テント泊登山の魅力ってなに?
テント泊に必要な装備が知りたい
この記事はこのような疑問のある方に向けて書いています。
登山を始めてその魅力に惹かれると、より遠くの山を目指したくなってきますよね。
1泊2日以上の登山をするなら、山小屋泊 or テント泊が必要です。
特に、テント泊は大自然の中で一体となる多くの魅力があり、一度は挑戦してみたいと感じると思います。
そこでこの記事では、
について徹底解説していきます。
初心者の方でも安心して楽しむための必要最低限の登山ギアは、
- 山岳用テント
- シュラフ(寝袋)
- マット
- ヘッドライト / ランタン
- ガスバーナー
- 調理器具クッカー
- +α あるとうれしいもの
「テント泊の装備選びに迷ってる方」と考えている方は、ぜひ最後まで読んでください。
- 登山歴11年
- 北アルプス・南アルプスが大好き♪
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テント泊登山の魅力
テント泊の魅力は、山小屋泊とはまた違った自由でうつくしい景色に包まれる体験ができる点です。
具体的には以下の魅力を強く感じます。
日の出・日の入りの大絶景を望める
テント泊なら、日の出や日の入りといった日帰り登山では見れない絶景を楽しめます。
山頂付近のテント場で宿泊すれば、朝日に照らされて山が赤く染まるモルゲンロートも望める魅力があります。
真っ赤に燃え上がるモルゲンロートの光景は忘れられません!
夜空の満天の星空を堪能
山の上では、都市部で見ることができない満天の星空が広がります。
テント泊をすれば、ふとトイレの時など外に出ると、夜空に輝く星々をじっくりと眺めることができます。
下界では見ることができない大自然のうつくしさを感じられるのも魅力の一つです。
山小屋よりも自由度が高い
テント泊は、食事や消灯のルールがないため、山小屋よりも自由度が高いのも魅力のひとつです。
好きな時間に料理を楽しみ、写真撮影や就寝の時間も自身のペースで過ごせます。
また、就寝時に気になるいびきや他の登山者のストレスも少なく、プライベートの時間を大切にできます。
より遠くの山へ挑戦できる
テント泊がマスターできれば、山小屋の営業がなくても、より遠くの山へ挑戦できます。
新たな挑戦ができることは、登山の幅を広げることにつながります。
山小屋泊よりもコストを抑える
テント泊は、小屋泊よりもコストを抑えて登山を楽しむことができます。
初期投資は必要ですが、装備を揃えてしまえば、長期的に見ると山小屋泊よりも経済的です。
テント泊登山の注意点
テント泊登山をする際には、小屋泊よりもレベルが格段に上がるため、いくつか注意点があります。
- 急な天候や気温変化に注意
- テントは風の通らない場所に設営する
- 設営場所は水はけのよい場所を選ぶ
- 自身のスキル・体力に合ったコース選びをする
- テント設営の事前練習をする
私の失敗談も踏まえて解説します
急な天候や気温変化に注意
急な悪天候が来ることもあるため、事前に天気予報のチェックは入念にしてください。
急な天候変化が心配な季節は、稜線上でのテント泊は避ける方が良いでしょう。
テント場に到着した後、雷雨に合いました
初ソロテント泊であり、恐怖で小屋泊に切り替える苦い思い出です
テント泊登山 [双六小屋テント場での雷雨による敗退記]
テントは風の通らない場所に設営する
稜線上でのテント泊では、強風でテントや荷物が飛ばされるリスクがあります。
テント泊になれない間は、樹林帯や山小屋が近くにあるテント場を選ぶことをお勧めします。
ある程度テント泊での経験を積んでから稜線上でのテント泊に挑戦してみてください。
テント設営場所は水はけの良い場所を選ぶ
テント場での設営場所は、水はけの良い場所を選んでください。
山中でのテント泊では、夜中に突然の雨が降って、テントが水するリスクが高くなります。
自身のスキル・体力に合ったコース選びをする
初めてテント泊は、短い距離や難易度の低いコースから始めるのがおすすめです。
私は長期縦走を計画しましたが途中で体力が足りずに小屋泊して撤退した経験があります。
テント設営の事前練習をする
テント設営は、登山前にしっかり練習しておくことが大切です。
実際のテント場で設営方法になれていないやり方がわからなかったり、忘れ物をしたりと思わぬトラブルが発生するリスクが高まります。
また、重たい荷物を担いで疲れている状態でのテント設営は骨が折れます。テント設営は短時間で済ませるように事前準備をしておくことをおすすめします。
経験が少ないうちは低山や森林限界より低い標高でのテント泊がおすすめです。テント泊登山に慣れてきてから徐々に難易度の高いコースや遠くの山へ挑戦してください。
テント泊登山に必要な装備 7選
テント泊登山には、通常の日帰り登山に加えて以下の装備・登山ギアが必要です。
- 山岳用テント
- シュラフ(寝袋)
- マット
- ヘッドライト / ランタン
- ガスバーナー
- 調理器具/クッカー
- あるとうれしいアイテム
山岳用テント
テント泊登山で最も重要な装備がテントです。
テントには大きく分けて「自立式」と「非自立式」の2種類がありますが、登山初心者の方は設営が簡単な「自立式テント」を選択をおすすめします。
テントをを購入する際には、以下のポイントを考慮して選びます。
テント購入のポイント
- 重量とサイズ
- 耐風性・耐水性
- 使いやすさ
- 使用人数
- シーズン対応
- 価格
1.重量とサイズ
登山用テントは、軽量でコンパクトなものが望ましいです。
テント泊登山では、小屋泊や日帰りと異なり、重量が10kg以上になります。
そのため、携行しやすく、荷物の重量を抑えることができる山岳用テントを購入することをおすすめします。
2.耐風性・耐水性
強風や雨に対応できる耐風性・耐水性の高いテントを選んでください。
特に、山の天候は変わりやすいため、急な雨や強風に耐えられる耐久性が重要です。
テントは山での自宅になりますので、安全を重視して耐久性の高いテントを選ぶようにしてください。
3.使いやすさ
設営や撤収が簡単に行えるデザインのテントがおすすめです。
テント場に到着した時には、疲労のピークになりがちのため、より簡単に設営できるタイプのテントが望ましいです。
また、通気性が良く、結露が起こりにくいものを選ぶと、収納の際に結露をふき取る手間が省けます。
4.使用人数
使用人数に合わせたテントを選びましょう。
ソロ登山の場合は、2人用テントを利用することで、テント内にスペースの余裕ができて、快適に過ごすことができます。
ただし、荷物が重くなってしまうため、自身の体力と相談して選ぶようにしてください。
5.シーズン対応
登山を行うシーズンに合わせたテントを選びましょう。
春から秋まで対応できる3シーズンテントと冬山にも対応している4シーズンテントがあります。
6.価格
予算に合わせてテントを選ぶことも大切ですが、安全性や耐久性を重視した上で選択が最も重要です。
実績の少ない安いテントで、強風により倒壊したという体験談をよく目にします。
安全に登山を終えられて初めて一人前ですので、テント選びは妥協しないようにしてください。
おすすめの山岳用テント
商品名 | ストラリッジテント2人用 フライシート | タニ2P | アトム2P |
---|---|---|---|
ブランド | mont-bell | NEMO(ニーモ) | NEMO(ニーモ) |
重量 | 1.43 kg (テント+ポール) 0.35 kg (フライシート) | 1.24 kg | 1.58 kg |
サイズ | L 210 × W 130 × H 105cm | L 220 × W 130 × L 104cm | L 213 × W 130 × L 112cm |
耐風性 | 高 | 高 | 高 |
耐水性 | 高 | 高 | 高 |
通気性 | 高 | 高 | 高 |
シーズン | 春夏秋 | 春夏秋 | 春夏秋 |
ストラリッジテント フライシート | 詳細を見る | 詳細を見る |
これらのテントは、それぞれ異なる特徴があります。自分の登山目的や好みに合わせて選んで、快適なテント泊登山を楽しみましょう!また、テント泊で山料理に挑戦する場合は、軽量で使いやすい調理器具も揃えることが大切です。
合わせて購入したいグラウンドシート
グラウンドシートとは、テントの床面と地面の間に敷くシートのことで、以下の役割があります。
- 床面の保護:テントの床面を破損や汚れから守ることができる
- 防水性:地面からの湿気を防ぎ、テント内を快適に保てる
- 断熱性:冷たい地面からの冷気を遮断し、暖かさを保てる
おすすめのグラウンドシート
ブランド | mont-bell | NEMO(ニーモ) | NEMO(ニーモ) |
---|---|---|---|
商品名 | グラウンドシート ドーム2 | タニ 2P用フットプリント | アトム 2P用フットプリント |
重量 | 215g | 220g | 230g |
シーズン | 春夏秋 | 春夏秋 | 春夏秋 |
詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
純正品はサイズもぴったりなので、テントと合わせて購入することをおすすめします。
シュラフ(寝袋)
テント設営が終わり、睡眠時に体温を下げない布団代わりになるのが、シュラフ(寝袋)です。
シュラフは、「ダウン(羽毛)」と「シンセティック(化学繊維)」の2種類に分けられます。
ダウンシュラフの特徴 | シンセティックシュラフの特徴 |
---|---|
軽量 保温性に優れている 湿気に弱い 値段が高い | 湿気に強い 価格がリーズナブル やや重い |
山岳用シュラフを選ぶポイントには、
- 重量と収納性
- 使用シーズンに合わせたモデル選定
- 保温性
が挙げられます。
1. 重量と収納性
登山ではできる限り軽量コンパクトにまとめることが重要です。
登山でシュラフを使うなら、ダウンシュラフが圧倒的におすすめです。
2. 使用シーズンに合わせたモデル
シュラフは、
- 夏用
- 3シーズン用(春〜秋)
- 冬用・厳冬期用
などのシーズン毎に分かれています。
気温が低くなるにつれて、シュラフ内の綿の量が増えて重量も重たくなります。
夏山では薄手のシュラフで十分ですが、春や秋、標高が高い山では保温性が不十分で対応できません。
テント泊初心者であれば、3シーズン用を使うの安心です。
3. 保温性
シュラフは気温に応じて快適に睡眠できるかの目安が設定されています。
自身の想定する山岳や季節に適応した温度範囲が表示されているシュラフを選ぶようにしてください。
おすすめのシュラフ
ブランド | モンベル | NEMO(ニーモ) |
---|---|---|
商品名 | シームレスダウンハガー800 #3 | FORTE フォルテ35 スリーピングバッグ |
重量 | 531g | 960 g |
収納サイズ | φ 13 × 26cm | φ 23 × 29cm |
適応身長 | ~183cm | ~183cm |
快適温度 | 4 ℃ | 4 ℃ |
使用可能温度 | -1℃ | -1℃ |
シーズン | 春夏秋 | 春夏秋 |
詳細を見る | 詳細を見る |
マット
テント内での生活や睡眠時に、地面からの冷気を遮断してくれるのが【マット】です。
山岳用のマットは、「フォームマット」、「エアマット」、「コンフォートマット」の3つの種類に分けられます。
フォームマット
ポリエチレン製のマットで折りたたんで持ち運ぶタイプ
メリット | デメリット |
---|---|
軽量 安価 | 持ち運ぶときに大きい 他のマットと比べると保温性・クッション性が劣る |
エアマット
空気を入れて膨らませるタイプ
メリット | デメリット |
---|---|
軽量 保温性が高い クッション性が高い | 価格が高め 空気漏れのリスクがある |
コンフォートマット
空気を入れて膨らませるタイプ、かつ内部にウレタンマットが入っている。
メリット | デメリット |
---|---|
保温性が高い クッション性が高い | 価格が高め 少し重たい |
※登山嫌いな妻が愛用しているマットで、涸沢カールの岩がごつごつした場所でも快適に過ごせました。
- 快適さ:個人の寝心地の好みに合わせて選ぶ
- 保温性:高い標高や寒いシーズンでの使用を想定するなら、保温性の高いマットを選ぶ
- 耐久性:長期間の使用や過酷な環境での使用に耐えられる耐久性のあるマットを選ぶ
シュラフとマットを選ぶ際は、登山の目的や状況に応じて、適切な種類と機能を持つもつギアを選ぶことが大切です。
登山で睡眠不足になると次の日の山行にも影響して、事故や遭難のリスクも高まります。
予算や個人の好みも考慮して、最適な製品を見つけてください。
おすすめのマット
ブランド | モンベル | THERMAREST(サーマレスト) |
---|---|---|
商品名 | U.L.コンフォートシステム アルパインパッド25 150 | クローズドセルマットレス Zライトソル |
重量(g) | 630 | 40 |
サイズ(cm) | L 150 ×W 50 × D2.5 | 183 × 51 × 2 |
価格帯 | やや高価 | 安価 |
保温性 | ◎ | 〇 |
快適性 | ◎ | 〇 |
特徴 | リペアキッド スタッフバッグ付 | とにかく軽い 大きいので持ち運びに注意! |
ネット通販では無名ブランドの価格帯が安いエアマットも売られていますが、パンクして使えなかったことがありました
極力、ブランド品を選択することをおすすめします
ヘッドライト・ランタン
テント泊登山では、夜になると明るい照明が欠かせません。
ヘッドライトやランタンは、料理や夜間の移動など様々なシーンで活躍します。
ヘッドライト | ランタン |
---|---|
頭に装着して使用する携帯照明 手元・足元を照らす 早朝や夜の行動中に使用リット | 広範囲を照らす照明 手元だけでなく周囲を照らす 山料理をする際に便利メリット |
ヘッドライト・ランタンを選ぶ際のポイントは、
- 重量
- サイズ感・収納性
- 明るさ(ルーメン)
- 点灯時間
- 防水性能
などが挙げられます。
ヘッドライトの選び方、おすすめランタンについて、気になる方は以下をご覧ください。
【関連】【徹底解説】ヘッドライトの選び方 充電式or乾電池式どっちがおすすめ?
【関連】登山におすすめ! ソーラーランタン キャリー・ザ・サン徹底レビュー
おすすめヘッドライト
ヘッドライトでナイトハイクを楽しむなら、基本的に明るさ300ルーメン以上あれば問題ありません。
おすすめランタン
登山で使うランタンは、ソーラー充電ができて電池切れリスクが低い『キャリー・ザ・サン』がおすすめです。
軽量・コンパクトで、折りたためるのでバックパックに吊り下げて移動中の充電もできます。
【関連】【テント泊におすすめ】キャリー・ザ・サンを解説 口コミ・レビュー
ガスバーナー
ガスバーナーがあれば、登山中のいつでも温かいお湯を手に入れて、コーヒーやカップラーメンを楽しめます。
ガスバーナーを選ぶポイントは、
- 使いやすさ
- 重量
- 燃費
- 安定性
- 耐風性
が挙げられます。
おすすめのガスバーナー
ブランド | イワタニ・プリムス | SOTO | ジェットボイル |
---|---|---|---|
商品名 | ウルトラバーナー P-153 | アミカス SOD-320 | MiniMo ミニモ |
重量 | 110 g | 81g | 400 g |
梱包サイズ(cm) | 11 × 8.6 × 4.8 | 4 × 4.3 × 7.5 | 20 × 16.5 × 13 |
火力 | 3600 kcal/h | 2600 kcal/h | 1404 kcal/h |
耐風性 | ◎ | 〇 | ◎ |
特徴 | 圧倒的な火力 安定した炎 携帯性が良い 4本のゴトクで安定性◎ どんな料理も対応可能 | 十分な火力 最も軽量・コンパクト 3本のゴトクで安定〇 | 独自の構造で圧倒的な省エネ お湯を沸かすガス消費量は他の半分 コッヘルなどオールワンセットで収納性◎ ゴトクがついて料理もできる |
詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
これらのバーナーは使いやすさや機能性が高く評価されているため、初心者から上級者まで幅広い登山者におすすめです。
自分の登山スタイルや予算に合わせて選んでみてください。
調理器具(コッヘル・マグカップ・カトラリー類・マルチツール)
テント泊登山では欠かせない山料理を楽しむなら、調理器具・クッカーは必須ギアです。
山料理で使う調理器具・クッカーには、
- コッヘル
- マグカップ
- カトラリー類(フォークやスプーンなど)
- マルチツール(ナイフなど)
を最低限、準備すれば問題ありません。
調理器具を選ぶポイントには、
- 重さ・収納性:軽量でコンパクトに収納できるものを選ぶ
- 材質:アルミニウム、チタン、ステンレスなどから用途によって選ぶ
- 機能性:どんな料理を楽しむか事前確認が大切
が挙げられます。
コッヘルやカップは材質によって性能が異なります。
調理器具の材質と特徴
材質 | アルミニウム | チタン | ステンレススチール |
---|---|---|---|
重さ | 軽量 | 最も軽量 | 重め |
熱伝導性 | 高い | 中程度 | 中程度 |
耐久性 | やや低い | 高い | 高い |
耐食性 | 中程度 | 高い | 高い |
値段 | 低価格〜中価格帯 | 高価格帯 | 低価格〜中価格帯 |
お手入れ | 比較的簡単 | 簡単 | やや難しい |
自分のニーズや好みに合わせて、お気に入りの調理器具を見つけて、山のテント泊をより一層楽しんでください。
おすすめのコッフェル
コッフェルは、お湯を沸かすとき、調理や食器として使える多目的に使用できる鍋です。
お米を炊けるメスティンはとても人気です。
初心者の間は、クッカーや食材の持ちすぎで荷物が重くなりすぎないように注意してください。
おすすめのマグカップ
カップは、飲み物を飲むための容器で、折りたたみ式やスタッキング式など様々なデザインがあります。
スノーピークのまぐはおしゃれでとてもかわいいデザインをしています。
登山中に、コーヒーなどを入れてテンションが上がるお気に入りのマグを選んでみてください。
おすすめのマルチツール
マルチツールは、ナイフ、フォーク、ハサミ、栓抜きなど複数の機能を持った便利な道具です。重さや機能、材質に注目して選びましょう。
おすすめのカトラリー類
カトラリー類は、食事の際に使うスプーンやフォーク、ナイフなどの食器です。
折りたたみ式やスタッキング式、マルチツール式などがあります。
テント泊のすすめ!
この記事を通じて、初心者から経験者までテント泊登山に必要な装備について徹底解説しました。
これからテント泊に挑戦する方や、もっと快適なテント泊登山を求めている方にとって少しでも参考になれば幸いです。
あなたも大自然と一体になりながら、忘れられない大冒険に挑戦してみませんか?
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