする人なら誰もが使っている人気の登山地図・記録アプリです。
YAMAP・ヤマレコの違い(タップで開く)
YAMAP | ヤマレコ | |
地図ダウンロード方法 | エリアごとに地図を手動ダウンロード やや手間がかかる | 計画エリア全体を一括DL可能 計画作成がしやすい |
料金 | 年間5,700円 | 年間4,900円 |
SNS機能 | 非常に充実 (フォロー、いいね、コメント、バッジ機能) | 最小限 登山情報の閲覧・記録が中心 |
GPXデータ取込み | 不可 | 可能 |
おすすめな人 | コミュニティ重視 登山を楽しく共有したい人向け | 実用重視 計画・記録・安全管理を重視する人向け |


YAMAPやヤマレコをTicWatchにインストールしておけば、手元で登山ルートを確認できるので、スマホを取り出す手間が省けるのは最大の魅力です。





スマホを取り出してルート確認をしなくて良いので、登山中の快適性が増しますよ!
詳しくは下記で解説しているので、合わせてご覧ください。
YAMAPが使える
【関連】YAMAPと連携できるスマートウォッチ 3選
【関連】ヤマレコと連携できるスマートウォッチ 3選
100種類以上のスポーツ・ワークアウトモードを搭載


TicWatchは、100種類以上のワークアウトモードを標準搭載していて、あらゆるスポーツやエクササイズに対応できます。
ワークアウトモードの例
- ランニング
- サイクリング
- クロスカントリースキー
- クランチ
記録されたワークアウトデータは、Google Fitとの連携も可能です。


TicWatchのデメリットと注意点
TicWatchはさまざまなメリットがありますが、以下のようなデメリットもあります。
iPhoneで使えない
TicWatchは、Apple Storeにアプリをリリースしていないため、iPhoneと連携はできません。
Googleとの関係性を強化したOSを搭載しているので、ライバル会社のApple製品とは連携できないのは納得できるので、iPhoneユーザーは他のスマートウォッチをえっラブ必要があります。



良くも悪くも、TicWatchはAndroidに特化したスマートウォッチです
登山におすすめのスマートウォッチは下記でまとめているので、合わせてご覧ください
登山におすすめのスマートウォッチ 7選 iPhone/Android別に比較


重量感がある


TicWatchの重さは約45gであり、街使い向けの軽量モデルと比べて約10gほど重たくなります。
一方、本格的な高耐久モデルのガーミンと比較すれば、10g以上軽いため、アウトドア向けスマートウォッチの中で比べれば軽量タイプです。
人気スマートウォッチの重さとサイズ比較
商品・画像 | アウトドア / 街使い | 重さ | サイズ(mm) | 商品ページへ |
![]() ![]() TicWatch Atlas | アウトドア | 47.2g | 50.1×48×12.0 | Amazon |
![]() ![]() Apple Wacth 10 | 街使い | 35.3g(46mm) 29.3g(42mm) | 46×39×9.7 42×36×9.7 | Amazon |
![]() ![]() Apple Watch Ultra 2 | アウトドア | 61.4g | 49×44×14.4 | Amazon |
![]() ![]() Google Pixel Watch 3 | 街使い | 37g(45mm) 31g(41mm) | φ45×12.3 φ41×12.3 | Amazon |
![]() ![]() Garmin Fēnix 8 Dual Power | アウトドア | 67g(51mm) 57g(47mm) | φ51×15.4 φ47×15.2 | Amazon |



はじめは重たく感じるかもしれませんが、1ヶ月も使うとほとんど気にならなくなりました
電子マネー決済に非対応
TicWatchは、以下の電子マネー決済に非対応な点は残念です。
TicWatchが非対応の電子マネー
- Suica
- PASMO
- iD
- QUICPay
ただし、TicWatchは、NFC(非接触型決済)に対応しており、Googleウォレットにクレジットカードを登録すれば、TicWatchをかざすだけで支払いが可能です。



登山では現金支払いが主流なので問題はありませんが、普段遣いを想定して次期モデルで対応することを期待したいですね
\YAMAP・ヤマレコが使える!/


【スペック比較】人気のスマートウォッチ 10選
TicWatchの主要スマートウォッチと人気の他社モデルをスペック比較したので、参考にしてください。
TicWatchと他社スマートウォッチのスペック一覧
タイトル | スマホ対応機種 | Amazon参考価格 | 商品の詳細へ | YAMAPヤマレコ直接連携 | OS | バッテリー容量 | 電子決済 | 寸法(mm) | 重さ |
![]() ![]() TicWatch Pro 5 | Android | 19,975 | 詳細を見る | できる | Wear OS by Google | 628mAh | Google Wallet | 50 x 48 x 12 | 44.3g |
![]() ![]() TicWatch Pro 5Enduro | Android | 22,523 | 詳細を見る | できる | Wear OS by Google | 628mAh | Google Wallet | 50 x 48 x 12 | 44.7g |
![]() ![]() TicWatch Atlas | Android | 27,499 | 詳細を見る | できる | Wear OS by Google | 628mAh | Google Wallet | 52 x 48 x 12 | 44.7g |
![]() ![]() Garmin Fēnix 8 Dual Power | iPhone Android | 103,980 | 詳細を見る | できない | 独自OS | 記載なし | Suica Garmin Pay | 47×47×14.5 | 73g |
![]() ![]() Amazfit T-Rex 3 | iPhone/ Android | 131,109円 | 詳細を見る | できない | 独自OS | 700mAh | 非対応 | 48.5×48.5×13.8 | 49g |
![]() ![]() Google Pixel Watch 3 | Android | 48,800 | 詳細を見る | できる | Wear OS by Google | 420 mAh | Google Wallet Suica QUICPay iD | φ45×12.3 | 37g |
![]() ![]() Apple Watch Ultra 2 | iPhone | 126,198 | 詳細を見る | できる | watchOS 11 | 記載なし | Apple Pay | φ49×14.4 | 61.4g |



TicWatchは、Androidユーザーで登山でも使うならかなりおすすめできるモデルですね!
詳しくは下記にまとめていますので、合わせてご覧ください
【比較】登山におすすめスマートウォッチ 7選


TicWatchの口コミ・評判まとめ
TicWatchのX(旧Twitter)上での口コミを集めてみました。
良い口コミ まとめ
- YAMAP起動で6時間使用もバッテリーは余裕
- -10度の環境でも動作する。8時間利用しても問題なし



YAMAPが使えて、バッテリー持ちや低温でも動作する耐久性は、強い味方になってくれそうですね
悪い口コミ まとめ
- ヤマレコが使えて良いけど、モバイルSuicaは使えない
- 登山アプリでマップは見れるけど、ルート案内はしない



やっぱりSuicaは使いたいって思いますよね
あと、ヤマレコならルート案内を音声で出来るので登山アプリの差も出てそうですね
Xの実際の投稿はコチラ(タップして開く)
Amazonレビューの口コミが気になる方は、下記「口コミを見る」からチェックできますよ👇️


TicWatchを今買うならどこがおすすめ?
いま、TicWatchのスマートウォッチを購入するなら、Amazonがおすすめです。
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一方で、コスパよく購入できる店舗は、自身が普段から利用しているポイント還元率の高い楽天市場やYahooショッピングです。
各ECサイトの価格比較一覧を以下にまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
ECショップの価格比較
タイトル | Amazon | 楽天市場 | Yahooショッピング |
![]() ![]() TicWatch Atlas | 27,499円 | 27,499円 | 27,499円 |
![]() ![]() TicWatch Pro 5 Enduro | 22,523円 | 21,500円 | 22,523円 |
![]() ![]() TicWatch Pro 5 | 17,500円 | 17,500円 | 17,500円 |
ポイント還元率 割引クーポン時 | +1% ※セール時期は不定 | +5% ※セール時期は不定 | +5% |









詳しくは下記で解説しているので、合わせてご覧ください。
【関連】YAMAPと連携できるスマートウォッチ 3選
【関連】ヤマレコと連携できるスマートウォッチ 3選




TicWatchは信頼できるブランド!
TicWatchは、Googleが認めた信頼度の高い中国製スマートウォッチです。
特に、バッテリーの持ちの良さや、YAMAPなどの登山用地図アプリとの連携のしやすさは群を抜いています。
TicWatchについてえは、詳しくは下記にまとめていますので、合わせてご覧ください。
【関連】【実使用レビュー】登山におすすめTicWatch Atlas
【関連】【実使用レビュー】登山におすすめTicWatch Pro 5 Enduro
ただし、TicWatchは、iPhoneユーザーは連携できないため、iOS対応のスマートウォッチを選ぶ必要があります。
【比較】登山におすすめスマートウォッチ 7選





自身に適したスマートウォッチを見つけて、より登山を快適に楽しんでください!
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