
ヘッドライトは、充電式と乾電池式どちらがおすすめ?
ヘッドライトを選ぶときのポイントが知りたい。
おすすめのヘッドライトを教えてほしい?
この記事はこのような悩みのある方に向けて書いています。
ナイトハイクやテント泊登山を楽しむなら、必須アイテムと言えるのが『ヘッドライト』。
ヘッドライトには、充電式と乾電池式があり、どちらを買うべきか悩まれている人も多いはずです。
そこで今回は、登山歴10年の僕おるおるが、
について、解説していきます。
- 明るさと照射距離
- 電源タイプ
- 重量とサイズ
- 耐水性
- 操作性やその他機能
「ナイトハイクやテント泊に挑戦したい」と考えている方は、ぜひ最後まで読んで見てください。

登山で使用するヘッドライトの選び方
- 明るさと照射距離
- 電源タイプ
- 重量とサイズ
- 耐水性
- 操作性やその他機能
明るさと照射距離
ヘッドライトの明るさは、通常ルーメンという単位で表され、数値が大きいほど明るく遠くまで周囲を照らすことができます。
夜間の登山で使用するなら、【100ルーメン】以上のものを選ぶようにしてください。
広範囲を照らせるヘッドライトは、周囲の視界を広げ、安全性を高めることができるため、なるべく照射距離が長いモデルを選ぶことをおすすめします。
注意点としては、夜間のテント場や他人に照射すると、まぶしすぎて迷惑になることがある点です。
電源タイプ
ヘッドライトには充電式と乾電池式の二つの主な電源タイプがあります。
それぞれにメリットとデメリットがあり、あなたの使用環境に合ったものを選ぶことが大切です。
耐水性能
山では天候が急変することがあるため、耐水性の高いヘッドライトを選ぶことがポイントです。
雨や湿気による影響を受けずに機能するヘッドライトを選べば、万が一の状況にも対応することができます。
重量とサイズ
ヘッドライトは頭に装着するため、軽量でコンパクトなものが望ましいです。
また、小型であれば携帯性も向上するため、ヘッドライトを選ぶ際には重さとサイズをチェックすることをおすすめします。
操作性と機能
ヘッドライトの操作性は、暗闇の中でも簡単に操作できることが重要です。
複数の明るさモードや点滅モード、赤色ライトなど、多機能なヘッドライトがあり、さまざまなシチュエーションに対応することができます。
登山におすすめの充電式ヘッドライト

充電式ヘッドライトのメリット
① ランニングコストがかからないい
充電式ヘッドライトは、繰り返し充電することで使用ができ、乾電池を必要としないため、ランニングコストがかかりません。
値段が乾電池式と比べると少し高いですが、ランニングコストやほかのメリットを考えれば、コストパフォーマンスは高いです。
② 予備電池が不要で荷物が軽くなる
充電式ヘッドライトは、予備の乾電池を持ち運ばなくてよいため、登山の荷物を軽量化できます。
③ パワフルな明るさ
充電式ヘッドライトはパワフルな明るさを保つことができます。
快適な夜の登山を楽しむためには、100ルーメン以上のものを選ぶのがおすすめです。
乾電池式ヘッドライトに比べると高照度のものが多いので、ヘッドライトの選択の幅も広がります。
充電式ヘッドライトのデメリット
① 充電のために設備が必要
充電式ヘッドライトは、充電のためにモバイルバッテリーやコンセントが必要です。
ヘッドライトを選ぶ際に、バッテリーの持続時間を考慮しておけば、2泊3日程度のテント泊では問題なく使用できます。
② 使用時間に限りがある
充電式ヘッドライトは、バッテリー容量で使用時間が制限されます。
登山に出発する前は必ず充電を満タンにしておけば、登山中にバッテリー切れになるリスクは低減できます。
③ バッテリーの劣化
充電式ヘッドライトは、長期間使用するとバッテリー性能が落ちるため、使用時間が減少します。
バッテリーが劣化してくれば、新しいバッテリーに交換すれば修理をすることが可能です。
登山におすすめの充電式ヘッドライト3選
充電式のヘッドライトは、明るさが十分で軽量なモデルがおすすめです。
多くの登山者に愛用されているモデルはコチラです。
充電式ヘッドライトは、登山前に充電を忘れないように徹底しておきましょう。
予備の乾電池が使用できるタイプは、乾電池を持っておくことをおすすめします。
登山におすすめの乾電池式ヘッドライト

乾電池式ヘッドライトのメリット
① 電源環境を選ばない
乾電池式ヘッドライトは、乾電池さえあればどこでも使用が可能です。
予備のバッテリを複数持っておけば、電池切れが起きてもあわてる必要はありません。
② 電池交換で常に最大の明るさ
乾電池式ヘッドライトは、電池残量が少なくなると暗くなりますが、新しい電池に交換すれば常に最大の光を得ることが可能です。
ヘッドライトの使用が必要と判断される登山では、出発前に新しい乾電池に交換しておくようにしましょう。
③ 初期投資が低い
乾電池式ヘッドライトは、充電式ヘッドライトに比べると初期投資を抑えることができます。
登山初心者で、ナイトハイクやテント泊での利用は想定していないのであれば、乾電池式ヘッドライトでも十分役割を果たします。
乾電池式ヘッドライトのデメリット
① 乾電池の消耗が早い
乾電池式ヘッドライトは、充電式ヘッドライトに比べると電池の消耗が早いです。
そのため、長期の登山で使用する場合は、複数の予備乾電池を持っていく必要があります。
② ランニングコストが発生する
乾電池式ヘッドライトは、使用するために乾電池が必要のため、ランニングコストがかかります。
電池切れになっても交換できるメリットががる一方で、費用が継続的に必要となることは想定しておきましょう。
③ 電池の液漏れなどで壊れるリスクあり
乾電池は長期間使用していないと、電池の液漏れが発生します。
乾電池式ヘッドライトに電池を外さずに長期間放置していると、液漏れが発生して故障する可能性があります。
登山が終わったら、乾電池は必ず外して保管するようにしておきましょう。
登山におすすめの乾電池式ヘッドライト
乾電池式ヘッドライトでおすすめのモデルがコチラです。
乾電池式 ヘッドライト | PETZL(ペツル) ティカ | Ledlenser H5 Core |
---|---|---|
写真 | ||
明るさ | 350ルーメン | 200ルーメン |
照射距離 | 70m | 120m |
持続時間 | 2h | 2h |
耐水性 | 〇 IPx4(全天候型) | ◎IPx6 |
重量(電池含) | 94g | 178g |
サイズ | W12×H5×D11 | W70×H41×D51 |
その他特徴 | 単4アルカリ電池×3 | 単3アルカリ電池×2 |
乾電池式ヘッドライトは、持続時間に応じて予備の乾電池を持参することを忘れないようにしましょう。
まとめ
ヘッドライト選びのポイントは、以下のような点を意識することが大切です。
- 明るさと照射距離
- 電源タイプ
- 重量とサイズ
- 耐水性
- 操作性やその他機能
ヘッドライトには、充電式と乾電池式があり、登山者のスタイルや状況によって選ぶことができます。
充電式ヘッドライトは繰り返し使用でき、長期的なコストパフォーマンスに優れていますが、充電設備が必要という点には注意が必要です。
一方、乾電池式ヘッドライトは、電源環境を選ばず、非常時にも対応可能ですが、電池消耗という継続的なコストが発生します。
どちらを選ぶにせよ、選んだヘッドライトがあなたの登山体験をより安全で、より楽しいものにすることは間違いありません。
そのために、この記事があなたの選択の一助となれば幸いです。
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