【登山嫌いな妻】猛暑の西穂高独標を目指した日 ~初めてブチキレる恐怖の山日記~

登山嫌いな妻の山日記

こんにちは。

登山歴10年 山が大好きな僕 おるおる です。しかし、妻のヨメジは山が嫌い。

初めて本格的な登山に挑んだ妻 ヨメジ「山って涼しいんだよ」と連れ出したにもかかわらず灼熱の山を登ることに。。。「景色を見ても感動しない暑くてつらい」経験で、妻は登山が嫌いになりました。中央アルプス 灼熱ほ木曽駒ヶ岳に挑んだ記録はコチラです。

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登山嫌いな妻と第2の登山交渉へ!

僕 おるおるは、木曽駒ヶ岳の登山で大きく反省。登山は人によって楽しみ方が違うことを学びました。

おるおるの感じる山の魅力は3つ

  1. 外界では見ることができない美しい景色が広がる世界
  2. 山頂になった時の圧倒的な達成感
  3. 非日常的ですばらしい冒険体験

しかし、登山嫌いな妻 ヨメジはどれも興味がないです。前回の登山で学べた内容はこんな感じ。

木曽駒ヶ岳で学んだ楽しみ方
必要な登山条件
  • スイーツがある
  • きれいな川があること
  • 動物がいること
  • 涼しいこと
  • 車中泊はなし
  • コースタイムが往復4~5時間

この条件をマッチさせられる山は多くありません。どうしても僕は、ピークに立ちたいという自身の欲求がありました。妻が楽しめそうな条件にマッチする山をリストアップしてみます。

山候補リスト 

①北アルプス 「焼岳」 新中の湯コース

→ 景色は抜群に良いが山小屋がなく、川もない。 ヨメジが楽しめそうなスポットが少ないため断念

②北アルプス 燕岳 中房温泉ピストン

→景色サイコー、スイカがあるが、コースタイムは往復7hで急登続きのため断念

③北アルプス 西穂高独標 

→ロープウェイで標高があげれて、コースタイム 往復4hで景色が抜群!西穂山荘でご飯も食べられる。ライチョウに出会える可能性あり。アスレチック感のある岩場も体験できて楽しい登山になるのでは?!

念のため、おるおるの母に相談してみました。

おる母
おる母

「私とおる父は初心者だったけど、西穂独標に登ったよ~。

 岩場を登るから怖かったけど行けたわ!

 すごくきれいだったよ!」

いい意見がもらえて確信に変わりました。単調な登りの山道だとヨメジは飽きてしまいます。変化のある岩場も一部あればより楽しめるはずだと考えました。この判断が後で痛い目に合うことを知る由もなく。。。再びヨメジを山に誘います。

おるおる
おるおる

「前回の木曽駒ヶ岳は間違い!あんなに暑いのは本当にまれだよ。山はもっと涼しいんだよ。今年の夏が暑すぎただけだよ。」

次は北アルプスの西穂独標に行きたいことを伝えます。

おるおる
おるおる

「北アルプスは涼しいし、景色もきれいだよ。

 岩場もあってアスレチック感のある山だから、前回みたいにあきないと思うよ!」

ヨメジ
ヨメジ

「う~ん。なんか他にないの?」

おるおる
おるおる

「今回もロープウェイで標高を上げれるし、往復は5時間くらいだよ」

ヨメジ
ヨメジ

「他にないの?」

おるおる
おるおる

「西穂山荘って山小屋もあるからおいしいご飯も食べられるよ。」

ヨメジ
ヨメジ

「じゃぁいいかなぁ。。。」

まったく乗り気ではありませんでしたが、何とか交渉が成立して、西穂独標へ向かうことになりました(*’▽’)

登山が嫌いな家族への伝えるポイントは、一緒に行きたい熱意を伝えることが大切だと思います。ソロ登山にも魅力はありますが、家族と感動を共有する楽しみ方が僕は好きです。

◇登山嫌いな妻 西穂高独標に向かう

今回選んだ西穂独標へは、もっとも有名な「新穂高ロープウェイ」で向かうルートです。岐阜県の新穂高温泉にあるロープウェイに乗って山頂を目指します。名古屋から新穂高温泉までは、車で約3時間の道のり。車中泊が嫌いな妻を連れていくために、再び早朝出発に挑戦です。

午前3時起床。眠ったままの妻の服を着替えさせます。顔を洗って歯磨きをしたら、ヨメジと荷物を車へ積み込みます。

午前4時、いよいよ新穂高温泉に向けて出発。午前8時頃に南部平臨時駐車場に到着しました。週末のため、駐車場は過酷です。朝が遅いので無料駐車場はすでに満車。道路わきもびっしり車が埋まっている状況。。。

露中で問題が起きないように、しらかば平臨時駐車場へ移動しました。有料ではありますが、他の登山者の迷惑にならないので、ヨメジもご機嫌でした。

荷物をまとめていよいよロープウェイに登場です。2020年に新しいゴンドラに変わりましたが、僕たちが乗ったのは白に赤いレールが印字されたゴンドラです。新穂高ロープウェイは荷物が重いと追加料金が発生します。僕は、テント泊や縦走装備を持たれている強者の登山者たちを尊敬のまなざしで見ていました。

西穂高ロープウェイ 引用元:O-Dan

ヨメジは全然興味がありません。ゴンドラに乗って、いざ2,156mの西穂高口駅へ!!天気は晴天でした。笠ヶ岳ドーーーン!槍ヶ岳バーーーーン!っと美しい景色が広がります。

西穂高口駅の展望台では絶景が広がっていました。さすがにヨメジも興奮気味で、笑顔で記念撮影をしました。

ヨメジ
ヨメジ

「もう登山終わったね~~(*’▽’)」

おるおる
おるおる

「待って待って、これからだよ~」

なんとか登山はこれからであることを納得してもらえました。

◇登山嫌いな妻 西穂高独標に挑む

今回、挑む西穂高独標の登山コースはコチラです。

西穂高独標へのコース

コースタイム:約 4時間

体力:★☆☆      技術力:★★☆

ロープウェイ駅 → 西穂山荘(1h20min.) → 西穂高独標(1h) → 西穂山荘(40min.) → ロープウェイ駅(50min.)

※ロープウェイから西穂山荘までは樹林帯の中を歩きます。西穂山荘からは稜線上を歩くので大展望が広がります。最大の難所は独標直下の岩場!

西穂丸山・西穂独標 / おるやま△登山嫌いな妻と山に行くさんの西穂丸山西穂高岳独標(岐阜県・長野県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ

はじめは、平らな道と木道を10分ほど歩いていきます。すると、小さな小屋が建っていました。登山届を提出する大切な場所です。しっかり登山届を提出して、いざ登山開始!!

小屋を過ぎると本格的な登山道で徐々に高度を上げていきます。第一目標は西穂山荘まで約1.5時間。展望のない樹林帯の中を進みます。整備された道で非常に歩きやすい印象でした。しかし、ヨメジにとっては単調な道でしかない。すぐにあきます。

ヨメジ
ヨメジ

「あきた・・・」

まだ登山を開始して15分くらいしか経っていません。

おるおる
おるおる

「え~、なんかお話ししよう」

なんとか話題をひねり出しながら登山から目を遠ざけます。

途中で木々が開けた場所があり、正面に笠ヶ岳の山容が見えてきました。天気に非常に恵まれていて美しい絶景が見れて、僕のテンションは爆上がりです。

約1時間20分で、西穂山荘に到着。トイレ休憩をして再び出発です 。次の目標は独標の頂きへ!時間がかかればかかるほど、ヨメジのテンションは下がっていくので、サクサクっと進むことが大切です。西穂山荘を出発してから約20分で初めのピーク丸山に到着しました。ここまでは高度感もあまり感じることもなく、しっかりした登山道を歩けます。展望も抜群で、上高地や焼岳のきれいな景色が見えました。

ヨメジ
ヨメジ

「おお~これはきれいじゃん(=゚ω゚)ノ」

おるおる
おるおる

「だよね!きれいでしょ~(*’▽’)」

初めてヨメジが山の景色を褒めてくれて、本当にうれしかったです。西穂独標まではまだ距離はありますが美しい稜線が続きます。

正面には笠ヶ岳が見えて本当にきれい!しかし、ここから地獄の登山が再び始まります・・・。本日の天気は快晴・・・。もちろん気温がめちゃくちゃ高い;つД`)北アルプスでこれほど暑いのは初めての体験でした。体感温度は35度以上です。風もほとんど吹いていないので、汗が噴き出ます。

当時の日本は本当に暑すぎました。

ヨメジ
ヨメジ

「全然涼しくない・・・」

まったくその通りで返す言葉もありません。

おるおる
おるおる

「ごめんね。こんなはずじゃなかったんだけど。

 本当にごめん」

何度も謝りながら、前進しました。さらに悲劇は続きます。独標の最後の頂は「崖」!初心者でも登れるとは聞いたけど、なかなかの高度感でした。ヨメジも震えながら、必死に登ってくれました。山頂で笑顔の記念撮影を撮りました。

◇登山嫌いな妻 初めて山でキレた日!

僕ははじめての独標登頂で大興奮!見下ろせば上高地の建物と梓川の流れが見えました。

振り返れば、北アルプスの名峰焼岳が見えています。

おるおる
おるおる

「ヨメジ、あの山がね笠ヶ岳でね。

 こっちは焼岳だよ~。焼けてるでしょ?!」

ヨメジ
ヨメジ

「山ABCにしか見えんけどな(怒)」

冷たい返事とイライラが返ってきました。振り返ると、ものすごい形相でこちらをにらみつけていました。。

ヨメジ
ヨメジ

「何が楽しいかわからん。怖いし。高いし。

 早く帰ろ(怒_怒)」

キレてる!?まだ山頂に到着して3分くらいしか経っていないのにご機嫌が最悪の状況に。。。達成感とか景色の良さとかを説明してもまったく共感なし。写真で満面の笑みだったのは、結婚式で使うかもしれないと考えてくれていたためでした。

ヨメジ
ヨメジ

「でも、今回は泣いてないし、すごいでしょ!?」

少しご満悦な顔でこちらを見てくれました。持ってきたコンビニのおにぎりを食べて腹ごしらえです。あまり機嫌のよくないヨメジの横で、写真を撮りながら感動に浸りました。西穂高山頂やジャンダルムへ向かうには独標の先の荒々しい岩稜線を進みます。登山道を見ただけで足がすくむ高度感で僕にはまだまだ早いと痛感しました。大絶景に大興奮の僕 おるおるです!

写真を撮り終えて満足した僕は妻のご機嫌も直りそうになかったので、下山することにしました。といっても、気づけば山頂に滞在した時間は約40分です。楽しい時間が過ぎるのは一瞬でした。振り返ると、ヨメジが急にニヤニヤしています。ちょっとうれしくなったので理由を聞いみると…。

ヨメジ
ヨメジ

「やっと山を下りれると思うとうれしい」

とのことでした。確かに暑いし、写真も一通り取り終わったので、下山し始めます。しかし、下山開始した独標の岩場でヨメジが座り込んでしまいました。

ヨメジ
ヨメジ

「怖いよ~。下りられない~。」

恐怖で足がすくんで下りられなくなってしましました。しかし、登山者は上からも下からも次々に来るので本当に危ない。渋滞しているので仕方ないですがヨメジの気持ちを立て直す時間を少しもらいたかったですね…。

おるおる
おるおる

「ゆっくりでもいいから進もう。あとちょっとだ!

 足元注意してゆっくり行こう」

ヨメジを何とか励まして立ち上がらせます。その結果、ヨメジはキレました。

ヨメジ
ヨメジ

「あ~も~(怒)」

すごい怒気を放ちながら、ゆっくり足元を確認して三点支点で難所をクリアしました。この日、ヨメジは嫌いな登山に対して怒りを力に変えるようになりました。木曽駒ヶ岳では泣いていたヨメジがレベルアップした瞬間です。今後の登山では、天国と地獄が入り乱れる激しい登山体験をすることなんて知る由もなく…。

そして、キレながら登山をする人を僕はもう一人知っています。「世界の果てまでイッテQ登山部のイモトアヤコ」!ヨメジの顔はイモトにどことなく似ていましたが、登山スタイルまで似てくるとは思いませんでした。

◇登山嫌いな妻 笑顔の西穂山荘と下山

西穂独標直下は、岩場が続きで足場も悪いので緊張感をもって進みました。丸山まで下山してくると登山道も広くなり、ヨメジのご機嫌も良くなっています。独標から約40分で西穂山荘に到着です。お昼ご飯を食べていましたが暑さにやられてバテバテになりました。山小屋でおいしいご飯のご褒美だと入りました。ヨメジは岩場の緊張からも解放されていて、おなかが空いた様子。ここで、西穂山荘名物のラーメンを食べてみることにしました。

後で知りましたが、西穂山荘のラーメンは名物でとてもおいしいです。猛暑の登山を終えて汗をいっぱいかいていたので、ラーメンの塩分が身体に染みわたります。これまでで食べたラーメンで一番おいしかった気がしました。一瞬にして完食しました。お土産ゾーンにはかわいい「バンダナ」や「手ぬぐい」などがありました。ヨメジも購入しようかと悩んでいましたが、山に思い入れがないので何も買わずに外へ出ました。今から思えば、思い出に一つでも買っておけばよかったです。

休憩もしっかりしたので西穂山荘を出発して樹林帯の中を再びロープウェイに向かって歩きはじめます。約50分の道のりは単調ではありますが、ヨメジのご機嫌は悪くありません。足が痛いというクレームを聴き続けましたが、登山がもうすぐ終わることにでテンションは高めでした。

登山届を提出した小屋を超えて、再びロープウェイの西穂口駅に到着です。ここまでくるとヨメジもユーチューバーのように動画撮影をしてくれていました。

山を登っているときは地獄のような体験をしていますが、下山してくると本当に楽しい思い出に変わる不思議な登山体験です。

おるおる
おるおる

「楽しかったね~~(*’▽’)

 ラーメンもおいしかったし!!」

ヨメジ
ヨメジ

「そうだね~。でも当分山はいいや~」

猛暑の中、西穂独標に挑戦したヨメジ!無事に登頂できました。しかし、涼しいはずの山は2回続けて猛暑という結果に。。。ヨメジはキレてしまうし、大変な登山になりました。西穂独標の登山で、登山嫌いな妻と山に登るための学びと反省をまとめてみます。

登山嫌いな妻と山に行く今回の学び

  • やっぱり、おいしいものは重要!
  • 景色はきれいなほうが良い
  • 天気が良すぎたときの暑さ対策の工夫

登山好きな おるおる の反省点

  • 自分の行きたい山を選びがち
  • 自分の感動ポイントを押し付けがち
  • 山に興味がない人に山の紹介をしがち

登山初心者のヨメジが1年目で、西穂独標を踏破したことは本当にすごいと思います。まだまだ登山は嫌いな妻ですが、いつか山を好きになってもらえるように挑戦を続けていきます。

最後まで読んで頂きありがとうございました。写真をほとんど消してしまって残っておらず、イラストと文章ばかりでわかりづらかったかもしれません。次回からは写真のストックもあるので、しっかり記録を綴っていきます!

次回も読んで頂けますと幸いです。

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