北海道 斜里岳の滝登り ~登山嫌いな妻と初心者家族が挑む~

山嫌いな妻と山へ行く。

登山歴10年の僕 おるおる
登山初心者 妻 ヨメジと夏山へ!!

登山嫌いな妻や家族と一緒にアウトドアを楽しみたいけどうまくいかない
アウトドア・登山の楽しみを家族と共有したい

このブログはこんな方に勇気を届け、一緒に挑戦したいとの思いで綴っていきます。

目次

プロローグ ~斜里岳 オンネ・ヌプリを目指す~

今回、ヨメジは、北の大地 北海道にいます(*’▽’)

ヨメジの実家は道東で、鶴が鳩のようにいる憧れの場所(´▽`*)

登る山は、 「 道東の名峰 斜里岳 (=゚ω゚)ノ

メンバーはいつもと異なり、ヨメジの家族が一緒です(´▽`*)

登山好きな僕 おるおる

おるおる
おるおる

凝りもせず、山にヨメジを再び連れてきました!!
2年前に、悪天候で登れなかった斜里岳にリベンジ٩( ”ω” )و

◇登山嫌いな妻 ヨメジ

ヨメジ
ヨメジ

別に山に登りたくないけど、おるおるにつれられて山にいます・・・(;´・ω・)

◇ヨメジの母(ヨメ母)

ヨメ母
ヨメ母

登山2年目で、ドハマり中!!
今回の斜里岳を選んだのは私です(∩´∀`)∩

◇ヨメジの姉(ヨメ姉)

ヨメ姉
ヨメ姉

アクティブな性格で、一年間のカナダ留学から戻ったところ。
本格的な山は初めてなので、楽しみ~~(=゚ω゚)ノ

このメンバーなら、いつもと違う登山が楽しめるはずです(´▽`*)

斜里岳ってどんな山?!

斜里岳(標高:1547m)は、北海道東部の知床半島と内陸部をつなぐ位置に広くすそ野を広げる火山(´▽`*)

アイヌ語で、オンネ・ヌプリ(大きい 歳をとった 山)と呼ばれ、大切にされていた山だったみたいです。

斜里のホテル 緑清荘から望む斜里岳

北海道の東の大地、阿寒摩周国立公園と知床国立公園のちょうど、中央に位置しています。

登山口は二か所ありますが、滝登りと稜線歩きを楽しめる一般的なルート「清岳荘」へ向かいます。

最寄り空港は3つあり、それぞれの空港からレンタカーで移動できます。

所要時間はコチラ!

① 女満別空港:約1時間30分

② 根村中標津空港:約1時間30分

③ たんちょう釧路空港:約4時間

今回の登山ルート 清岳荘登山口から斜里岳へ

斜里岳ルート紹介

コースタイム:9時間 + 休憩1時間

体力:★★☆  難易度:★★☆

斜里岳 / おるやま△登山嫌いな妻と山に行くさんの斜里岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ

・登りルート ※今回のお話

旧道:滝登りで山頂へ向かうコース

樹林帯の沢と滝を登る楽しい道のり(´▽`*)

※足元滑く、川の中をあることもあるので、防水の登山靴とスパッツは必須です。

・下りルート ※次回のお話

新道コースで稜線を歩き、一気に高度を下げるコース

山頂からの稜線歩きは360度展望の天空散歩(*’▽’)

ラストの急坂が、ぬかるんで滑りやすいので要注意!!

今回の登山口は、清岳荘からスタートです(´▽`*)

斜里岳登山 ~山登り?!滝登り!!~

清岳荘は趣きのあるきれいな山小屋で、斜里岳登山の一大拠点です(=゚ω゚)ノ

清岳荘のベンチに座るヨメジとヨメ姉

久しぶりのヨメジと2人以上のグループ登山です(*´ω`*)

ヨメジのご機嫌は、良きです(*’▽’)

それでは、いよいよ登山道へ入っていきます(;^ω^)」

登山開始

ヨメジの背中にご注目ください(=゚ω゚)ノ

ニューザック

実は、ヨメジは登山3年目にして、本格的なザックを初めて購入しました٩( ”ω” )و

ガレナパック 25L(モンベル)を背負うヨメジ!!

前回の焼岳登山ブチ切れながらも、初めて荷物を最初から最後まで担いで登り切れました(´▽`*)

それまでは、僕が途中からすべての荷物を背負ってきたんです(。-`ω-)

最低限の荷物を背負うことは山で命を守るために大切なこと(*´ω`)

ようやく、ザックを担いで登り切ることが証明されたヨメジにプレゼントしました(^^♪

ちなみに、北アルプス 焼岳 ブチ切れながら登った登山記録はコチラです(゚Д゚;)

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さて、登山口を出発すると、樹林帯の中を傾斜がほとんどない道を進みます(´っ・ω・)っ

樹林帯を進む登山隊

今回の斜里岳登山は、ヨメ母、きっての希望で訪れています(´▽`*)

一方、「日帰り登山は6時間まで」という条件を出しているヨメジは、無表情(゜_゜)

笑顔のヨメ母、無表情ヨメジ
ヨメ母
ヨメ母

ヨメジちゃん、笑顔になって~(*’▽’)
お母さん一緒に登れてすごくうれしいよ!!!

ヨメジ
ヨメジ

も~わかったわかった、だから来たじゃん(-_-メ)

少しテンションが下がってしまうヨメジでした(*_*;

親孝行だと思って一緒に登ってくれてるので、ヨメジはまだ元気かなぁ。。。(*‘ω‘ *)

ヨメ姉が先導!

樹林帯を進んでいくと、沢が現れます(*´ω`*)

ヨメジ
ヨメジ

お~、水キレイ~(*’▽’)

さっそく、川が現れます

ヨメジはきれいな水の沢や川が好きなので、テンションが少し上がります(´▽`*)

しかし、うっそうとした場所は嫌い(-“-)

ココは、テンションが下がります(゚Д゚;)

ヨメジ
ヨメジ

も~~、葉っぱ きらい~~(*_*;

葉っぱをよけて進むヨメジ

できるだけ葉っぱに触らないように、両手を挙げて進みます(;´・ω・)

再び、川を横断!

ここからは、何度も川を渡りながら、上流へ上流へと登っていきます(∩´∀`)∩

川をどんどん渡る

日本百名山の中でも、ここほど沢を横切るって登るルートはない気がしますね(*‘ω‘ *)

ヨメジは、山は嫌いですが、きれいな川や水は好きなのです(´ω`*)

ストックを奪うヨメジ

僕のストックを奪って、水をぴちゃぴちゃしてます(*‘∀‘)

ヨメジ
ヨメジ

生きている水だ~(´▽`*)

うっそうとした場所も再び通ります!!

ヒグマが出るかもしれない茂み(; ・`д・´)

話をしていたら、熊鈴をガンガン鳴らす、「熊よけのヨメジ」が登場しました(=゚ω゚)ノ

熊鈴で熊を追い払うヨメジ

ガランガランガランガラン♪

この熊鈴は、北海道で調達したので、爆音です!!!

周りには、他の登山者もいないので、迷惑にはならない配慮はしていました(=゚ω゚)ノ

それはそれは、大きな音で、なんか安心(´ω`*)

再び、沢を横切ります!

川の横を進みます

とにかく、登りの前半は川沿いをガンガン進みます。

まるで、ドラゴンクエストの冒険みたいで、グループ登山も楽しいです(´▽`*)

ドラクエ風な冒険隊

火山の影響か、水の中の岩は赤茶色でした(*´ω`)

前が詰まって、仁王立ちするヨメジ(´▽`*)

様になってます!!

前が行き詰まり、仁王立ちするヨメジ
ヨメ母
ヨメ母

あ~~~~\(゜ロ\)(/ロ゜)/

ドボンしたヨメ母

ヨメ母が、やってしまいました(;゚Д゚)

足をドボンっと。。。( ;∀;)

ヨメ母は、まだ登山を始めたばかりで少し危なっかしい歩き方だったので、水中の石に足を取られてしまったみたいです(´・_・`)

ただ、靴の中は大丈夫でした٩( ‘’ω’’ )و

斜里岳登山の注意点①

登山靴の防水性とレッグスパッツを使っていたので、靴の中に水は侵入しませんでした(^^♪

斜里岳登山の必須アイテムです!!

徐々に、川の勾配が厳しくなっていきます。

沢の傾斜がきびしくなります

足元注意して、慎重に登りますよ(´▽`*)

ゴツンっ!!?

頭を木にぶつけたヨメジ ※頭上も注意です!!
ヨメジ
ヨメジ

いた~~~~い(ノД`)・゜・。

あ~あ~。ヨメジが足元に注意しすぎて、頭を木にぶつけました(´・ω・`)

斜里岳登山の注意点②

足元注意+頭上注意ですね(´っ・ω・)っ

さらに進むと、新道と旧道の分岐が出てきます。

登りは旧道へ!!

旧道へ!

沢の流れが速くなってきて、少しずつ滝っぽくなってきました(;゚Д゚)

沢を総会にわたるヨメジ

すいすいっと、ヨメジは進みます(´っ・ω・)っ

少しずつ稜線と青空が見えてきれいな景色が期待できます(´∀`*)ウフフ

稜線と青空が見えます!

休憩していると、どや顔のヨメジ(゜_゜”)

二人がコチラを見ています(‘ω’)

山男ドヤっ
おるおる
おるおる

同じ顔してこっちみてるな~(=゚ω゚)ノ

Tシャツの山男と同じ顔してます(*^▽^*) 

ヨメジ
ヨメジ

えっ!?こんな感じ(=゚ω゚)ノ?!

僕のTシャツをまねるヨメジ
おるおる
おるおる

それは、僕のTシャツや~~~

これです。

同じ顔してました(´▽`*)

ライチョウにいつかあって、頭の上に乗ってもらおうと、山男Tシャツを購入しました(∩´∀`)∩

いつか、ライチョウに会える山に行きたいです~~。

朝日も差し込んできて、元気になってきました(´ω`*)

木漏れ日の中を沢登(´▽`*)

現れる巨大な滝!!!!

これ登るとかマジ!?

大丈夫です!滝の左側に外れた場所に登山道がありました(´っ・ω・)っ

この辺りは本当の滝登り~~♪

沢が滝になって、さらに勾配が厳しくなります!

足元は滑りやすい箇所も複数ありますが、比較的歩きやすくてよかったです(=゚ω゚)ノ

大きな滝が再び現れます!!

旧道は七つの大きな滝が有名ですが、どれがどの滝かはわかりません(◎_◎;)

現れる大滝

滝の横の急斜面をゆっくり、慎重に登ります(´ω`*)

ロープがある岩場を慎重に登ります

どんどん険しい岩場を超えていきます(*_*;

本当に注意が必要な登山です!

とにかく、滝がどんどん現れて変化に富む登山道です(*’▽’)

再び、滝を超えます!!

大きな滝滝滝!!

オホーツク海と斜里平野が見え始めます(∩´∀`)∩

沢を登り、斜里平野とオホーツク海

滝を超え、崖を超えていきます(*’▽’)

昔の人は、よくこの道を登ろうと思ったなぁ~と感心です(゜_゜)

沢を慎重に超える

滝が徐々に小さくなり始めました( ゚Д゚)

滝をさらに超えるヨメジ

終わったと思ったら、また大きな沢沿いを進みます!

激流の滝を登るヨメジ

稜線に向けて急斜面を登る!

沢がなくなり、樹林帯の中を再び登り始めます(´▽`*)

山頂に向けた稜線がきれいに見えてきました!

青空と稜線。おそらく、山頂付近が望めます

北海道の山といっても、季節は夏!!

日差しが強くて、あついあつい(;´・ω・)

バテ始めるヨメジ登山隊

稜線に出るまでは、少し急な坂を上ります。

森林限界が近くなり、木々の背丈がヨメジと同じくらいになってきました(´ω`*)

青空の稜線へ

ヨメ母のペースが上がりません(◎_◎;)

バテバテでペースがゆっくりに、ヨメ姉とヨメジが先行していきました(´っ・ω・)っ

バテるヨメ母

ようやく稜線の馬の背に到達しました(∩´∀`)∩

馬の背

いよいよ山頂へ向けて、ラストスパート(∩´∀`)∩

斜里岳 大パノラマの頂へ

ヨメジとヨメ姉は、すでに山頂へ向けてかなり先を登っていました(;^ω^)

摩周、阿寒、屈斜路湖まで見えます(´▽`*)

頂上直前の稜線から望む雌阿寒岳方面

かなりの高度感があるので、ヨメジは大丈夫か少し心配な僕(゜_゜)

ヨメジは高所恐怖症だから、ここまで登ってきてくれたことに感謝です(∩´∀`)∩

あと少しで、山頂といったところで、ヨメジたちが待ってくれていました(*’▽’)

ヨメジとヨメ姉が待つ稜線へ 奥には知床連山が見えます
おるおる
おるおる

おまたせ~~~(;^ω^)

ヨメジ
ヨメジ

高いところ怖すぎて、これ以上行けないわ(;つД`)
私はここで待ってるから、みんな行ってきて~

あそこはちょっと登れる気がしないわ・・・っと話すヨメジ

たしかに、山頂手前はかなり急な斜面に見えます・・・。

機嫌の悪くないヨメジをこれ以上、無理させて、山嫌いにしてはいけない(´・_・`)

ココで、ヨメジには待ってもらって、先に進みます(´▽`*)

ここまでくれば、山頂に来たようなものだからね(`・ω・´)ゞ

網走方面とオホーツク海

山頂直下も見た目より足場がしっかりして、無事に登ることができます。

これは、完全優勝です!!!

おるおる
おるおる

いえ----い!!!!

登頂成功しました~~!!

念願斜里岳に登頂です(∩´∀`)∩

知床連山、阿寒摩周、オホーツク海、360度の大パノラマが広がっていました(∩´∀`)∩

どこを見てもきれいすぎる北海の大地!!

知床半島方面

斜里岳のとげとげした山容もばっちり!!

摩周、屈斜路湖、雌阿寒岳も一望できる360度の大パノラマが広がります!!

斜里の山内、摩周湖、屈斜路湖、雌阿寒岳までがっつり見える!

最後に、オホーツク海と斜里平野の大平原がドーーーーーッン!!

オホーツク海と斜里平野
ヨメ姉
ヨメ姉

さいこ-!!!
来てよかったです~~(´▽`*)

ヨメ姉も初めての本格登山でご満悦(∩´∀`)∩

おるおる
おるおる

初めてで、これだけの絶景見れたのは本当にラッキーですね(∩´∀`)∩

ここから、ヨメ姉も登山にのめり込んでいきます(*´ω`*)

写真を一通り、撮り終えたので、ヨメジのところに戻っていきます!!

下山しま~す。

時刻もお昼前で、ちょうどいいので馬の背でゆっくりとご飯休憩をしま~す(´▽`*)

次回の話

ここまで読んで頂き、ありがとうございます(*´ω`)

無事に、斜里岳に登頂できたヨメジ探検隊!!

※ヨメジも、ほぼ頂上にいたので、登頂成功です!!

次回のお話は、お昼ご飯を食べて、いよいよ下山編(*^▽^*)

斜里岳の稜線で、天空散歩を楽しんでいきます!!

ヒグマに合わないか常にひやひやしながら、稜線から下る急坂!!

危険な一幕もありました(;^ω^)

次回も読んで頂けますと幸いです(*´▽`*)


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この記事を書いた人

登山歴11年
北ア・南アルぷスが大好き♪
登山が嫌いな妻と一緒に山を楽しむ挑戦中!
0歳児からの親子登山・60代の親孝行登山も楽しむ
山の魅力やおすすめギアなど情報を発信します

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