山嫌いな妻と山へ行く。
登山歴10年の僕 おるおる
登山初心者 妻 ヨメジと夏山へ!!

登山嫌いな妻や家族と一緒にアウトドアを楽しみたいけどうまくいかない
アウトドア・登山の楽しみを家族と共有したい
このブログはこんな方に勇気を届け、一緒に挑戦したいとの思いで綴っていきます。
- 登山歴11年の好山病
- 北アルプス・南アルプスが大好き♪
- アクションカメラで絶景をとらえるのが大好き!
- 登山嫌いな妻との山の思い出を記録
- 0歳児からの親子登山・60代親孝行登山に挑戦中!




登山嫌いな妻 三年目の登山へ
登山嫌いな妻 ヨメジと 夏山登山(´▽`*)
いろんなことがありましたが、登山歴も3年目(*´ω`)




そろそろ登山好きになった??
と質問すると。


全然好きになってないよ(゚Д゚;)
とのこと。。。
そんなことでは諦めません(`・ω・´)ゞ
3年目の目標は、山小屋泊!!


登山の魅力の一つは、山頂での素敵でゆったりとした至福の時を過ごすこと(´▽`*)
日帰りだとどうしても忙しなくなってしまいます(;´・ω・)
そのために、様々な計画を立てていました(∩´∀`)∩
大事なことは、山の楽しみは自由ということ(´∀`*)ウフフ
まずは、なによりもヨメジが楽しめる山を選ぶこと!!
ヨメジの登山条件は、コースタイム 5時間以内!!
絶景が広がり、ヨメジが楽しめる山を探すしかない(´・ω・`)
そこで決めたのは!!!
焼岳 へ!!


焼岳ってどんな山!?
焼岳は、標高2,455mの活火山です。


1915年(大正4)年に大噴火で、大規模な泥流が発生して、
梓川の流れがせき止められて一夜にして大正池が誕生しました。
登山前には、気象庁の噴火警戒レベルの確認を徹底してください!!


アクセスと日帰り登山ルート
焼岳は、大きく3つのルートからアタックできます。
新中の湯ルート
コースタイム:5時間
岐阜県側のアカンダナ駐車場と釜トンネルの国道158号線の途中にあります。
登山口から山頂まで、山小屋がないので水やトイレに注意が必要!!
上高地登山口
コースタイム:6時間50分
マイカー規制があるため、バスまたはタクシーでの移動が必要。
上高地か大正池で下りて、登山口へ向かう!!
途中に、なが~いはしごを登るコース。
シーズンが終わるとはしごは撤去されるので、最新情報を入手して登ってください!
中尾高原口
コースタイム:7時間30分
新穂高温泉側の合唱の森中尾キャンプ場に駐車場あり。
2022年は、災害復旧工事のため入山不可です(2022/4/8情報)。
最新情報をチェックして、登山してください。
焼岳登山に向けて出発
今回は、ヨメジの登山条件に合うコースタイム5時間の新中の湯ルートを選択。
あとで、数々の失敗に気づきますが、ここではまだコースタイムしか気にしていませんでした(。-`ω-)
時は、6月中旬。
中国出張で疲れ果てて山に行きたい欲MAX。
ヨメジも理解してくれました(´▽`*)
早朝 3:00起床!!
登山嫌いな妻 ヨメジ熟睡。


服を着替えさせて、荷物と一緒に妻も車に積み込みます(`・ω・´)ゞ


名古屋から登山口までは、休憩を含めて約4時間の道のりです。
晴れ予報の天気。
高山市から平湯温泉に続く平湯トンネル(´▽`*)
トンネルを抜けるとそこは!大絶景の秘境(≧▽≦)


笠ヶ岳も手招きしてくれていました(∩´∀`)∩
ただ、すでに7時を過ぎようとしている時間帯。
駐車場戦争に敗退し、少し離れた場所へ駐車することに(;´・ω・)
まだ、そんなことではへこたれません(#^^#)
念願の焼岳登山ですから(^^♪
ヨメジの靴を装備して、いざ出発!!
時間は、8時になっちゃいました(*‘ω‘ *)
山頂は曇る可能性があるなぁっと少し焦っています(=゚ω゚)ノ
毎回思うけど、路駐はすることもあるかもしれませんが、登山口の正面に駐車するのはさすがに良くないよね~。


登山者のモラルを疑うわ٩( ‘’ω’’ )و
すこしヨメジの機嫌が悪くなってしまいました( ;∀;)


みんなが悪いわけじゃないんだよ~(;’∀’)
とフォローしていよいよ、登山開始!!
悲劇のはじまり
新中の湯ルートは序盤は樹林帯の中を約1時間30分ほど登っていきます。


木々がうっそうとしている場所が嫌いな、ヨメジ。
葉っぱに触れないように、グングン進んでいきます( ゚Д゚)
すでに、ご機嫌は斜め(;゚Д゚)


うわっ!!!!!!!!!!
最悪、ナメクジいるじゃん(-_-メ)




なぬ、ごめん。
実は、「高い山にはナメクジ系はいないよ」と伝えて登山していたので、
まさかここで出くわすとは(。-`ω-)


この後、僕が先に登り、悪いものは見つけようと先導することにしました(´っ・ω・)っ


ず~っと、後ろからプレッシャーを受ける僕((+_+))
しかし、荷物が重くて、なかなかスピードが上がりません。


後からのプレッシャーを浴び続けます(゜_゜)
あれ~。こんなに登山ってつらかったっけ~(。-`ω-)
もっと、楽しんで登るはずだったのに~(/_;)
できる限り早く、でもゆっくりと歩みを進めていると、横から無言でヨメジがブチ抜いていきます(;’∀’)


ガンガンスピードUP!!
全くついていけません(´・_・`)


山では見えなくなってはいけないよっと何度も伝えてきたので、ちらちら見える位置にいます(;’∀’)
コチラからは見えにくいけど、ヨメジは約束を守りつつ、爆速で登り続けます(‘Д’)
登山開始から約1時間。


あれ~。登山ってこんなにしんどかったっけ~(´・ω・`)
楽しくないな~( ;∀;)




やっぱりヨメジは、北海道育ちで自然に飽きているから感動しないんだろうなぁ~;つД`




無理に連れてきて申し訳なかったなぁ~(/_;)
やっぱり、登山嫌いな妻と一緒に登るっていう夢が甘かったなぁ~
ヨメジが、待っているなと思ったら、給水してました(=゚ω゚)ノ
そして、爆速で再び登っていきます(‘Д’)




やっぱり、山に登るのは嫌いな人に好きになってもらうのは無理なのかなぁ;つД`)
これが最後のヨメジとの登山だなぁ~。。。さみしいなぁ。。。。
心が折れかけます。。。


ブツブツブツブツ……(゜_゜)
ものすごくネガティブになって、ヨメジとの登山は最後だとあきらめムードで登りました(T_T)


辛い気持ちで登っていたら、急に景色が開けました(´▽`*)
焼岳の山頂が見えてます(*^▽^*)


ヨメジとはこれが最後の登山かもしれないけど、これだけのきれいな景色を一緒に見れてよかった(ノД`)・゜・。
と思いながら、進んでいると、ヨメジが待ってくれてました(*^▽^*)
すごい怖い顔でしたが、


見えるよ!!
っと腕を上げて山頂を指してくれてます(*^▽^*)


きれいだね!!よし帰るか!!
ここで、僕は下山提案(´・_・`)
まだ、一時間半は登らないといけないのに、これだけ辛い登山はしたくないだろう。
また、僕の心も折れかけていたからです(´・ω・`)
しかし、無言でヨメジは登り始めてくれました(‘Д’)


無言で続くこの辛い登山、いつまで続くのかなぁ;つД`)
焼岳 怒りの登山


そろそろ、下りよう
焼岳の山頂が見えて、景色がきれいだから本当に満足だよ(´ω`*)




あと何分!?




まだ、1時間30分はかかるよ(´・ω・`)下りよう?そんなに耐えられないでしょ?」
※心の声:僕のメンタル・・・


はぁ?!ここまで来た意味ないじゃん(-_-メ)
はぁ~~↓(-“-) 1時間半かぁ~↓↓
人災発生
無言で再び、爆速登山開始・・・


振り返れば、景色はとてもきれいです(*’▽’)
ぐんぐんスピードを増すヨメジ。
しかし、さらなるアクシデント発生!!


うわぁぁ~~(´゚д゚`)
う〇こ あるやん!?!
まさかのここで、人の💩が・・・ ;つД`)


機嫌が最悪の中、追い打ちをかけるように、登山道に落ちていました(´・_・`)


これは、災害レベルです・・・
- 山では、緊急事態のために、携帯トイレは必須です!
- 最悪限界を迎えた登山者は、登山道から少し離れた見えない場所でお願いします(´・ω・)
- お尻を拭いたティッシュなどのゴミは、必ず持ち帰りましょう
せっかく、機嫌悪くても登る気になっていたヨメジ・・・
さらに、無言で爆速レベルが上がります!!
下ってくる登山者には、元気な挨拶をします(^ω^)


こんにちは~(*‘∀‘)
登山マナーは徹底して登ります(;´∀`)


こんにちは~(´▽`*)
頂上は景色良かったですよ~(*´ω`)


登山者から声をかけられたヨメジ(´・_・`)


上の景色良かったらしいよ。
私は興味ないんだけどね(-_-)
さらに、どんどん引き離されていいます(゜_゜)
ここまでくると、もう下りていいよね~。
景色もすごくきれいだし(#^^#)




ヨメジ~、もう下りよう!!
全然、聞こえていない。。。
どんどん距離が広がっていきます(´;ω;`)


何度もヨメジに、下りようと提案して声を出しますが、
集中しているヨメジに届きません。。。
そして、どんどん山頂が近づいてきます(∩´∀`)∩
これはもしかして登頂できるのでは?!


山頂での雰囲気は、最悪かもしれないけども・・・(´・ω・`)
焼岳は、現役の活火山なので、山頂付近はゴロゴロとした岩山になっていきます(´ω`*)
他の山ではあまり見ない景色が広がります!!
気分は回復傾向!? 目的が生まれた登山へ!!
ヨメジがいい感じの場所を見つけて座っていました(;^ω^)


さっきまでの怒気を感じません(◎_◎;)
いったい、ヨメジに何が起こったのかは全くわかりません(´・ω・`)


ご機嫌よく、じゃがりこを食べてます(*‘ω‘ *)
三本まとめて、贅沢に食べてます(∩´∀`)∩
機嫌がいきなりよくなった、理由はこの際、聞きません(´・ω・)
さらに、ウイダーが一瞬にして空っぽになりました(=゚ω゚)ノ




私、他の登山者に追い越されるの好きじゃないんだよね(´゚д゚`)


そうなんだね~(*´ω`*)
下山後に、怒気が消えた理由を聞いたら、ちょうど開けて景色が見えるし、
あと少しで登山終わるし、「じゃがりこがおいしかった」からみたいです(*’▽’)
次から、絶対にじゃがりこ持っていこうって決意しました(´ω`*)
焼岳登山も大詰めに入りました。
いろいろと辛い時間が長い登山でしたが、ここまでくればあと少し!!


ラストスパート30分の登山開始です(´っ・ω・)っ
すると、すれ違ったお姉さんから、声をかけられました。


あの~~~。財布の入ったポーチを落としてしまって、
登っているとき見つけたら教えてもらえませんか(´・ω・`)?!
旦那さんはすでに登り返して、かなり上の方まで登っているようでした(*_*;
ヨメジに状況を報告したら、


それは大変だ!!頑張って探さなきゃ(゚Д゚;)
今までのヨメジと目つきが変わりました!!!
ここからは、手分けして、登山道の右サイドと左サイドを意識して登ります٩( ”ω” )و


明らかに目的意識をもって、目からメラメラと炎が見えます(◎_◎;)
さすがに、登山で財布を落とすのは、かなり焦るだろう。
足元と周辺に注意しながら、真剣に登っていきます(*´Д`)


あのご夫婦の役に立ちたい!!
ヨメジは、使命感にあふれ、一心不乱に登り続けます(`・ω・´)ゞ
あこがれの焼岳登頂!!
気づくと、山頂直下の火山湖に到着してました(´▽`*)


さすが活火山というだけあって、硫黄のにおいがすごくして、噴煙の音が聞こえます(・∀・)
ヨメジもここまで来て、キレていたことを忘れるくらいです(≧▽≦)
山頂直下のトラバース!!
滑落が多い危険個所です٩( ”ω” )و


あと少しだ(`・ω・´)ゞ
ここは足元に全力で集中して進みます(´っ・ω・)っ


ザレているので、ほんとに危ない場所(;゚Д゚)
できる限り、山側を歩きます!


岩場を超えると、そこには大好きな槍ヶ岳が(´▽`*)!!!!


上高地の赤い屋根や焼岳小屋も見えました(´▽`*)
頂上への登り(∩´∀`)∩
ウイニングロードです(*´▽`*)


なかなかの岩場ですが、慎重に登りました(´∀`*)ウフフ
山頂で、財布探しの旦那さんに合流できました。
残念ながらポーチは見つかりませんでした(´・ω・`)
おそらく、他の登山者が拾って、届けてくれているだろうと信じてます(´・_・`)




すみませんね~。景色みて登るところを、下ばかり向いて登らせてしまって。。。


「いやいや、全然いいんですよ~~~!!」
心の声:景色は興味ないんで(*‘ω‘ *)
「財布、見つかるといいですね~。下りももう一度探してみますんで!お気をつけて~」
コチラのご夫婦の財布、見つかってればいいなぁ~って思います(´・_・`)


さて、気づけば山頂のご褒美タイム(´▽`*)
テンション爆上げの僕(∩´∀`)∩


「二度と一緒に登山ができない」と思っていたのがウソみたいな二人(´∀`*)
たぶん、他人がこの写真を見たら、山大好きな夫婦で登山していると勘違いすることでしょう(゜_゜)


ただ、この瞬間が楽しいのは間違いありません(∩´∀`)∩
ヨメジが唯一判別できるやり~ヾ(≧▽≦)ノ




やり~
槍になるヨメジ!!と小槍(∩´∀`)∩


やりヨメジと小やり~
小槍になるヨメジと、やり~(´▽`*)




コやりヨメジとやり~
あのブチ切れていたヨメジはもういません(*’▽’)
最高の登山、まさに天国です(*´ω`*)


一度やりたかった、槍が生えるヨメジで~す(∩´∀`)∩


さて、小腹が空いたので、ここからはヨメジ監修のクッキングた~いむ(∩´∀`)∩
特大ウインナーを焼いてくれます(`・ω・´)ゞ


僕は、かきの缶詰~を温めました(*´▽`*)


最高においしいお昼ご飯でした(#^.^#)
ご飯を食べてると、少し雲が湧いてきましたが、まだ大丈夫(´▽`*)


あ~(゚Д゚;) サービスタイムが終了してしまった~(‘Д’)
一瞬にして、真っ白に(*_*;


ヨメジが爆速登山をしてくれたおかげで、焼岳から最高の景色を望むことができました(*´▽`*)


ありがとうね~、さすがヨメジヾ(≧▽≦)ノ


そう!? ヨメジのおかげかぁ~(≧▽≦)!?
よかったね~(∩´∀`)∩
次回への展望
さて、下山開始です!
上高地側は雲が出て真っ白でしたが、それでも焼岳の美しい絶景を楽しめました(∩´∀`)∩
本当に美しい山でした(*´ω`*)


登りでは何度も心が折れて、下りようと思ったけど、諦めずに登って来れてよかったです(*^▽^*)


次はどの山に登ろっかなぁ~(*‘∀‘)
懲りない僕に、苦笑いのヨメジでした(・∀・)


・・・懲りないね~(;゚Д゚)
「山には行かない」って言われてないので、次も行けるということにしました(´∀`*)ウフフ
ヨメジにとって、良い登山とは何なのか!?
改めて考える良い機会になりました(´・ω・`)
- トイレがあること
- じゃがりこなど、おいしい食べ物の持参
- 嫌いな生物がいないこと
- 道端で人のう〇ちがないこと
- 人助けなどのイベントがあること
不可抗力要素もありますが、上二つはコントロールできますよね(;^ω^)
登山嫌いな妻と登る最後の山だと悲しい気持ちだった登山でした(。-`ω-)
最後は、「次の山どこ行こうかぁ~」って超前向きになる登山になりました(´▽`*)
やっぱり、山はやめられないですね(*´ω`*)
次の舞台は、北海道の夏山へ!!
どんな山に挑戦するか、計画立てていきます(∩´∀`)∩
最後まで、読んで頂き、ありがとうございました。
次回も読んで頂けますと幸いです(´▽`*)
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