【登山嫌いな妻】山登り2年目の始まりは大阪一の金剛山!~登山あきました…!?~

こんにちは。

登山歴10年 山が大好きな僕 おるおるです。

しかし、妻は登山が嫌い。そんな妻がいつか山を好きになる姿を夢見て挑戦しています。

「登山嫌いなパートナーと一緒に登りたい」「アウトドアが苦手な家族と楽しみたい」このブログはそんな悩みを持った人に参考になればと、学びや体験を書いています。ぜひ参考にしてみてください。

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◇登山嫌いな妻 登山2年目の挑戦

登山嫌いな妻と本格的な登山を初めて2年目の5月になりました。僕は花粉症で冬山には登れなかったため、好山病の禁断症状で震えていました。必死にヨメジを説得してやっとの思いで、一緒に山へ行ってくれることに。

今回登る山は、大阪一の標高を持つ金剛山です!大阪に住んでいる人で知らない人はいないと思います。金剛山は山頂までのルートが複数あり、初心者向けの階段メインのコースから沢を登るルートなどバリエーション豊か。ヨメジが退屈しない登山コースを選択しました。

今回、挑戦するルートはコチラです。

登り:松の木コース → 頂上 (1h30min.)

下り:頂上 → 千早新道 (1h)

金剛山・二上山・大和葛城山-2019-06-01 / おるやま△登山嫌いな妻と山に行くさんの金剛山の活動データ | YAMAP / ヤマップ

今回のポイントは、登りと下りでコースを分けたことです。登山はすぐに飽きてしまうヨメジを楽しませるためには、変化が重要です。登りは樹林帯でも杉や松などの樹林帯を登りきるルートを選びました。下りは最短かつ短時間で降りれて危なくない初心者向けのコース千早新道を選びました。

さらに今回の登山から、アクションカメラ最高峰のGoPro HERO 7 Blackを購入しています。登山嫌いなヨメジが登山を好きになるまでの歴史を残せるツールとして購入しました。GoProを装備したことで、ヨメジも大喜び。登山へ少し前のめりになってくれている気がします。

◇登山嫌いな妻 大阪一高い山を目指す

AM 8:30 駐車場到着

駐車場に車を止めて登山口までゆっくりと道路沿いに歩いていきます。ヨメジは腕をうねうねと動かしていました。

おるおる
おるおる

「なにしてるの?!」

ヨメジ
ヨメジ

「ん~、何もしてないよ。踊ってるだけ~。」

山にきてヨメジが踊っている。そんなことが起こってよいのかと感動する光景です。今回GoProがあるので、しっかりヨメジのダンスをとらえました。

ヨメジ
ヨメジ

「そばやあるね」

おるおる
おるおる

「ヨガ?!」

ヨメジ
ヨメジ

「そばだって!!」

おるおる
おるおる

「あ~、そばか!蕎麦屋あるよね

何気ない会話が全部記録されています。GoProの性能は良好。ヨメジのテンションを上げてくれる効力も発揮して一石二鳥でした!登山口からタカハタ谷登山口に向けってゆっくりと登っていきます。

小さな橋までくると、その橋を渡らずに左側の狭い道を入って本格的な登山が始まります。道が急に狭くなり、落ちると川の中へダイブしてしまう可能性が?!

ヨメジ
ヨメジ

「狭い😡!」

狭すぎた道でキレられました。

せっかくご機嫌が良かったのにもったいないことをしました。さらに、登山開始前に準備運動を忘れていたことを思いだしておもむろにストレッチを始めます。ストレッチがクロバティックな妻 ヨメジ!

おるおる
おるおる

「いいね~、アクロバティックだね~!」

ヨメジ
ヨメジ

「うるさいな~.」

テンション爆上げ過ぎて声が大きくなったため、ヨメジに再び怒られました。花粉症の季節が終わり、久しぶりの登山なので声が大きくなりがちの僕でした。川沿いに登り始めるとすぐに松ノ木ルートへの分岐になります。

分岐は標識がないので間違えないように注意が必要。登り始めは杉の樹林帯を急登で稜線に向かいます。

木の根を踏みしめながら一気に高度を上げていきます。20分ほどで尾根に出ます。左右に斜面がある尾根をゆったりと登っていきました。

ヨメジ
ヨメジ

「おるおる映ってないじゃん」

ヨメジがカメラを交代してくれました。久しぶりの登山は楽しいです。

松ノ木コースの由来となる大きな松の木を超えて歩いていきます。こちらを振り返るヨメジと大きな松の木。

ヨメジ
ヨメジ

「あ~疲れてきた((+_+))」

樹林帯を登るだけなのでどんどんヨメジの機嫌が悪くなってきました。ヨメジからカメラを預かって僕がカメラマンを交代します。木の根が敷き詰められた登山道で一気に登っていきます。

ヨメジの登る速度はどんどん上がっていきます。

ヨメジを写すとヨメジが持っていたオレンジ色のリュックがありません。

おるおる
おるおる

「あれ~、ヨメジ荷物どうしたの?!」

ヨメジ
ヨメジ

「食べたの!」

ものすごくうれしそうにこちらを振り返ってくれました。

おるおる
おるおる

「えっ?!食べたの?!軽そうでいいね~。」

実は機嫌が悪くなる前にヨメジの荷物を預かることにしていました。荷物が軽くなったことでヨメジの登る速度はさらに速くなります。

同じような樹林帯を登ることで、徐々にテンションが下がり始めます。だんだんと無言の時間が増えてきました。

突如立ち止まり、険しい顔で振り返ります。

ヨメジ
ヨメジ

「疲れた。ひま」

おるおる
おるおる

「え~暇なの?!GoPro使う?」

プイっと首を横に振り、再び登り始めてくれたヨメジ。しかし、その速度は爆速です。荷物が軽い僕は全然追いつくことができず、まったくついていくことができなくなります。引き離されるのを何とか追いつこうと必死に登ります。

やっと追いついたと思ったら、座り込むヨメジ。すごく退屈そうな顔をしていました。落ちている小枝をいじって不満そうです。

おるおる
おるおる

「何してるの?」

ヨメジ
ヨメジ

「ひまつぶし」

おるおる
おるおる

「え~、登山というジャンルの遊びをしてるのに…暇つぶし?!」

テンションが下がった状態で再び立ち上がり爆速で登り始めたヨメジ。杉の並木道を見上げていました。

樹林帯の尾根をさらに登っていくと空が近くなってきて山頂が近いことがわかってきます。残り時間が短いことがわかってヨメジが急に笑顔になりました。

おるおる
おるおる

「なんか笑顔でいいね。」

ヨメジ
ヨメジ

「そう??

 ようやく登山が終わるってホッとしてるだけだよ。」

山頂まで残り時間は約15分。ゆったりゆっくりと登っていきます。気づけばヨメジがリュックをもってくれていました。ようやく山頂手前の広場に到着です。

山頂の看板で記念撮影!有名なライブカメラには間に合いませんでしたが、大変満足の山頂でした。大阪で一番高い山 金剛山、実は頂上は奈良でだそうです…。この事実を知ったときは衝撃でした🤣

とにかく、無事に登頂できてよかったです。久しぶりの登山でしたがやっぱりサイコーでした!

◇登山嫌いな妻 山ご飯の調理に挑戦

花粉症で2月から5月まで山に登れなかった僕。花粉が飛んでいる間は、ヨメジがあきれるくらい何度も山Youtubeを見てきました。今年の登山は山の上でご飯を作りたいという目標を立てていました。山ご飯チャレンジ第一弾は、金剛山で挑戦です。荷物が多かった理由はクッカーを持っていたためでした。本日のメニューは「ウインナー シャウエッセン!」

手の込んだ料理を準備する実力はないのでウインナーだけにしています。過去の山料理はお湯を沸かしてカップヌードルやみそ汁を作ったことしかありません。今回は炒めるという工程があるので過去最高難度です。

料理をしてくれるのは妻 ヨメジ。料理が好きなヨメジは、すごくご機嫌でウインナーを炒めます。しかし、箸を忘れてしまうという失態をしました。あまり気にせずヨメジはおいしそうに料理してくれました。

いい匂いがする中、おいしくご飯を食べました。すごくご機嫌のヨメジを山で見たのは初めてです。箸を持っていないので素手で頂きました。

おるおる
おるおる

「おいし~~~!」

ヨメジ
ヨメジ

「これはおいしいね!」

頑張って山ご飯とクッカーをもってきて本当に良かったです。ヨメジもすごくご機嫌になって山の魅力の一つが増えたように感じました。

コンビニおにぎりとウインナーを食べ終わり、下山の時が近づきます。

◇登山嫌いな妻 千早新道を下る ~ひざの限界を超える~

おいしい山ご飯を食べて大満足の妻 ヨメジ。今までで一番楽しそうにしていたように感じます。いよいよ下山開始。今回の下山ルートは千早新道を選びました。下山は危ないのでほとんどが階段で安全だと考えました。さらに下山時間も短くすることができるのでヨメジが飽きる前に下山を終わらせる作戦です。この判断があんな結果になるとは…知る由もなく。

とにかくこのコースはず~っと、階段!階段!!階段!!!

おるおる
おるおる

「千早道ルートは、早くおりたい人が使うと良いルートなんだよ。階段だけで難所がなくて早く下りれるの」

ヨメジ
ヨメジ

「そうなんだね。」

下山開始5分でヨメジは怒り始めます。コースが単調ですぐに飽きてしまったようでした。

ヨメジにGoProの撮影を変わって気分転換をしてもらいます。

階段が続く影響もあり、ヨメジの疲れは限界に達してきました。

おるおる
おるおる

「二段飛ばしができれば少しは楽なんだけど、ヨメジは足が短いからムリか。」

振り返ってめちゃくちゃにらまれました。ここまで機嫌が良かったのに余計な一言でした。

決まづい雰囲気の中、少し小走りで下ってみるヨメジ。他の登山者とすれ違う時は元気に挨拶して登山マナーはしっかり守っています。しかし、2人になると再び怒りモード。

とにかく、ヨメジの疲れを誤魔化すために、テレビなどの話題を振って疲れを忘れさせようと試みました。

ヨメジ
ヨメジ

「足がめっちゃ疲れた」

屈伸しながらコチラに訴えてきます。ヨメジに下りの歩き方をいろいろ提案してみます。

おるおる
おるおる

「階段を一つ飛ばしして下ると楽かもしれないよ」

真似して少し小走り気味に一段ずつ飛ばして下りてみます。

ヨメジ
ヨメジ

「待って、これずっと続けられないから!!」

僕とは歩幅が違いすぎて、一段飛ばしでは下りれそうにありませんでした。

おるおる
おるおる

「そうかそうか!?

 じゃぁ、斜めに降りるとひざの負担がかからないよ」

ヨメジは階段を斜めになりながら下ってみました。

ヨメジ
ヨメジ

「確かに楽だけど、これじゃぁ、時間がかかりすぎて一生終わらない。」

さすがに、ヨメジはひざの痛みが限界にきて、しゃがみこんでしまいました。

ヨメジのひざが笑って、プルプルしています。

ようやく6合目まで下りてきましたが、足がプルプルしてクレームをもらいました。少し広いところで足をぶらぶらして疲れ果てた「ムリムリアピール」をしています。

ヨメジ
ヨメジ

「無理だわ、もう無理だわ~!」

ここまで頑張ってくれているヨメジに本当に感謝しつつもゆっくりでも下りないと終わりません。再び荷物を預かり、ひざサポーターをヨメジに装着。気持ちが少し回復してくれて再び下り始めました。

GoProの撮影にも積極的になってくれてタイムラプス撮影も試してみました。気分を変えながらヨメジのモチベーションを何とか保ちます。ここまでくると惰性で下り続けるしかありません。サポーターを調整してひざの痛みに耐えるヨメジ。

千早城跡へ続く分岐まで下ってきました。あと15分程度で登山口です。ゴールが見えてきたこともあり、ヨメジもご機嫌が回復。Youtube の動画的な撮影を試みました。足元が写る画角から歩いている僕を撮影してくれています。さっきまで、疲れ果てたヨメジはもういません!

交代しながら、動画撮影をして楽しい時間が過ぎていきます。

木漏れ日が入り、いい感じの登山風景を撮影できました。

階段ゾーンもいよいよ終わりを迎えます。

残りはコンクリートの坂を下るだけ。ここは川沿いを下りるのでヨメジも元気を取り戻しました。少し小走りして下り始めるヨメジを見て、僕もうれしくなってきます。

きれいな川と水を眺めるヨメジ。

ヨメジ
ヨメジ

「どれどれ、あ~水が生きてるね(*‘ω‘ *)」

ヨメジに本日の登山の感想をインタビューしてみます!

おるおる
おるおる

「さて、今日の一番の楽しみポイントをどうぞ!!」

ヨメジ
ヨメジ

「やっぱ、ウインナーだな!」

すごく笑顔で答えてくれました。登山の楽しみではありませんでしたが、山での料理はヨメジが楽しんでくれる要素だということを学びました。低山で花粉症後のリハビリ登山も兼ねていた僕は大きな収穫を得ました。次回の山では今回のヨメジの笑顔ポイントがもっと増えるように計画をしっかり練っていこうと思います!

下山後は、お昼ご飯に「かすうどん」。疲れ果てた2人の栄養を回復してくれるおいしいうどんでした。

◇金剛山での学びとまとめ

登山嫌いな妻 ヨメジは登山を初めて2年目に入りました。いやいやながらも僕のお願いに応えてくれて再び登山を開始、金剛山を登り切ってくれました。新しいGoProを導入したことで生々しい記録を残すことができるようになり、2人のテンションも高まります。頂上で食べたウインナーがおいしくて、ヨメジはすごく喜んでくれたのも大きな収穫でした。しかし、下山時の階段が続くルートではヨメジのひざが崩壊したため大苦戦。大阪で一番高い山 金剛山で大きな学びを得ることができました。

今回の学び

・GoProの動画撮影が楽しい

・山ご飯や料理を魅力に感じる

・階段が続くルートはひざが崩壊する

金剛山登山での学びを活かして、夏山に向けた本格的な計画をスタートさせます。まだまだ登山が嫌いな妻ですが、今年こそは少しでも山を好きになってもらえると信じて挑戦していきます。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

次回も読んで頂けますと幸いです。

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